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KAZUYUKI KUMAGAI ATTACHMENT 高品質且つデザイン性を追求したアウター

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本当は昨日、紹介するつもりだったのですが、

店頭の方が遅くまで賑わい、ウェブストアのページの用意に少し時間がかかってしまいました。

本日はKAZUYUKI KUMAGAIの真骨頂といえる実用性を伴うデザインウェア、

日本の厳しい冬場を苦もなく乗り越えられるスペックの高いアウターをピックアップ致します。

 

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LOOMのセレクトで欠かせない防寒着の代表がムートンであるとすれば

それに対となるのがダウンジャケットになると思います。

暖かさに加えて天候を気にせずに何処へでも着て行けるような手軽さが魅力です。

一般的にはボリュームがあり着膨れをしてしまうことから敬遠しがちでしたが、

完成度の高い裁断パターンと中に詰めたダウンのパッキングに工夫をすることで

通常のジャケットと変わらないシルエットを維持したスタイリングに映えるアウターとして仕上げています。

 

#1. / レギュラーフィットのフーデッドダウンJKT

 

 

[ Outer ]

KAZUYUKI KUMAGAI Hooded Down Jacket [Peach Skin Nylon]

Price / ¥75,600 - (in tax)

Size / 2(S) , 3(M)

Color / Black

Material / Peach Skin , Down Feather

 

 

前合わせの重なったデザインはラップコートに共通します。

撥水効果の高い素材を用いたアクティブなダウンジャケットの要素に

モード感のあるデザインを組み込んだ作品になります。

 

 

表面上は縫い目を極力なくしてもこつきを排除しています。

一見、通常のフードジャケットのように見えますが、

内部ではダウンパックを小分けして区切りをつけています。

 

 

しっかりとダウンを詰めている反面、

脇下からウエストにかけてのシェイプ感を出しています。

自然に身体にフィットするようなシルエットづくりを意識したダウンジャケットになります。

 

 

 

大きく開けたデザインのネック、フードはファスナーの開閉の具合で様々なアレンジが楽しめます。

すっきりとした丈感はレイヤードにも向いているので着合わせのバリエーションを考えるのも楽しくなりそうです。

 

 

少し張り感のあるピーチスキンという素材を使用。

極めて高密度で微起毛したマットな風合いが特徴です。

冒頭でも触れましたが簡易撥水効果を持ち、軽量であるため、

ストレスなく、何処へでも手軽に着て行くことが出来ます。

 

 

ファスナーはイタリア製。

ラッカーニの中でも重厚で金属のかみ合わせが強固なモノを選別しています。

ここのファスナーはずっしりとした見た目に反して滑りが良くなめらかな点も特徴になります。

 

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#2. / ダウンとは思えないシルエット、ダウンコート

 

 

[ Outer ]

KAZUYUKI KUMAGAI Shawl Collar Poplin Melton Down Coat [Cashmere & Wool ]

Price / ¥89,640 - (in tax)

Size / 1(S) , 3(M)

Color / Black

Material / WoolCashmere , Down Feather

 

 

ぱっと見はメルトンのコート、

袖を通すとダウンの温かさと軽さを感じるアウターです。

 

 

 

こちらは今年らしい適度なゆとりを纏わせたフィッティング。

それにダウンを詰めてもなお、不細工に着膨れしないシルエットづくりの巧さが際立つ作品となります。

ダウンはシート状に加工されたモノを充填し、膨らまずにフラットな質感に仕上げています。

 

 

ウールコートのシックな装いにシティユースに最適なダウンアウターのスペックを共有、

普段の生活での使いやすさもずば抜けているのではないでしょうか。

 

 

ジャストフィットで細身で合わせるのであればサイズ1、

少し余裕を持たせてゆるやかな雰囲気を出すのであれば3と、

サイズごとで着こなしのパターンに変化を出しています。

 

 

高密度ですが、厚みをなくし、軽やかに仕上げたメルトンポプリンを使用しています。

しっとりとしたメルトンの質感とダウンとの相性が良いライトタッチの風合いのある素材です。

 

 

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#3. / 旬のオーバーサイズに洗練味を与えたメルトンコート

 

 

[ Outer ]

KAZUYUKI KUMAGAI Stand Collar Coat [Glen Check Tweed Melton]

Price / ¥97,200 - (in tax)

Size / 3(*One Size)

Color / Black

Material / Glen Check Tweed Melton

 

 

ボディと襟元が一体化したハイネックコート。

廃れることのないメンズコートの中でも普遍的なデザイン性ですが、

今、丁度気持ち良く着れるサイズ感に落とし込んでいます。

定番的なアイテムにもファッションの流れを意識してつくられています。

 

 

 

リラックス感を意識した作風はワイドパンツとの相性も良く、

細身のスタイルからの広がりがあり、

以前から着用しているモノと最近のモノ、今後着るであろうモノ、

時の流れに応じたスタイルを組むことが出来るのではないでしょうか。

 

 

前述のようにオーバーサイズではありませんが、

ラグランで体型に馴染む肩回りからボディ~裾にかけて

Aライン状に広がるようなラインを描きます。

 

 

生地は少し肉厚なメルトン地となります。

グレンチェックの奥行のある風合いが真っ黒とは異なる陰影感、

ハードさを抑えた黒でもやや温かみのようなモノを感じさせます。

 

 

ウールにアルパカやヘンプを混紡した素材はざっくりとした表情を作り、

柄だけでなく、織りの雰囲気を立体的に表現しています。

 

 

下記のコートが同型の素材違いで展開しています。

着用感は同じようになりますので参考までにご覧くださいませ。

 

 

[ Coat ]

KAZUYUKI KUMAGAI High Neck Coat [Cashmere/Wool Double Melton]

Price / ¥78,840 - (in tax)

Size / 2,3 

Color / Black

Material / Cashimere Wool Double Melton

 

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#4. / 高機能を詰め込んだ最上級のダウンジャケット

 

 

[ Outer ]

ATTACHMENT Hooded Down Coat / Breathable Waterproof [Rip Stop Nylon & 3Layer]

Price / ¥91,800 - (in tax)

Size / 1(S) , 2(M)

Color / Black

Material / Nylon , Down Feather

 

 

街中以上のスペックを備えるダウンジャケット。

シティユースに加え、バイクに乗る際にも心強い作品です。

そういったアクティブな要素にファッション感を与えたダウンジャケットになります。

 

 

アナトミカルなパターンで細身のシルエットに動きを与えています。

モッズコートとマウンテンパーカーを組み合わせたデザイン性は

ストリート/アウトドアとモードの融合を極めて自然に行ったようにみえます。

 

 

3Layer構造、

三層からなる特殊なフィルムの重なりで高いレベルでの防水透湿を実現する素材です。

超高密度のリップストップ素材となり、軽量ですが素材の耐久性も抜群です。

 

 

全てのファスナーがテープ部分に防水性のあるフィルムを張ったアクアガード、

全方位からの水の侵入を防ぎます。

 

 

フロントはファスナー自体の存在感が際立つ"VISLON"を使用しています。

高機能系のファスナーの中でも非常に高価でExcellaと並ぶ高級ファスナーとなります。

 

 

高い防寒性を持ち、ハードな運動量にも耐える機動性も備えています。

シチュエーションによっては暖まり過ぎることもあり得ます。

スノーウェアに良く搭載されているベンチレーション(通気口)として

脇下が開閉するように設計されています。

 

 

ATTACHMENTラインからは普通に考えたらおかしいであろう価格帯で

高機能素材を用いたハイスペックウェアがリリースされますので

そういった部分を旨味としてセレクト致しました。

 

 

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ここ数日、寒さを感じることが多く、

少し先が心配になっていましたが、

本日紹介したアウター類があれば難なく乗り越えられそうです。

デザイン性と機能性のどちらも損ねることなく、

高いレベルで作り込めるのがKAZUYUKI KUMAGAIの持味の一つだと思います。

袖を通して直接実感して頂けると嬉しいです。

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

http://loom-osaka.com/shopbrand/KAZUYUKIKUMAGAI/

 

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BLOW "ORE BANGLE & BRACE" / "HOOK NECK"

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BLOW by JUN UEZONOから、18AWの最終デリバリーの入荷がございました。
何れも上園氏でしか為し得ない独特の作風となっていますので、其々詳細のご紹介をさせて頂きます。






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[ Bangle & Brace ]

BLOW by JUN UEZONO / THE WILD BRASSES "ORE BANGLE & BRACE"

Price / ¥21,600 - (in tax)

Size / M

Material / Brass , Leather




先ずは、"ORE BANGLE & BRACE" と名付けられた真鍮と革のペアブレスレット。
重ね付けでも単体でも、左右の腕に一つずつでも装用が出来るタイプですが、
其々に意匠が強く込められた作品となっています。


真鍮のバングルの方は、ナロータイプですが適度な厚みを持たせた屈強で堅牢感の印象。
勿論、こちらも他の作品と同じく、型に流し込んで精製される一般的なアクセサリーと違い、
刀鍛冶の様に金属を叩いて焼込んで墨付けを何度も重ねて。を繰り返し行って、製作されています。


均整の取れた一律の容姿を持つ工業生産品には無い、有機的な質感を持つ個体差がアジとなる作風。

何度も墨付けを重ねて。というのは、LOOM OSAKAからのリクエストになりますが、
ほぼ黒色に近付ける様に、通常よりも強く焼き入れを行って頂いています。

真鍮は本来は少し艶味を帯びた金色の質感を持つ金属ですが、
そのまま放置していても、経年で自然とくすみが発生し、アンティーク感を演出してくれるものです。
そこに墨の焼き付けを強く行う事で、月日の経過と共に少しずつ摩耗し、擦り切れて下地が露出します。

それら2種類の経年変化が、二重に二層になって変化して行く様を愉しめる様になっています。
真鍮の綺麗な光沢と、墨付けの退廃的な陰影を上手くMIXさせ、アルチザン要素を表現しています。



革素材のブレスレットの方も、真鍮バングルと同じ程度の大きさや厚みを持つ形状で、
粗野感を前面に打ち出す様に、断面の毛羽を敢えてそのままナチュラルに残した状態にしています。

野性味溢れる水牛革に墨染めの加工を施し、独特の質感や芳醇な香りが立込める様に変化させています。

 

また、留具にバングルと同様に加工された真鍮のパーツを使用し、重ね付けした際に、
より統一感が出る様な仕様となっている点にも注目です。



真鍮と革素材、一つ一つはナロータイプのデザインになりますが、
こうして重ね付けをしてみると、ただ単に並べただけで無く、ニュアンスの統一感が図れて、
しっかりと一つの作品として成立しているのが見て取れます。



手首の位置に、キュッと締まる様に、レザーのコードを絞って調整する事が出来るのですが、

敢えてルーズに、落ちてしまわない程度に緩めて着けるのも良いかと思います。



真鍮と革を上下、順を替えて重ね付けするだけでも、少し雰囲気を変える事が出来ます。
レザーのコードは長く垂らして、アクセントとして自由に。


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[ Necklace ]

BLOW by JUN UEZONO / THE WILD BRASSES "HOOK NECK"

Price / ¥19,440 - (in tax)

Size / F

Material / Brass , Leather




続いて、"HOOK NECK"という、鈎針を模した様な真鍮のペンダントトップと革のコードのコンビに由るネックレス。
LOOM OSAKAでは初めて取り扱う型番になりますが、実は以前から注目していた物になります。
BLOWにしては珍しく、大振りでも小振りで無い、男女共に身に着けて頂ける丁度良いサイジング。



真鍮素材のフックパーツは、棒状の生素材の状態から、焼込んで/叩いて/墨付けして と、
一連の工程をやはり何度も何度も繰り返し、生成されたもの。

鋭利な先端のデザインですが、しっかりと内側を向いていますので、先ず身体に突き刺さる事は無いです。
柄に近い、巻き付いたデザインの部分ですが、後から取って付けたのでは無く、
先端から1本の棒状になっているのを、焼付て叩いて、徐々に巻付けて成形された物です。

 

墨燻しの部分と真鍮の光沢が露出する部分と、バランスを巧く図って色味が調整されています。
光沢感が残り過ぎている事も無く、墨の焼き込みが強過ぎる事も無く、絶妙な焼き加減になっています。



レザーコードの部分の革素材は、表面の艶味を持った表情と裏面の毛羽が立った表情が交錯する様に編込まれています。
この部分もまた、使用を重ねて触れる機会が増えるにつれて、摩耗しテカリが出て来て、表情に変化が表れ始めます。



装着すると、丁度みぞおちの辺りに鈎針のペンダント・トップのパーツが収まるサイズですが、
留具をスライドする事で、長さの微調整が可能になっています。
その留具には、トップ同様に真鍮素材に加工を施した物を採用し、統一感を与えています。



一見、癖のあるデザインに見えますが、実際に装着してみると画像の通り、
嫌味無く、洋服に馴染む様に溶け込ませて、スタイリングのプラスαにする事が出来ます。







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[ Bangle ]

BLOW by JUN UEZONO / THE WILD BRASSES "BEND BANGLE STR"

Price / ¥29,160 - (in tax)

Size / M

Material / Brass




続いて、"BEND BANGLE STR" BLOW定番のBEND BANGLE シリーズの中でも
体型体格やキャラクターを余り問わずに、ラフに装着して頂けるタイプとなっています。

 

このSTRは、18AWに於いてボリュームや造形の微調整を行った最新型となっています。
エンボスの様に、縁から内部へ溝の様に少し窪ませたデザインで、その歪な形状は
無機質でもあり有機的でもある、一種独特の雰囲気を纏った作品に仕上げられています。
こちらも、墨付けの焼込みを通常よりも強く行い、黒味をより一層帯びる様に製作して頂きました。



真鍮の塊から板状に切り出し、その時点で裏面(内側)にブランド名の刻印、一文字一文字を打刻しています。
そして、圧倒的な火力を誇る窯の中で焼込んで、叩いて打付けて、墨付けをして成形して行きます。

荒々しく野性味の強いゴツゴツとした独特のテクスチャーを持ち、強い陰影感と艶消しの風合い。



上述の商品の説明でも行いましたが、
墨の黒が擦れて、下地の真鍮の表情が出て来る経年変化と、
真鍮そのものの、くすんで行く様が表面化する経年変化と、
2種類、2重の経年変化を、使込む事に由って、より一層味わって頂ける作風となっています。





入り口が少し狭い様に思われるかも知れませんが、
力を入れて拡げる事で、若干の幅の調整が可能な事と、
手首の一番細い部分に斜めに角度を付けて、滑らす様に装着するのがコツとなっています。



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[ Ring ]

BLOW by JUN UEZONO / THE WILD BRASSES "BEND RING"

Price / ¥12,960 - (in tax)

Size / #19 (19号相当)

Material / Brass




最後に、"BEND RING"をご紹介致します。
こちらは、指の節にフィットさせる立体造形を施した形状のリングになっています。



真鍮の塊から切り出し、超高温で熱して炙り、叩いて造形し、墨の焼入れを何度も繰り返すプロセスは同様に、
裏面、内部のブランドネームの打刻までが、シリーズ統一化されています。




重厚感ある佇まいですが、それに反して意外と軽量に感じられるかと思います。
実際に装着しても、指に負荷が掛かる事も無く、屈折の際もストレスを感じません。


様々有るアクセサリーの中で、リングが一番、経年変化が早く見られるアイテムかも知れません。
やはり直接に接触する機会が一番多いアクセサリーですので、その過程も如実に確認出来ます。


 

リングのサイズ感はアクセサリーの中でも一番難しいのですが、
19号サイズですので、日本の一般的な成人男性なら人差し指から薬指のどの指かしらに適合するサイズ。
インパクトあるボリューム感ですので、このリングを一つ着けるだけでも、普段のスタイリングのアクセントとして、
かなり強烈にプラスαとして、効果的に使って頂けるかと思います。




以上4点のBLOW by JUN UEZONOの新作は如何でしたでしょうか。

上園氏自らが、鉄槌の様な道具で一振り一振り、打付ける様にして叩いている様や、
圧倒的な火力を誇る窯で恐ろしい程の熱量の中、一心不乱に金属に墨を焼き付けている姿をイメージするだけで、

膨大な時間と労力を注ぎ込んだ、その製作背景に男のロマンを感じてしまわないでしょうか。

是非、ご検討頂けましたら幸いです。



--イベント告知--


SPEED SPECTER The LIBERATOR
CASE : VANITAS
イベント開催期間 : 2018. 10. 24 (Wed) - 10. 28 (Sun)
ライブクリエイション : 2018. 10. 27 (Sat)

VANITAS designerである高蝶氏の即興製作イベントが当店にて開催されます。
ほぼ全商品のラインナップや、ワンメイク作品の展示と販売は今週24日の水曜から28日の日曜まで開催。
即興製作のライブクリエイションの開催は27日の土曜日となります。
是非、お立寄り頂き、ご覧下さいませ。

 

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
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B Yohji Yamamoto  "Bottoms" pick up

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先日からホームページに着用した状態の写真もUP時に掲載させて致しました。
遠方の方等は写真が有った方が解りやすいと思いますので是非ご参考にして頂ければ幸いです。

今回は”BYohji Yamamoto ”から掲載させてきましたITEMから、ボトムスをpickupして掲載させて頂きます。

http://loom-osaka.com/shopbrand/B_YohjiYamamoto/

デザインのバリエーションが豊富なブランドで、ワイドから、今回から少しテーパードされた細身なジョッパーのボトムスまで

合わせが使えるITEMが多く感じます。私達も履くと勝手に綺麗なラインが出てそのまま間違いの無いシルエットがでるので、

インターネット上での着用感がお伝えしやすいブランドです。

他のブランドでも案外物が良いのに着用感や、物撮影で物の良さが巧く出し切れない時も有るので難しい時も多々あります。

 

 

B Yohji Yamamoto のボトムスは、足元が多様に使用出来るパンツが多く、短靴やブーツを様々使用してみました。

勿論、スニーカーや、コンバース位でも様になるボトムスは少ないので、簡易に合わせれる点と、

そして通常の何倍の生地の分量等を使い、凝ったデザイン縫製によりどうしても高額になってしまう理由もあるのですが、

一本所持して頂くとお解りになるのですが、効力が凄くあると感じます。

B Yohji Yamamotoは通常のYohji Yamamotoのラインより、テクニカル且つシンプルでアイコンや、プリントを使用せず、

テクニカルな一面での縫製や、シンプルなデザインが好きな方にはこのラインが一番お勧めです。

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto B/ACCORDION-PLEATS TAPERD PANT / L.GABARDINE

Price / ¥73,440 - (in tax)

Size / 2 (Free)

Color / Black

Material / Light Wool Gabardine

 

 

サイドに取ったドレープ分量でシルエットを成型したオールシーズン使用出来る、

高級ギャバを使用したボトムス。

ブーツで使用する際は、ブーツアウトしてから裾を絞り込みくるぶし部分を強調させて頂くと

ボトムスの強弱が付くのがこのボトムスの良い点です。

 

 

このサイドのドレープが嫌だと思われる方も居ると思いますが、物だけで見るとここが強調されるのですが、

通常INして履かないので、トップスの裾でこのドレープは隠れてしまいますので、基本通常のジョッパーパンツのような

シンプルなデザインになります。

ここだけを見てしまいがちな方も多く、そこから下のラインの成型を見た頂いた方がこのボトムスの価値は存分にございます。

 

 

 


バックシルエットから見て頂きますと解かりやすいかと思いますが、

ポケット部分から、裾にかけてのラインで降り伏せた状態で裾にかけてシェイプするこのラインがこのボトムスの特徴。
個人的にもこのボトムスを私物で着用させて頂いていますが、兎に角トップスが合わせやすいのと、

凄く着用も履きやすく、シンプルにフードパーカーにこのボトムス、スニーカーで組み合わせるスタイルを良くします。

 

 

裾幅が自在に作る事が出来るドローコード。絞れるので、短靴に組み合わせる事もスニーカーにも合う事も

この裾のパーツにより自在に使いこなす事が可能です。

 

シューズは、Aleksandr Manamis x EVARIST BERTRAN Derby Shoes

Price / ¥159,840 - (in tax)

Size 感が少しわかり辛いのですが、ワンサイズ違う感じなので、表記しておきます。

43であれば通常の42 で、44であれば通常の43のSIZEに適応します。

 

通常のEVARIST BERTRANのスタイルと素材感とは違い、原型から、レザーの素材も高級感がさらに増した作品。

ここのSHOSEは手作業にて製作されており、独特なカーブや反り上がり等を綺麗に出せるブランド。

また強度的にも優れており、どれだけ履きこんでも劣化せず味が出てくる程素晴らしい強度に優れています。

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto  B/TWISTED DRAPE PANTS / WOOL GABARDINE

Price / ¥79,920 - (in tax)

Size / 1,2

Color / Black

Material / Wool Gabardine

 

 

これも高級ギャバジンを使用したボトムス。以前に一度この形状と同じボトムスを投入いたしましたが、

店頭にて履いて頂くと購入して頂く率が高かったスタイルです。

このボトムスも、案外下記で見て頂きますと形状がシンプルなデザインとなっており、生地で遊びを効かせ分量調整にて

動きを付けているボトムスです。

 

 

三枚位の分量でラップ形状に巻き付け、垂らすパターン(どうなってこうなるのか解らない位のパターンです。)で

その巻き付けた生地をトルネードさせ、裾に縫い付け、このドレーピング感を生み出したテクニカルパターンで

通常のデザイナーであれば想像も付かないデザインをしています。

 

 

 

直立すればシンプルで、少し動けばその分量が動くと言った動く際にしっかり綺麗な動きを見せてくれるが

シンプルと言うようなBならではのデザインセンスが飛びぬけて映えるボトムスです。

 

 

このボトムスも分量が綺麗に出せており、腿幅から裾幅のシェイプ感が綺麗なラインを生み出します。

これも上記のボトムス同様、ブーツアウトして、裾を絞った感覚が綺麗です。

 

 

 

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto B/CRACK SLIM PANTS / L.GABARDINE & COTTON LAYERED

Price / ¥66,960 - (in tax)

Size / 1,2

Color / Black

Material / Wool Gabardine+Cotton Cloth

 

 

Yohji Yamamoto関連ではではこのスタイルのボトムスは、余り見なかったラインだと思います。

どちらかと言うと、私達が好んで投入しているスリムジョッパーズのシルエットです。

 

 

黒のギャバジンと白のコットンクロスを二枚仕立てにしておりパンツ二本分に値する分量で縫製されています。

CRACKと言われるデザインコンセプションで、非常に裁断に拘って中の白地のコットンクロスが見え隠れするような仕組みになっています。

表面のブラックのギャバジンは細かくパーツを切り分け、白いコットン素材のベースの上から縫い合わせています。
縫い代の余った部分を裁ち切りで仕上げています。時折、下地がチラッと覗くように工夫されたディティール。

 

 

ブーツアウトして履いて頂くとブーツの様も良く見えて綺麗にラインを魅せる事が出来ます。

ロールアップすると中の生地がしっかりと見える様になっています。

 

 

白と黒のメリハリが綺麗にバランスを取り、バックセンター部分もパッカリングした際にWHITEが見える様なデザインセンスは

トップスとの配色の愛称も良くします。

 

 

 

短靴でもロールアップして着用出来、綺麗な裾幅を成型。

オールシーズン通して着用出来る素材ですので、最近は冬場でも短靴を履く事が多いと思います。

そして全体的なサイズスペックも良しなので、多ジャンルのブランドとも相性が非常に良い作品として

シンプルの中のデザイン性に関してはこのボトムスが優秀な作品となっています。

 

 

ブーツは、INCARNATIONさんで別注させて頂きましたビブラムソールで組み合わせています。

incarnation exclusive REVERSE CORDOVAN DERBY #2 / VB#100

Price / ¥Open Price ( 販売価格はお問合せ下さい )

最近ビブラムソールの問い合わせがやはり多く、少しカジュアルな要素を持つがアッパーレザーの風合いが全く異なるハンドメイド染色。

レザーは、コードバンを使用しておりレザーソールと違い、シナリが良く履きやすいし、皺が通常より付きやすいのが特徴です。

今後言われることが多くなりそうなジャンルですね。

幸先当店で先取りした感覚はあるので、是非ここもまた新たなジャンルかと感じますので、一度見て頂きたいです。

 

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto  B/FURASHI CURTAINED WIDE PANTS / WOOL GABARDINE

Price / ¥79,800 - (in tax)

Size / 1 (*One Size)

Color / Black

Material / Wool Gabardine

 

 

前後を覆うようにフラシ布が配備されており、このフラシを取り除くと通常のワイドシルエットのボトムスに変化します。

 

スカート状のパーツは腰に通された付属のベルトを通している為、
カーテンを開閉する要領で露出する分量の調整が可能で、端にまとめてしまえばスタンダードなボトムシルエットになります。

 

 

シューズは、EVARIST BERTRAN EB7 One Piece Back Zip Boots Price / ¥108,108 - (in tax)

の物で、これもブーツ、短靴両方のシルエットで使えるのもこのワイドシルエットの利点。

特に私的にレースアップブーツや、ジップブーツがお好きな方にはこの裾幅案外履くと綺麗に見えるので、

この形状のボトムスはお勧めです。

 

 

 

可動域的な問題も、このボトムスはFREEなので、履きやすく、この素材もギャバジンを使用しており、

案外ラフに履いて頂く方が良いのかもしれません。私は案外この手のデザインワイドに関してはラフに履く習性が付いているので、

気張らず適当な感じで合わせる事をするので、簡単に纏まるボトムスに感じます。

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto B/JOINTED WRAP SKIRT PANTS / L.GABARDINE & COTTON LAYERED 

Price / ¥73,440 - (in tax)

Size / 1,2

Color / Black

Material / Wool Gabardine+Cotton Cloth

 

 

これも黒のギャバジンと白のコットンクロスを仕様していますがレイヤードやクラックのデザインとは異なり、

裁ち切り部分の間にコットンクロスを挟み込んだモノになります。

冬にレギンスと重ねて着用出来るスカパンとなっています。中にヒートテック位のものを重ねて着用したり

スリムスキニー等も良いかもしれません。

 

 

左右の脚の形状が異なり、右脚は通常の筒状に、左脚はスリットが入った形状となり、
その上をラップスカートが覆う、アシンメトリーなデザインが施された変形式のワイドパンツです。

 

 

ラップ状の先端には白を基調とし、そこに線を取り込み、強弱を付ける感覚をイメージ。

全てばBLACKでは無く、配色を入れコントラストを調整。

 

 

多数の切替の裁断パーツを巧みに縫合せ、生地の縦落ちするドレープ感と相俟って、
流麗で立体感のあるシルエットに落とし込まれています。
レギンスとのレイヤード・スタイルや、短靴、アンクル丈ブーツとのスタイリングがお勧めです。

 

 

 

このブランドの特性が一番良く出ているボトムスで、ユニセックスとしての活用も可能なITEMなので、

オールスタイリングを熟せるボトムスです。

 

 

 

 

 

バックシルエットにもコントラストがしっかり効いており、センターとポケット一にもWHITEで各部パーツを強調しています。

 

 

[ PANTS ]
Yohji Yamamoto BLACK Scandal NUDE ILLUSTRATION WIDE PANTS
Price / ¥84,240 - (in tax)
Fitting-Size / 2 (Free size)
Color / Black
Material / Rayon

 

以前にもご紹介させて頂きました、BLAOGが下記です。

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12396833455.html

結構細かく記載させて頂いていますので是非ご覧下さいませ。

 

 

唯一当店がプリント上下でセレクトした作品です。

これは私達がYohji Yamamotoというブランドを以前20代の頃に着用していた形状のシルエットで、

凄くこの形には思い入れが有り、セレクトいたしました。

この形は衝撃的な形でワイドパンツってこんなかっこよく履けるものなのだと感じた形状です。

これの上のシャツもシンプルに着用出来、正にアートを着用する感覚。

 

 

センスを感じさせてくれる今と違った少しワイドでも細めのワイド感。

よりシンプルに着用するからこそこの手書きのプリントが生える。

そういったバランス感がしっかりとれた作品です。

短靴にもしっかり生えますし、逆にラフにスニーカーとも合わせたいところです。

レースアップブーツなんかも良さそうですね。

 

 

この太さであれば、私達的にフルレングスでも組み合わせても良いと思っています。

最近こういう履き方をされるかたも増えてきました。

結局簡易に着用してもかっこいい。と言うのが原点にございますので、

私達LOOMのセレクトのコンセプションにしっかり合っているボトムスです。

 

 

BLOGなので、INしてボトムスのシルエット等を魅せるようにしっかりとプリントを見せていますが、

実際着用する際にこのようには履かないと思いますので、プリントは半分隠れてしまいますが、

それくらいが丁度良いかと感じます。

 

 

素材感の通常のギャバジンとはまた違ったシルクのようなより高級なレーヨンを使用。

 

 

素材感の通常のギャバジンとはまた違ったシルクのようなより高級なレーヨンを使用。

なのでこれだけの綺麗な落ち感を出せるのがこの素材の魅力と、通常のギャバでは無く、より箔心地や性能を売りにした一本です。

 

 

では是非冬の最強な一本として考えて頂き、これを決め捲るのでは無く、逆にラフに着用して頂きたいのが

当店の考案かと感じます。一本履きこむと、案外私たちの好きなブランドに合うのが、このB Yohji Yamamotoです。

テクニカルで追及されたラインを是非お試しください。確実にプライスと異なった感覚はご理解頂けると感じています。

しかしどの形も良いので迷います。。。その際は是非ご相談くださいませ。

 

では本日はこれで失礼いたします。

http://loom-osaka.com/shopbrand/B_YohjiYamamoto/

 

 

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ISAAC SELLAM shearling/down highneck jkt styling

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本日のBLOG、かなり遅い時間の更新となってしまい申し訳御座いません。
平日の週半ばにも関らず、OPENからCLOSEの時間を過ぎてもご来店のお客様が絶えず、週末以上の賑わいとなっておりました。
ご来店頂いた皆様、本当に有難う御座いました。

さて、本日はISAAC SELLAM EXPERIENCEより毎シーズン、アップデートされてリリースされる、
ムートンシェアリングのボディに、レザー・ダウンのアームのコンビネーションのジャケットをご紹介致します。



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[ Jacket ]

ISAAC SELLAM EXPERIENCE SNIPER SHEARLING/DOWN HIGHNECK JACKET

Price / ¥31,2120 - (in tax)

Size / S, M (Fitting size : S)
Color / Noir

Material / Lamb skin mouton shearling leather & Calf leather, Goose down, Feather
 

[ Pants ]

LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION 4/5 CHEM PANTS / WASHED COATED CASTIEN PEL

Price / ¥111,996 - (in tax)

Size / 48 (Fits near 46)

Color / Black

Material / Linen, Cotton, Regin
 

[ Shoes ]

LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION EXTENDED LACE UP DERBY / GUIDI HORSE OILED

Price / ¥199,800 - (in tax)

Size / 42, 43 (Fitting size : 43)

Color / Black

Material / Guidi Oiled Horse Leather

モデル体型 : 176cm / 60kg




先ずは全身のスタイリング画像から掲載させて頂きました。
各方位からご覧頂いて、後述のジャケットの詳細ご説明をご覧頂けたらと思います。
※ジャケット以外のアイテムの詳細ご説明は次回以降のBLOGにて記載させて頂きます。







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[ Jacket ]

ISAAC SELLAM EXPERIENCE SNIPER SHEARLING/DOWN HIGHNECK JACKET

Price / ¥31,2120 - (in tax)

Size / S, M (Fitting size : S)
Color / Noir

Material / Lamb skin mouton shearling leather & Calf leather, Goose down, Feather

モデル体型 : 176cm / 60kg




真冬の防寒着として最上級の保温性を誇る、ムートンとレザーダウンのコンビネーションである本作は、
フェンシング・ジャケットをモデファイした様なデザイン形状を持ち、ISAAC SELLAM自身が手掛ける

各レザーの質感やハンドクラフトに由る縫製の生々しさ等、強い存在感が魅力となっています。



しかし、昨今では余りハードにレザーウェアを着込む機会が少なくなって来ているのも事実で、
そんな中、LOOM OSAKAとしてレザーアイテムを提案させて頂く際に、重要なポイントとして挙げるのは、
ナチュラルに袖を通す事が出来る、"カジュアルな着用感"を持った作品で在るかどうか。という事です。



オール・ムートンで無く、オール・レザーでも無い、コンビネーションで在るが故に、
程良くカジュアライズされて、余り肩肘張らずにリラックスして羽織る事が出来ます。



象徴的なハイネック部分は、フロントジップをバイアスに施工する事で芯材の様な役割も持たせていますので、
しっかりと綺麗に直立させる事が出来、襟元や首回りの輪郭をハッキリと魅せてくれます。
長く垂れる方と直立させる方、其々が異なる表情を持ちつつも連動していますので、
ジップの開閉具合で、様々に表情を変える事が出来ます。



ファスナー・パーツに採用されているのはスイスのriri社製のM8で、これはISAAC定番のジップです。
開閉時の独特の感触や音で、直ぐに其れと分かる方も多いのでは無いでしょうか。
私個人的にも好きなファスナーの一つなのですが、ISAAC SELLAMの作品と非常に相性が良い様に思います。

フロント・ボディとネック・パーツは毛皮一枚をそのまま使用していますので、
ムートン特有のゴワ付きが無く、非常に優れた柔軟性を持ったストレスの無い着用感を得られます。
バイアス=斜向に沿ってファスナーを施工する事で、金属パーツの顎への干渉を避けるだけで無く、
胸元を少し開けるだけで襟が自然に首に沿って、ネックパーツが隆起する様に設計された形状となっています。



背面からは、シンプルにレザー製のシーム・テープを施工したデザインが静かに主張しています。
以前までは、オーバーロック・ステッチや、ブランドのアイコンである金属パーツを施工した物が多く見られましたが、
18AWシーズンでは極力ミニマルに、無駄な装飾を一切省いたかの様なデザインへと変更されています。



各マテリアルが同じ "Noir=Black" というカラーリング名でも、其々に異なった艶味や艶無しの色味を持ち、
一つの作品の中でも、コントラストの利いた立体感溢れる表情へと形成されているのが良く分かります。









ISAAC SELLAMは2002年に自身のブランドを立ち上げる以前に、15年もの歳月を掛けてレザーのタンナーとして熟練した技術を得ています。
つまり、今年で30年以上もの長い期間、レザーのタンナーであり、レザーアイテムのデザイナーで在り続けているのですから、
その作品にはやはり圧倒的な説得力、存在感を感じてしまいます。

所謂、アルチザンと称されるハンド・クラフト技術を擁して製作されるブランドの多くが、製品染めの手法を採っているのに対し、
ISAAC SELLAMは布帛と同じ様に、裁断や縫製前に染色と洗浄の加工を行い、素材として完成されたものを採用しています。
その為、その裁断面や縫製面は驚く程に正確さを持ち、まるで布帛の其れと同じ正確無比で綺麗な処理が見られます。



肘部分には、スリット状にアクション・プリーツを施し、その中からブランド・アイコンである金属パーツ、
これは中世の頃のアンティーク・ジップや、工業用ベルト・コンベアーのパーツを模した物と云われていますが、
其れが、肘の屈折時に大きく露出する様に施工されています。



アーム部分はしなやかな柔軟性を持ったカーフレザーに、グースダウンとフェザーを充填させた贅沢な仕様。
其れだけの保温効果の有る天然素材が充填されているとは全く感じさせない細身のシェイプを形成させています。


 

[ Jacket ]

ISAAC SELLAM EXPERIENCE SNIPER SHEARLING/DOWN HIGHNECK JACKET

Price / ¥31,2120 - (in tax)

Size / S, M (Fitting size : S)
Color / Noir

Material / Lamb skin mouton shearling leather & Calf leather, Goose down, Feather

モデル体型 : 176cm / 60kg




しっかりと腕の上げ下ろしが可能な上に、中のグースダウンやフェザーが下に落ち込まない様に、
適材適所に分量を調整して充填されていますので、着用を続けて数年後でも全く問題無く、形状を保ってくれます。

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一般的なムートンはその厚みでモコモコと着膨れした様な緩いシルエットが多いのですが、
ISAAC SELLAMの物はボディライン、シェイプに沿って、少し括れも意識した様なスリムシェイプ。
かと云って、タイト過ぎずに程良いスリム感を持っていますので、インナーにはカットソー一枚分では無く、
やや厚みを持ったスウェット地のトップスでも挿し込める位の余裕を持合せています。



口元を立体的にスッポリと覆い隠す様に、独特な形状に容採られたマスク形状となっています。
一年で一番寒い一月二月の時期にも、絶大な保温力を持って、確実に寒さを凌ぐ事が出来ます。

袖口は以前のサムホール施工のグローブやリブ仕様では無く、よりシンプルでミニマルな方向性へ。



重厚感あるルックスに反して、それ程重量も無く、寧ろ着易さ羽織り易さが際立つジャケット。
定番として、末永く五年六年、それこそ十年以上でも愛用して頂ける作品となっています。
兎に角、綺麗。その一言に尽きるかと思います。




カーリーヘアを短く刈り取った毛足は、蓄熱性や保温効果の高さが挙げられますが、
毛足の長いタイプの煌びやかさ・華美な印象とは正反対に、よりカジュアルな様相を呈してくれます。
数あるムートン・アイテムの中でも一番何方でも着易いタイプと云えるのでは無いでしょうか。






少し簡素になってしまった感は否めませんが、是非、ご検討頂けましたら幸いです。



--イベント告知--


SPEED SPECTER The LIBERATOR
CASE : VANITAS
イベント開催期間 : 2018. 10. 24 (Wed) - 10. 28 (Sun)
ライブクリエイション : 2018. 10. 27 (Sat)

VANITAS designerである高蝶氏の即興製作イベントが当店にて開催されます。
ほぼ全商品のラインナップや、ワンメイク作品の展示と販売は本日24日の水曜から28日の日曜まで開催。
即興製作のライブクリエイションの開催は27日の土曜日となります。
是非、お立寄り頂き、ご覧下さいませ。

 

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00

大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F

TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
HP : http://loom-osaka.com/
LOOM owner's instagram : https://www.instagram.com/loom.osaka/

LEB DISTORTION CHEM PANTS & EXTENDED DERBY etc..

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本日も平日にも関らず、驚く程のご来店が有り、BLOGの更新がこの時間となってしまいましたが、
昨日のスタイリングの続編という事で、各アイテムをご紹介させて頂きたいと思います。

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[ Tops ]

First Aid To The Injured INDUS LONGSLEEVE CUT&SEWN

Price / ¥14,904 - (in tax)

Size / 3

Color / Black

Material / Cotton
 

[ Necklace ]

BLOW by JUN UEZONO / THE WILD BRASSES "HOOK NECK"

Price / ¥19,440 - (in tax)

Size / F

Material / Brass, Leather

モデル体型 : 174cm / 60kg



ISAAC SELLAMのムートン・レザーダウン・ジャケットの中に挿し込んでいたのは、
インナー・トップスとして絶対の信頼感が置ける、First Aidのロングスリーブ・カットソーです。

やや青み掛かった黒の表情を持つ天竺コットン・ジャージ素材は、ブランド定番の肌触りの良い、伸縮性に優れたもの。
その滑らかで優しい感触は何故か妙に安心感を与えてくれて、直接肌に触れるカットソーとして最適な素材と云えます。

 

襟元は更にアンダーにタンクトップを仕込んだかの様なレイヤード・デザインになっており、
控え目にやり過ぎない程度に施工した、グレーのオーバーロック・ステッチと共に全体のアクセントとなるデザイン。



背面もアシンメトリーに切替のパターン・ワーク、そしてオーバーロック・ステッチの目が走ります。
数年前は、何処彼処のブランドが皆こぞってデザインに採り入れていましたが、

ここ最近は、正直に私達も飽きが来てしまっており、特段ピックアップする事は無かったのですが、
やはり、こうしてコートやジャケット等のアウターが素材感やシルエット重視になっている昨今だからこそ、
そのアウターを脱いだ際の、多少のインパクトは欲しいものです。

しかも、当時の様にやり過ぎたロック・ステッチのデザインや染色加工の跡に見られる様な、コントラストの強い見栄えでは無く、
あくまで自然にさりげなく静かに主張する程度のアクセント、そう云った意味でこのFirst Aidのロングスリーブは適材に思います。



身体のラインを強調させる様な張り詰めたタイト感では無く、ややリラックスした余白や空間のゆとりを持たせたサイジングが心地良いです。
また、このリラックス・サイジングに由って生地の余白が生む、綺麗なドレープ皺の形成も、ポイントの一つに挙げられます。



裾口は前後で大きな高低差が着いた段差のあるシェイプとなっており、後方は燕尾のジャケットの様な特徴あるデザインに。
両側面にスリットの様にラウンドさせているので、ボトムスのポケットへのアクセスも容易になっています。

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続いて、LEON EMANUEL BLANCKから、4/5 CHEM PANTSの名称となるクロップド・パンツ。


 

[ Pants ]

LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION 4/5 CHEM PANTS / WASHED COATED CASTIEN PEL

Price / ¥111,996 - (in tax)

Size / 48 (Fits near 46)

Color / Black

Material / Linen, Cotton, Regin
 

[ Shoes ]

LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION EXTENDED LACE UP DERBY / GUIDI HORSE OILED

Price / ¥199,800 - (in tax)

Size / 42, 43 (Fitting size : 43)

Color / Black

Material / Guidi Oiled Horse Leather

モデル体型 : 176cm / 60kg




LEONの代名詞的な、"DISTORTION" 抓みに由る左右非対称の立体裁断パターンを用いた作品となります。
一昨シーズン前から登場しているクロップド丈のボトムスですが、

今季18AWではリネン・コットンのツイード素材に対して、レジン樹脂をコーティング加工と洗浄加工を掛けた素材で製作。
所謂、コーティング・デニムと呼ばれる類に分類されますが、所々に下地のピリングが露出した様であったり、
ツイードの綾織の斜向も余り見掛けない、変り織りの幅感で在ったりと、LEONならではのセレクトが為された素材感。



船舶の造船技術や構造学から応用したと云われる、人体の可動域を計算したLEON独特の立体裁断パターン。
左右非対称のデザインで在るにも関わらず、左右の脚の分量、重量が等しいという驚きの造形。
※パンツハンガーに吊ると、どちらか左右に傾く事が無く、均等に平衡を保ちます。



サイズ表記上は48ですが、実質は46程度のサイジングになっています。
やや余裕余白を持たせたウェストや腿周りは、少し落ち感を持たせた股上と共に、
脚の開閉時にも柔軟に生地が着いて来る様、可動域を確保した設計となっています。
そこから、関節に沿って容採られたかの様に膝の隆起した部分へと繋がり、脚の屈折の負荷を軽減。

更に、脹脛へ自然にテーパードさせた、一本のボトムスの中で非常にバランス良い緩急の付いたシルエット。



側面からも、その計算されたバランスの良いシルエットが見て取れるかと思います。
太過ぎず細過ぎずの、丁度程良いボリューム感のボトムスは、

今季18AWのアウター類の様に、ある程度のボリューム感のある物や、重ね着やレイヤードを多用したスタイルにも、
非常にバランス良く目に映ります。
※これが、少し前のスキニー一辺倒の時代のボトムスとであれば、少々厳しかったかと思います...。



スッと、自然な角度で手を挿し込む事が出来るポジションに配置されたポケット、
ただ単に奇を衒ったアシンメトリーなデザインでは無く、上述でも触れましたが、
人体の可動域や運動量を緻密に計算して、各ディティールを非常に効率的な配置へと設計しています。
それは、隆起した膝部分のデザインにも云えるのですが、脚を屈伸した際にスポッと膝がハマる箇所が有ります。
※その際、ややハイ・ウェスト気味に穿いて頂くと、より綺麗なシルエットを造る事が出来ます。



後部のポケットは左のみですが、これも一見、ポケット口の角度が可笑しな向きに開いていると思いがちですが、
実際は下の画像の通り、後部のポケットに手を挿し入れる際は、腕を捻る様にしますので、

物理的に、このボトムスの様に斜めにポケット口が施工されている方がスムーズと云えます。
こうした些細な点でも、実用性に適ったデザインが施されている事が分かります。



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シューズのトップエンドと合せる様に、クロップドパンツの裾のロールアップを戻してみました。
しっかりと裾口に向かってシェイプされていますので、この様にアンクル丈やミドル丈ブーツとの相性も抜群です。



ヌラっとした独特の滑り気や鈍い重みを感じる様な、レジンコーティングの生地の表情。
生地の反の状態でじっくりとたっぷり樹脂を浸透させる様に加工を施し、裁断と縫製後に洗浄の加工を施しています。

その為、独特の柔軟性を持った生地の表情へと変化し、構築感ばかりでは無い、穿き易さを求めたボトムスへと昇華させています。



スキニー、スリム、リラックス、ワイドと様々なボリューム感のあるボトムスが有りますが、
やはり年齢的に、着用の際にストレスが無く、程良いリラックス感とシルエットの格好良さ。を合せ持つタイプとなると、
本作の様なシルエットの物が一番末永く愛用して穿き続けて頂けるのでは無いか?と、ここ最近特に思います。



作り手の意匠であったり、素材、製作の工程や過程、様々な要因で決して安価では無い物が多い中、
私達としては、折角手にして頂いた作品だから、少しでも長く多く、着用して頂きたい想いが有ります。

LEONの作品は私個人も非常に大好きで何点か所有していますが、
このボトムスは個人レパートリーに加えたいと、素直に思わされる作品の様に思います。



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[ Shoes ]

LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION EXTENDED LACE UP DERBY / GUIDI HORSE OILED

Price / ¥199,800 - (in tax)

Size / 42, 43 (Fitting size : 43)

Color / Black

Material / Guidi Oiled Horse Leather




最後に、同じくLEON EMANUEL BLANCKから、GUIDI OIL HORSE LEATHERを用いたダービー・シューズをご紹介致します。
左右同じ向きのレースアップとヒールの形状が、DISTORTION=歪な左右非対称のデザインとなったレザー・シューズです。
短靴のトップエンドを延長させて、ゴア素材をレイヤードさせた様な特殊なデザインですが、着脱が容易です。
また、より男らしい粗野なLEON本来の作品の雰囲気をそのまま靴に反映させたデザインですので、
同一ブランドでのスタイリング、ウェアとシューズの兼ね合いのバランスが非常に向上した様に思います。



各アイテム、全身のスタイリングも考慮した上で、ご検討頂けましたら幸いです。

 

--イベント告知--


SPEED SPECTER The LIBERATOR
CASE : VANITAS
イベント開催期間 : 2018. 10. 24 (Wed) - 10. 28 (Sun)
ライブクリエイション : 2018. 10. 27 (Sat)

VANITAS designerである高蝶氏の即興製作イベントが当店にて開催されます。
ほぼ全商品のラインナップや、ワンメイク作品の展示と販売は本日24日の水曜から28日の日曜まで開催。
即興製作のライブクリエイションの開催は27日の土曜日となります。
是非、お立寄り頂き、ご覧下さいませ。

 

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00

大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F

TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
HP : http://loom-osaka.com/
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週末、イベント、新作公開

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今週末は店頭イベントが二件と別注企画を含む新作の販売開始とトピックスが充実しています。

ブログにてそれぞれ詳細を記載致しますのでご覧くださいませ。

 

#SHOP EVENT01


SPEED SPECTER The LIBERATOR
CASE : VANITAS

 

こちらは少し前よりブログの末尾にも記載致しましたが、

現場での即興性のあるクリエーションをそのままイベント化、

一点モノの作品の製作する他、Vanitasの作品の販売も行います。

シルバーアクセだけでなく、GUIDIレザーを使用したバッグやウォレット、

バッグなどに加えブーツやハットなど高蝶氏の作品を幅広く取り扱い致します。

 

CONCEPT
何処かへ行き何かを創る
旅の中の行動が生み出す何かを掴み行動の中の真実をカタチにする

旅をする為の道
道を進む為の意志
意志をカタチにする為の技術

旅と流れの中でしか掴めない何かを求めて
何処かへ行き何かを創る

 

 

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12317903144.html

 

興味が御座いましたら、前回開催時のレポートもご覧くださいませ。

型に流し込めば量産することは難しくはありませんが、

素材そのままの状態から彫金を経て次第に作品へと変わっていく

生のクリエーションの凄みを感じて頂ければと思います。

 

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#SHOP EVENT02

 

Marc Le bihan【マルク ル ビアン】 2019Spring/Summer 展示受注会

 

18AWより不定期での取り扱いを決定したベテランの域に達するフランスのブランド。

ヴィンテージのリメイクなど1点ものやハンドメイドの温もりを感じる洗練されたアイテムばかり。

天然素材を嗜好するという謂われは、染色、煮沸など思うように手を加えられる理由から

目先のトレンドにとらわれない長期的なヴィジョンを持った愛すべきアイテムが溢れています。

 

 

 

男女の性別を超えて提案出来るユニセックススタイル、

レディースコレクションが大半を占めるこのブランドの中でも

少数精鋭で存在感を発揮するメンズアイテムなどをピックアップ致しました。

 

 

Aleksandr Manamisなどの世界観が好きな方にはかなりお奨め出来ます。

今シーズンの入荷分はすべて完売しており、ウェブストア上に掲載出来ておりませんので

この機会に一度、手に取ってご覧頂ければと思います。

尚、予約や受注の受付はイベント開催期間のみとなりますので

気になる方はご相談下さいませ。

 

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#sus-sous NEW ARRIVAL.

 

今年、注目度がずば抜けて高いブランドです。

無駄なデザインはせず、ディティールの一つずつに意味を持たせています。

ルーツをとことん掘り下げることで体感出来る"質実剛健"なウェア。

 

今回は初の投入となるアウターとこれまで我々もお店に並べたことのないニットを掲載。

 

 

初回に入荷し、即完売となったmotorcycleシリーズのアウターコート。

 

 

[ Coat ]

sus-sous motocycle coat MK-1

Price / ¥108,000 - (in tax)

Size / 7

Color / Khaki Beige

Material / Heavy Ox

 

 

1930年代~40年代頃のフランス軍で採用されたオーバーコートを基に製作。

防寒性を得る為に通常の衣服の上からもう一枚、

羽織りやすいようにざっくりとしたサイジングで仕上げていますが、

バイクや馬に跨った際に裾が邪魔にならないように腰位置からの広がりを強く出しています。

したがってオーバーサイズですが、野暮ったさを抑えたスマート感のある雰囲気となります。

現代的なファッションの感覚で言えば極めて自然に"綺麗なシルエット"を完成させています。

 

 

ウエスト、袖口などの各部はベルトで絞れる仕様に。

付属のベルトはすべてオリジナルの真鍮製パーツを使っています。

 

 

トレンチコートと同じように襟元にはチンストラップが付属します。

これは襟元の防風性を高める為のものですが、

同時に襟を立ち上げたまま固定してハイネックの形状にする役割も担います。

 

 

襟の形状は立ち上げても厭らしさが出ないように適度な大きさと

角度に拘った独自のバランスで考え抜かれた形状に仕上げています。

 

 

 

イギリスの古い時代の服づくりの影響を強く受けたデザイナーが考える服は

根本にクラシカルなテーラーの仕立ての影響が見られます。

内側は縫い代を綺麗にパイピングで留めてスムースな肌触りを実現。

一方で原型に忠実に製作した貫通式のポケット内部にパッチポケットを設け、

コート自体にもモノが収納できるように設計しています。

 

 

着用感はオンラインストア上に掲載していますので是非、ご覧くださいませ。

 

http://loom-osaka.com/shopbrand/SUS-SOUS/

 

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1930年代頃、英国の海軍にて使用されていた超ヘビーゲージのニットウェアをルーツにしています。

既製品を編む機械とは違う旧いモノを動かして編んだ重量感のあるニットの質感は我々が普段着るニットとは

あまりにもかけ離れており、最初に手に持った際に感じるずっしりと手に来る感覚が強烈です。

とは言えしっかりと伸び、ちゃんと元の形状に戻る伸縮自在の素材は気持ち良いフィット感をもたらします。

気温が低く、しかも冷たい風が吹く海上での着衣として親しまれていた"安心感"を現代にカタチにしたといえる作品。

 

 

[ Knit - L ]

sus-sous fisherman turtle neck sweater with MARUKIN

Price / ¥50,760 - (in tax)

Size / 5,7

Color / Off White

Material / 5G Heavy Wool Knit

 

[ Knit - R ]

sus-sous fisherman turtle neck sweater with MARUKIN

Price / ¥50,760 - (in tax)

Size / 5,7

Color / Brown Top

Material / 5G Heavy Wool Knit

 

 

ビンテージの手編み機 (ジャージ素材で云う吊編み機) を使用した、度詰めのウールニット。

今では手編み機を使える職人、機械自体も少なく、大変希少な素材となります。

ふっくらとした弾力と柔らかさがあり、厚手の編地ならではの奥行のある表情が魅力です。

 


 

それを縫製では無く、丁寧にリンキングで仕上げて、継目を目立たせず、縫目の厚みも抑えています。

非常に伸縮性に富んだ高級感あるウールニット素材で、洗濯にも強く型崩れを起こし難い特徴を持ちます

 

 

 

同じインナーでも手ごろな価格帯で製作出来るカットソーと違いニット製品は高額になります。

素材の値段なども関係はしてきますが、最も異なる点は"耐久性"にあります。

消耗品としてコーディネートのパーツ的な感覚でシーズン毎に組み込むカットソーは

どちらかと言えば消費のサイクルが早いので価格帯もそれに見合ったレンジに設定されます。

逆にニットに関しては良いモノであればレザーと同様に何年も着て尚、アジが出て良いモノになっていきます。

ミリタリーという特性上、そういった性質に長けたモノづくりからsus-sousは影響を受けています。

 

 

裁断して縫うのではなく、繋げていく手法。

こういった細かなプロセスにもカットソーとの差が表れます。

編地が異なる部分はごく自然にグラデーションのように切り替わります。

 

 

 

大人に提案する本気のニットウェアとなります。

 

 

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#Isamu Katayama Backlash Exclusive.

 

こちらは展示会の際に見て雰囲気が良く、保温性も優れていたガウンをベースに

開けっ放しだったフロントをボタンで開閉式としてアウターとしての実用性の向上を考えたモデルとなります。

ブラックスタイルへの"差し"としてダークマスタード、ダークボルドーの二色をピックアップしました。

 

 

[ Coat ]

ISAMU KATAYAMA BACKLASH exclusive SHAWL COLLAR BUTTONED COAT

Price / ¥61,560 - (in tax)

Size / M(*Free)

Color / Mustard

Material / Wool Nylon Fulling

 

 

ダボダボではありませんが、レザーやジャケットの上からも楽に羽織れるコート。

"楽に羽織れる" これがポイントです。

ストレスのない着用感で重ね着の重量を感じさせない軽やかな仕上がり。

 

 

少しゆるめでふわっと着ると雰囲気が良いのですが、

保温効果の高い素材ですのでしっかりと前を閉めて着れると尚良いと思い、

アイデアを相談、実行して頂いた特別なプロダクションとなっています。

 

 

ブラックとマスタードが入り混じり特有の斑感を表現した素材。

モノトーンばかりでつまらなさを感じる反面、

年齢的にもあまり突飛な服装にて抵抗があります。

その点、バックラッシュでは片山さんの感覚で

大人っぽさの中にも"普通とは違う"要素を巧く含ませています。

 

 

違和感、抵抗なくブラックに対するコントラストを持ってこられるのではないでしょうか。

 

 

内側はふんわりと優しい肌触りとなっています。

包まれる気持ち良さを体現する作品。

 

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動作品、色違いのダークボルドー。

こちらも違和感のない色合いの取り入れを考えたカラーになります。

 

 

 

[ Coat ]

ISAMU KATAYAMA BACKLASH exclusive SHAWL COLLAR BUTTONED COAT

Price / ¥61,560 - (in tax)

Size / M(*Free)

Color / Mustard

Material / Wool Nylon Fulling

 

 

 

肉厚で張りのある素材ですので伸びや劣化がなく、

アウターらしいパキっとしたシルエットが綺麗に表現されています。

 

 

ダークボルドーは光の加減で少し発色感が変わりますが、

ボルドーとブラックのミックスになります。

この手の素材は黒が入る為、単色ではインパクトが強すぎる色を

程良く中和して陰影を伴った魅力的な色合いに変化させてくれます。

 

 

ブラック一辺倒から少し広がりを出すのには最適かもしれません。

一度、袖を通して欲しい作品です。

 

 

 

週末、皆さまのご来店をお待ちしています。

是非、ご検討下さいませ。

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00

大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F

TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
HP : http://loom-osaka.com/
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”Cargo pants” 

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”Cargo pants” 

今回からシリーズに加わってきたカーゴのボトムス。

私的に段々とモードとミリタリーを融合されたITEMが浸透しているのを実感します。

そしてカーゴパンツでも使用が変わってきて新しいカーゴパンツの形が出来た現在の進化したカーゴパンツになっています。

 

そしてスリムから少し緩さを持ったボトムスを考えておられる方にはこの今回掲載させて頂いている形状のボトムスは

程良く緩さを持ち、そしてスリム程の裾の細さを持つ為、履きやすくチェンジしやすい形状の物を今回取りそろえています。

 

 

60年代の洋服をモチーフ下テイストであったり、ワークを主張し過ぎないジョッパーボトムスが最近の形状。

機能素材であったり、加工技術が進化した中、少しカジュアルな素材感と融合しているITEMが目立って購入する方が多くなってきました。

どちらともアンティークな要素を感じさせられるので、綺麗目とは言うカデゴリーでは無いどのどのスタイルにも共感出来る素材とデザイン。

また動きやすさ等も考慮しながら、そのパターンをデザインに持ち込むような技を考えています。

 

本日はスピードスペクターも開催され、そちらの状況は明日にご紹介させて頂くと考えていますので是非ご覧くださいませ。

 

 

[ Pants ]

Marc Point exclusive Cargo Pocket Trousers with Suspender Detail 

Price / ¥51,732 - (in tax)

Size / 44, 46

Color / Black

Material / Cotton Moleskin

 

 

ミリタリーとワークスタイルを融合したジョッパーカーゴ。

ゆったりしたラインと、シャープなラインを出すようにメリハリを付けているのでシューズの合わせやすさを考えた一本。

 

 

染色を少し淡いBLACKで主張し、ざらっとした質感をした素材は、

ハリ感やコシのある平織りのコットン生地を製品縫製した後にウォッシャブル加工を施した素材。

オールシーズン履きやすく、仕様形状的に使いやすいシルエットで、上がタイトでもルーズでも組み合わせやすい形になっています。

 

 

サスペンダーを配置し、垂らした状態やそのまま着用出来る形状でアクセントになってデザインに落とし込まれています。

 

 

股上を深めに設定し、腿から膝、裾へとツイストさせながらシェイプさせた、テーパード・シルエット。
左右で異なる形状と位置のカーゴポケットを配備し、ストラップベルトは任意の位置でアレンジ可能です。

 

ウォッシャブルj加工されているので、各部位のパーツが綺麗に目立ち、淡い染色を魅せ、ユーズド感を演出。

 

 

アンティークのような金具の色をしたマットゴールドを加工したフックが腰帯に付属。

このような細かな芸もアクセントに変わります。

勿論、ベルトループまで配置しているのでベルトを通して着用する事が可能ですので、ウエストは調整が可能。

 

 

サスペンダーの長さはご自身で変更が可能で着脱も可能にしています。

なので、しっかりサスペンダーをしてシャツ等をINして上にジャケットを着用する感じも良し、

通常はこのようにOUTしてサスペンダーを垂らして着用する感じが良いかと思います。

 

 

このボトムスの一番の特徴としては、膝下からカーブを切った立体裁断。

バナナカーブでは無く、後ろに裾を振る感覚がこの形状を生み出します。

 

 

そして、膝を曲げやすく可動範疇をさらに上増しさせ履きやすさを考えた膝のカービング。

素材にストレッチが無いため、ここの部分で履きやすさを出しているのも特徴です。

 

 

そして膝下の独特なカーブにより、横からの視点で見ても綺麗に裾が細く見える様な形状に作り上げています。

勿論フルレングスで着用する事も可能なのですが、短靴で組み合わせる方が多く感じますので、今回は短靴にて組み合わせました。

 

 

カーゴポケットも全てが鋭利な切り方では無く、丸みと、直線を組み合わせて良い大きさに配置したポケットは

少し斜めに設計。このインパクトもかなり効いている事が見て頂けば感じて頂けます。

 

 

 

 

バックシルエットは確実にこのサスペンダー部分が他のカーゴと違いアクセントになり勝るITEMは少なく感じます。

 

 

今回のコレクションにこのボトムスは無かったのですがこの形状がかなり良かった為、もう一度当店のみにて

制作して頂いた作品になります。次回にはもうこのITEMは無いので希少価値感も考え今回のみの製作となります。

 

 

あまり太すぎず、スリムからの移行を感がえておられる方には是非このボトムスの形状がお勧めです。

以前のBLOGにて記載していますので、そちらも踏まえてご参考にして頂ければ幸いです。

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12405818199.html

 

 

[ Pants ]

JOE CHIA DECONSTRUCTED WAISTBAND PANTS

Price / ¥30,240 - (in tax)

Size / S (*One Size)

Color / Black

**Fitting-Size:XS

 

 

兎に角、履きやすい形状です。ウエストはこの寸法で見ると、少し細く感じるかと思いますが、

このボトムスの履き方はハイウエストで一番ウエストが細い部分に固定知る感じですので

ご自身のボトムスより少しウエストが細く感じるかと思我がちなのですがしっかり着用出来ます。

 

 

DECONSTRUCTED = 分解、解体" というネーミング通り

特徴的なウェストのカッティングや、腿から膝に掛けてダーツを設けて立体的に造形しています。

 

 

このボトムスで腰で落として着用しないようにわざと設計をそのように考えて設計しています。

確かにこのような形状で、小柴記した感覚にすると、この綺麗なシルエットが出ないので、このボトムの感覚で着用するのが正解です。

 

 

ウエストは、この腰帯を使用して結ぶ事も出来ますが、私的にこのベルトは結ばずにそのまま垂らして、

ベルト閉めかもしくなこのまま着用する方が雰囲気が出て良いと感じます。

 

 

このウエスト位置で着用する事で、綺麗な腰が細く見え、尚且つ腿にタックを作りゆとりを持たせ、

膝下にかけてシェイプさせると言った考えられた完璧なシルエット造りを考えています。

 

 

ですので、緩さを持たせつつも、綺麗に魅せれる事。そしてラインが綺麗なのがしっかりとしたウエスト位置で決めると

かなり綺麗なラインが出るよう設計しています。

 

 

 

 

ディティールの一部を裁ち切りの仕様にし、糸の解れを愉しめるようにもなっています。
フロントはボタンフライで、ボタンは「JOE CHIA」のブランドネームが刻印されたオリジナルを採用。

 

 

適度なハリ感と屈強さを持つ生地感で、しっかりとした耐久性を持ちます。
マットな質感とクリアな色味を持つ、JOE CHIA定番のブラック・カラーです。

 

 

バックシルエットも、前面同様、サイドからタックを取って分量を出しています。

 

 

サイドのタックがシルエットとデザインにかなり反映されていますね。

 

少し膝を曲げるとサイドタックが解る様に、稼働する部分でタックが開くように考えられています。

やはりこのボトムスのラインはメリハリがしっかりと有り、エッジの効いたシルエットと、

名前の通り退廃感とミリタリーを融合しているボトムスとも言えます。

JOECHIAは何を製作さても、雰囲気をしっかりと出せるので、片方ルーズも巧ければ、少しタイトな感じも綺麗なので、

是非ご体感頂ければ幸いでございます。

 

 

[ Pants ]

JOE CHIA exclusive WARM PADDED STRUCTURE CARGO PANTS

Price / ¥35,640 - (in tax)

Size / XS,S

Color / Charcoal

**Fitting-Size:XS

 

 

こちらは所謂暖パン。と言われる、保温性に優れ尚且つ肌触りも良く、ライニングに須戸shい保温性のある物を入れているにしては

それを感じさせない様に確実に綺麗なラインを出すボトムスです。

 

 

冬に使用したい私自身の一本でもあり、既に購入しているので早く肌寒くならないか待ち遠しいボトムスなんで熱が入りますがお許しください。

ヒートテック等履く必要はゼロ。ボンバーヒートのようなボトムスとお考え頂ければわかりやすいでしょうか。

兎に角肌通しが履きやすく、モコ付きそうでモコ付かないと言う本当に考えられたボトムスです。

寒がりな方はこのボトムスは今年かなり重宝するITEMです。

 

こちらも可動を考え膝や、股下の可動域を見えないように増やし履きやすく非常に保温力に優れたボトムスです。

 

 

色はカーキブラウンと言う言い方の方が良いのでしょうか、須k祖hいブラウンは暖色なので、

その暖色を悔いたようなブラウンのCOLORになっています。

ロースアップすると、ライニングはBLACKと洒落た配色感。

 

 

LOOM OSAKA exclusiveとしてベルト・ループを施工して頂きました。
 

 

このボトムスもそうですが、膝下からのテーパード感が堪らない。と言った表現方法が簡単に伝わると思います。

短靴にもOKで、ブーツOUTして着用もOKです。

私的にこの暖かさであれば真冬に短靴でもOKだと思います。

 

 

ポケットはマチ付きの使用しやすいポケットを配置。

またカッティングが綺麗で、シルエット面でも最高クラスな形状をしています。

 

 

所謂、暖パンと呼ばれる中綿入りの保温効果のあるボトムスです。
カーゴ・ポケットのミリタリー・テイストを持つ、テーパード・シルエットのデザイン。
ボリューム感を抑えた、通常の布帛のボトムスと変わらないスタイリッシュなシルエット。

 

 

中綿入りのフルレングスのボトムスですが、敢えて裾をロールアップしてクロップド丈にしたりと、
足元のシューズ類を、短靴、スニーカー、そしてブーツと様々にスタイリングを組んで頂けます。

 

 

すっきりしたシルエットでもも幅を少しワイドボリュームを持たせ、裾を絞ったシルエットが特徴的でこのボトムスのシルエットも綺麗です。

 

 

 

 

 

これだけ保温性に優れているITEMですが、機能性に対して負けないシルエットを成型する事が難しい中、

綺麗なシルエットを持たせた上機能性を持たせる難しさをクリア出来ています。

 

 

カーゴシルエットももう一つのカッコ良い部分は、

ウエストに、クビレが出て、腿で膨らみを強調、裾でスリムに変わる。

この法則で製作しているブランドは特にスマートだけどワイドと感じさせてくれます。

KAZUYUKIKUMAGAIや、N/07のパンツが特に気に入って頂けている方は、JOECHIA

 

 

 

[ Pants ]

JOE CHIA STRUCTURED LOW CROTCH PANTS

Price / ¥33,480 - (in tax)

Size / XS,S 

Color / Black

**Fitting-Size:XS

 


裏起毛を使用したロップクロッチカーゴ。

ハリが有り程良い厚みでオールシーズン着用が可能であり履きやすさを考えたコットンスゥエットジャージを使用し
ジョガーパンツとカーゴパンツを合体させたボトムス。

 

 

スゥエットは、赤みの有るようなスゥエットが多い中、しっかりと”BLACK”と言うカラー発色を出せている黒は珍しいです。

特にこのJOECHIAのボトムスは、パリ中も非常に役立ち、結局結構足を通す事の多いボトムス。

履きやすく、尚且つ決まる。がこのボトムス良き点でありそこは重要な部分であったりします。

 

 

カーゴポケットも、正に装着するのでは無く、履いた際に綺麗にトルネードするように斜めに装着されています。

 

付属のボタンはJOECHIAのオリジナルボタン。またここもこのジョガーパンツのイメージを崩し、

大人のジョガーパンツとしてブーツにも合うような設計にするのは、このような細かな点が効いているからこそかと思います。

 

 

ブーツと履き合わせても組み合わせが効きやすいジョガーで、バランスがしっかりと取れ、

トップスもセレクトが簡易に可能な位、シルエットが綺麗なラインをしています。

 

結構起毛ジャージ系のボトムスってカジュアル感が出やすいのですがJOECHIAのボトムスに関しては

その点が無く、スニーカーは勿論ですがブーツも履けてしまう所が素晴らしい点でもあり、

結構バイイングして、探し出すのが困難であったりするんですが、今回唯一この形状で綺麗に履けるジョガーが存在したので

セレクトいたしました。

 

 

 

 

[ Boots ]

LEON EMANUEL BLANCK x Dimissianos & Miller DISTORTION ANKLE BOOTS / GUIDI HORSE OILED

Price / ¥216,000 - (in tax)

Size / 42

Color / BLACK

Material / GUIDI OILED HORSE LEATHER

 

前回のBLOGにて記載しています。是非義参考にご覧くださいませ。

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12412083704.html

 

 

 

 

股部分はリブに切り替え、分量を調整しストレッチ性も兼ね備えているので股の運動量がしっかりと考えられているので、

窮屈さ、引っかかりはゼロです。 動くことまで考えて設計しそれをデザインに落とし込めるデザイナーなので、

その点信用性のあるブランドになっています。私個人的にも結構JOPECHIAのITEMが多く使用頻度は高いのですが、

潰れない強度と、デザイン、素材、全てにおいて心強いブランドです。

 

 

短靴に履き替えるとこのようにジョガーの点が生きる感覚が解ります。

しっかりと靴を魅せるのがこのジョガーの良き点で、結構短靴を履いた際に裾幅でフルレングスにしにくいと言った事があります。

 

 

記載しだすと長くなりますので、簡単に記載しますが裾幅と、短靴の足入れのシャフトの円周で相性が悪くなり、

裾周りが凄くダサくなる事が多くあります。

その点、ジョガーパンツであるとその円周を期にせずどの短靴でも合わせやすいのが利点です。

 

 

 

ジョガーの利点として裾がふくらはぎで止める事も可能なんで、あらゆるスニーカーや短靴、

そしてブーツに合わせやすく使いやすい。と言った点がジョガーパンツの魅力です。

一枚所持しておくとこの素材感での履きやすさ、合わせやすさでかなり履く頻度は高くなりますね。

 

 

そして、少し触れておくと、このビブラムソールのシューズは11月の頭納品にてPortailleから入荷いたします。

このシューズの問い合わせが多いので記載しておきます。既にプライスを聞いてご予約頂いている方の分は確実にキープしておきます。

 

 

このITEMの以前の記事も貼っておきますのでご参考にして頂ければと思います。

 

JOECHIA VOL1

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12400308593.html

JOECHIA VOL2

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12400064971.html

 

 

 

 是非、ご検討くださいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00

大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F

TEL : 06-6534-1630
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SPEED SPECTER The LIBERATOR report

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SPEED SPECTER The LIBERATOR CASE : Vanitas
昨日開催された、上記ライブクリエイション・イベントのレポートを本日のBLOGとして記載させて頂きます。

Vanitasで掲げる退廃的なムードや素材感の表現に重きを置いたクリエーション。
金属を叩いてカタチを変えていく "鍛金"の技法を応用し、彫金や溶接、焼き上げなどと絡めた
プリミティブな技法を用いた製作を、実際にライブで行って頂きました。



デザイナーである高蝶氏自らの製作光景を超至近距離で拝見させて頂ける、
大変希少な機会としてシリーズ化されている、当イベントですが、
やはり毎回違ったアプローチで、素材そのものの状態から彫金を経て、
次第に作品へと変化や造形されて行く様を目の当たりすると、
ライブ・クリエーションの凄みをひしひしと感じる事が出来ます。






百聞は一見に如かず。と云いますか、百画像より一動画の方が非常に分かり易いかと思いますので、
下記動画を再生して頂くと、その製作工程の詳細がより分かり易いかと思います。










そして、出来上がったシルバー・パーツがそれぞれのアイテムに取付けられ、完成したのが此方の作品となります。

[ One Make ]
Cordovan 3bags set / Matryoshka type
Size / (Clutch) : W40xH22xD3cm / (Porch) : W20xH10xD2.8cm / (Coin) : W11.6xH7.5cm
Material / Silver925, Brass, Cordovan Leather
Price / ASK

※販売価格やご購入方法は当店下記連絡先までお問合せ下さい。
※※3点で1セット販売ですので、個別販売は致しません。
TEL / 06-6534-1630
MAIL / info@loom-osaka.com










マトリョーシカ・タイプと名付けられた、3つのバッグが1つに収容される、セット作品です。
クラッチバッグ/ポーチジップバッグ/コインケース の3作品全てにコードバン・レザーを採用した、
非常に貴重で希少なボディ・マテリアル。

高蝶氏がレザーまでも全て加工し、下準備を行っていた土台となる各レザー・アイテムですが、
コードバンの希少性についてはご存知の方も多いかと思いますので割愛させて頂きますが、
先ず、この画像からもお分かり頂けるかと思いますが、盤そのものを使用した非常に贅沢極まりない分量です。

それでは、3点を1つずつ、簡単ではございますがご紹介させて頂きます。



先ずは、一番容量の大きなクラッチ・バッグ。
ライブ・クリエーション時に製作されたのは、フラップの留具とジップの引手となるチェーン、そしてストラップとボディを留める金具パーツです。



チェーン・パーツの焼付工程は動画のVol.2で詳細をご確認頂けますが、
バーナーでチェーンの一つ一つの輪を目掛けて焼き付けて行き、その焼き加減を見ながら調整して行くもの。

 



フラップの留め具は一枚の銀板を鍛金し、焼付けと薬剤に浸して。を繰り返して、クレープ状に巻き込んだ形状のもの。
朽ち果てた葉が巻き込まれた形状にも見えますが、退廃的なブランドの世界観をストレートに表現されています。






そして、ボディ本体とストラップ・コードを結合させる金具パーツですが、動画のvol.1で詳細をご確認頂けます。
最初は一本の棒状の真鍮を輪状に屈曲させた状態から始まりますが、
次第に立体的な"捻り"が入った形状へと変化し、墨入れや銀素材を溶接する事で全く異なる表情に。






クラッチバッグの内面、つまりコードバンのスウェード面になりますが、
一枚革にファスナー・パーツをL字型に施工、革素材そのものをダイレクトに使用している為に、
これだけでかなり高額になってしまう、贅沢極まりないボディ・マテリアルになります。

そして、高蝶氏自らがプリミティブな表現方法を用いた革加工を行って、
粗野で堅牢感のある表情を持ちながらも、実際には柔軟性を持った非常に扱い易い革質へと変化させています。

サイズ感としては、A4用紙サイズの書類が収納出来る大きさで、財布やスマホ、煙草類、等の
男性の身の周りの携帯品であれば、確実に全て収納可能です。



続いて、ジップ・ポーチ。
クラッチに次いで、の大きさとなりますが、紙幣やスマートフォンが収納可能なサイズ感となります。



製作されたのはジップパーツの引手となるパーツで、シルバー製となります。
歪な形状に成形されていますが、実際に使用すると、しっかりと親指と人差し指の腹に挟まってフィットする感覚で開閉の柔軟さが有ります。



肌理細やかな繊維質と独特の脈打つ皺感、下時の茶褐色が透けて見える独特の表情を持った、ホース・コードバンです。



こちらのジップポーチも同じく、一枚革をベースにマチ部分の別裁断パーツとL字型のファスナー・パーツの縫製に由って構成されています。






最後に、一番小さなコイン・ケース。
カード・ケースとしても使用出来る大きさ、サイズ感になっています。



ライブ・クリエーション時に製作に当って頂いたのは、留具となるスナップボタンのフラップ側、雄パーツです。
語弊が有るかも知れませんが、銀歯の被せパーツを模した様な形状で、シルバーに真鍮粉を塗して焼き付けた表情。



上画像 : コインケース イントゥ ジップポーチ
下画像 : コインケース イントゥ ジップポーチ イントゥ クラッチバッグ

三者三様ですが、やはり同素材での統一感が抜群にあります。
仕様を重ねて、革や金属の経年変化をじっくりと直視して実感出来る、非常に希少なセット作品となっております。




実際に製作されたアイテムはご購入頂けますので、
ご興味お持ち頂けましたら、下記当店連絡先まで是非お問合せ下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
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TEL : 06-6534-1630
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Moses 2018AW New Delivery.

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こんばんは。

更新が遅くなってしまいましたが、

29日月曜日分のブログを更新致します。

 

不定期に作品をリリースしているMosesより久しぶりに新作が到着しました。

着用感を分かりやすくお伝えできればと思います。

 

 

 

しばらくは廃りそうにない、ベーシックとして浸透した感のある

ゆるめのサイジングのミリタリーブルゾン。

Mosesに携わるクリエイターが描いたグラフィックを

本体ではなく、別の生地にプリントしてそれを背面に縫い付けています。

 

 

リメイク感のある表情に仕上げた作品。

LOOMでのセレクトでは異色と言える

ポップなグラフィックと毒気のある色使い。

可愛らしさと不気味さが入り混じったイメージに仕上がっています。

 

本格的なモードやアルチザン、ビンテージなど

掘り下げる所が多い我々のファッションではありますが、

そういった細かいことを抜きにしてラフに楽しめればと思います。

多面性を求めていく上での選択肢の一つとして吟味して頂けると嬉しいです。

 

 

[ Jacket ]

MOSES GRAPHIC PATCHED MILITARY BLOUSON 
Price / ¥37,800 - (in tax)

Size / 44,46,48 (*Fitting-Size:46)

Color / Black

Material / Viscose+Cotton

 

 

168cm / 50kg 着用サイズ 46

 

 

男女兼用で着用出来る少しゆったりめのサイジング。

 

44 = 女性、細身が好みの男性
46 = 女性ビッグシルエット、男性

48 = 男性オーバーサイズ

 

ざっくりと着用感を記すと上記のようになります。

サイズの振り方で違ったスタイルに落とし込むことが出来ます。

 

 

私の場合は44でも少し余裕がありますが、

オーバーサイズのダラっとした着方が好みでしたので

46で撮影をさせていただきました。

 

 

ミリタリーブルゾンですが、素材はビスコースを主体にした

柔らかく落ち感の良いモノを選別しています。

着膨れせずにタテ落ちの綺麗なラインが出ますので

体格に関係なく袖を通しやすい点も魅力です。

 

 

グラフィックは大きく裁断したキャンバス地に

ほとんど余白を出さずに全面的にプリントしています。

 

 

 

今シーズン、来シーズンと"カジュアルさ"をキーワードに

少し凝り固まりつつあるファッション性をほぐしにかかっています。

色や生地感からアプローチしたモノが主となりますが、

中にはこんな一着があっても面白いのではないでしょうか。

 

 

着心地は軽快で重ね着にも適しています。

少し肌寒さを感じることが多くなる今の時期、

一度袖を通して頂ければと思います。

 

 

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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JOE CHIA styling #1

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今月も残す所あと1日と少しで終わり、今年もあと2ヵ月で終わってしまうのかと思うと、

歳のせいか、1年が過ぎるのは本当に早いものに感じます。

さて、本日のBLOGではJOE CHIAに焦点を充てて、何点かピックアップして着用致しましたので、
その着用感のご説明をさせて頂きたいと思います。
今の時期にリアルに着用出来て、且つ、これから冬の季節に向かって行く際にも、

必ず重宝して頂けるアイテムですので、是非、ご参考にして頂けましたらと思います。



[ Coat ]

JOE CHIA HOODED ANORAK COAT 
Price / ¥58,320 - (in tax)

Size / S

Color / Khaki Grey

Material / Polyester

モデル体型 : 174cm / 58kg




アノラックのフーディー・ロング・コートにカテゴライズされる本作ですが、
やはりこの軽量感に由る、着廻しの良さを特徴として挙げさせて頂きたいと思います。
滑らかさとしなやかさを持つポリエステル素材ならではの軽量感は、
コットンやウール素材のものでは得られない、よりイージーさやラフさを持ったアイテムに仕上げられています。





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ミリタリーとアウトドアのディティール、そこにJOE CHIAらしく、ややリラックス感のあるモードスタイルに落とし込んでいます。
大凡何方にも着用して頂けるサイズ感として、S = FREE のサイズピッチとしてセレクトしていますが、
やや落とし気味の肩線であったり、フードやウェストのドローコードを絞り込む事でシルエットの変化をもたらせて、
しっかりと着用者それぞれの体型に充て込む事が出来ます。

 



174cmの着用モデルで膝丈くらいの着丈の長さで、短過ぎず長過ぎずの、丁度良い丈感。
ウェストコードの絞り具合で、すっきりと綺麗に裾拡がりになるフレア・コートとしても着用出来ます。



バックシルエットからは、大き目に設計されたフード部分から垂直に目線を下げると、
同じく大き目のフラップとポーチが施工されたポケットが目に入ります。
実際に使用する事も出来るバックポケットですが、デザインとしても愉しめる、何処かカジュアライズされたディティール。



素材が創り出す、独特のシャリ感や控え目な光沢感、そして皺感はポリエステル素材ならではです。
KHAKI GREYというカラーリング名ですが、光の照射加減や角度によって、異なる表情を生みます。
特に皺と皺の狭間に出来る独特のグラデーション掛かった陰影感は、やはりこの素材ならでは。


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フロントはYKK社製の逆開閉式のM8のジップを採用し、スムーズにスライドして、
思い思いの位置で留めて、フロントの開き具合を調整する事が出来ます。
その際に、しっかりと前立ての部分が下手る事無く、立たせる事が出来るのもポイントです。
全体的にザックリとしたシルエットや着用感では有りますが、決してルーズやダラしないものでは無く、
程良くラフに着用出来て、且つ、格好が付くシルエットは中々早々無いかと思いますが、
JOE CHIAの本作は、しっかりと具現化してくれています。

 



肩線の部分を肩甲骨周辺で着る様なイメージで、後ろ下がりにラフに羽織った状態です。
上述の通り、決してダラしなく映らない様に、あくまで自然な感じで、"落とす" 様にして着用しています。
モッズコートの裾口のシルエットの様に、鋭角的に裁断と縫製が入る事によって、
リラックス感のある全体に対して、少しエッジを利かせたデザインとして、巧く溶け込ませています。



これから11月に突入すると、このコートにジャケットや保温効果のあるインナーを挿すのは勿論、
ライナーコートの様に、他にメインのアウター・コートの中に挿し込んで、着用して頂く事も可能になっています。
着用可能な時期が長い事を考えると、優れたコストパフォーマンスがより活きて来ると、実感して頂けるのでは無いでしょうか。

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[ Shirt ]

JOE CHIA OVERSIZED DOUBLE LAYER SHIRT 
Price / ¥31,320 - (in tax)

Size / S

Color / Black

Material / Cotton

モデル体型 : 174cm / 58kg



続いて、JOE CHIAの最も得意とする、ビッグシルエットとリラックスシルエットの中間のボリュームを持つ、
優れたオーバーサイズ感を持つシャツの着用感をご説明致します。

身頃、袖頃の全てが2重に、その名の通りにダブルレイヤードとなったボリューム感の有る作品ですが、
実際に着用してみると、意外にも重苦しく無く、寧ろ今の時期では丁度良い厚みに感じます。
これが少し前の、まだ日中が夏の様に暑かった時期とでは、かなり違った印象に思われるかと思います。



身幅や袖筒にはある程度のボリュームを持たせていますが、やり過ぎたサイズピッチでは無く、
例えばフロント左右の両ポケットに手を入れた時、しっかりシャツとして収まり良いシルエットに見えるかどうか。
JOE CHIAお得意の、リラックス・シルエットにモード感をプラスαさせたスタイルは兎に角、型が綺麗です。

ポケットポーチの下半分が露出したレイヤードのデザインは視覚的にも愉しめます。



反して、バックシルエットは装飾の無い、シンプルでミニマルなデザイン。
一層目と二層目の幅感も絶妙で、しっかりと2重、2層構造である事を主張してくれます。



生地分量として単純に通常の2着分以上を要しているのですが、
ガサ付きやモタ付きの無い様に、コットン・ブロード生地を採用しています。
細番手の糸を綿密に平織りして、耐久性や強度を高めてハリ感を持たせた素材で、
ジャケットの様な感覚でも羽織る事が出来ます。






やや長めに設定されたカフスのデザインも、画像の様にクシュっと皺付ける様な感覚で、
そのままや捲り上げたりと、様々にアレンジしてみても良いかと思います。

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このダブルレイヤードシャツも少し後ろに仰け反る様に着用してみました。
各パーツで生地の余白や動きを計算してパターンが引かれていますので、
不要な生地の溜りやモタ付きが発生していない事が、確認して頂けるかと思います。



艶味を抑えた、マットブラックの落ち着いた色味が落ち着いた印象の表情を持ちます。
一般的には、ラグジュアリーな艶味を持ったモード色の強いオーバーサイズのデザインも多いかと思いますが、
あくまでもリアル・クローズとして着用する際に、大人の上品さを持合せたカラーセレクトに、センスを感じます。

かなり肩線をドロップさせてボリュームを採り、そのまま、ややテーパードする様にプリーツが施されたカフス部分へ。
この様に、1着の中でも緩急を付けたシルエットだからこそ、オーバーサイズのボリューム感が活きるのだと思います。




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[ Tops ]

JOE CHIA RIB FITTED HOODIE LONG TOPS 
Price / ¥24,840 - (in tax)

Size / XS

Color / Black

Material / Rib Cotton

モデル体型 : 174cm / 58kg




続いては、JOE CHIAの作品群にまるでイメージが無かった方も多いかと思いますが、
身体のラインに沿って伸縮フィットする、リブコットン素材を用いたロングスリーブ・トップ。

明らかに上述の2作品とは印象が異なるシルエットを持っていますが、
こちらもまた、実はJOE CHIAが得意とするスリムシルエットの作品の一つです。



袖口には親指のサムホールが設けられたフィンガーアウト可能なグローブ仕様。
本作の様に、あくまで基本的にはインナー使用として製作されたアイテムでは、
やはり、これから冬に向けて一層寒くなって行く時期には、とても重宝する仕様に変わりは無いかと思います。
特に、この上にアウターを羽織った際に、やはりグローブ仕様は使えるものだと、再確認して頂ける筈です。



そして、裾部分は前後でそれぞれラウンドしたカーブデザインになっており、
その前後のフラップ形状を繋ぐ様に、サイドはスリットが入った様なデザインとなり、
ボトムスのポケットへのアクセスが非常に容易に出来る様になっています。

先程のフィンガーアウトのグローブ仕様もそうなのですが、些細な事かも知れませんが、
日々着用するに当って、何気ない仕草や癖は繰返すものであって、
それが煩わしいと感じてしまうと、先ず続けて着用する事は無いかと思います。



長尺の着丈のトップスだからこそ、しっかりと利便性に富んだ仕様であったりデザインであったり、
ただ単に格好良いだけでは無い、実用性も兼ね備えたトップスで無い限りは、やはりシビアになってしまいますよね。
そう云った意味でも、AWシーズンのインナートップスとして確実にお勧め出来る作品だと云えます。


 

凹凸感、陰影感がくっきりと映える太畝のリブ地コットンは、

身体のラインの綺麗さをより美しく強調する様に、強い伸縮性を持っています。
AWシーズンのインナートップスは、兎角後回しにされがちなアイテムになっていますが、
だからこそ、1枚は特別な何かをアウターの中に挿し込める様に、お気に入りに加えて頂けたらと考えます。



太畝と程良い厚み、保温性をも持つテレコ素材は、裏面=直接肌が触れる面も滑らかなスムース面になっています。
確かなストレッチとキックバック性は確実に、デイリーユースとして高い頻度で着用して頂けるかと思います。




-

 

[ Pants ]

JOE CHIA HeatPerform DROP CROTCH 3D SLIM PANTS 
Price / ¥30,240 - (in tax)

Size / XS, S (Fitting size : XS)

Color / Black

Material / Stretch Viscose twill & Heat Perform tec

モデル体型 : 174cm / 58kg




最後にご紹介となるのは、ストレッチデニム素材を表面に、ヒート・パフォーム・テック素材を裏面に
異なる2つの生地をボンディング(接着・結合)させた、特殊な素材を用いたボトムス。

 



適度に落ち感を持たせたドロップクロッチと、視覚的に映える立体裁断を用いた、美しい脚線美を持つトラウザー。

弊社王前が、先日のパリ展示会の買い付け時から今日に至るまで、

ほぼ毎日着用する程に、今一番に気に入っているボトムスになります。



保温性に優れているという機能面はさておき、先ずは何よりこのボトムスの線の綺麗さはズバ抜けています。
ややハイウェスト気味で着用すると、より効果的に映えて来るのですが、
開脚時や可動域を考慮して、ややゆとりを持たせた股上や腿周りから、

絶妙にテーパードさせながら膝へ繋げ、そこから立体裁断で捻る様に屈曲させています。
それを着用した際に、上記の着用画像の様に、脚線を綺麗に際立たせるシルエットとなります。


 

[ Boots ]

LEON EMANUEL BLANCK x Dimissianos & Miller DISTORTION ANKLE BOOTS / GUIDI HORSE OILED 
Price / ¥30,240 - (in tax)

Size / 42

Color / Black

Material / Guidi Oiled Horse Leather

モデル体型 : 174cm / 58kg



例えば、LEONのブーツなどハイ・ランクの足元にも決して引けを取らないルックス。
裾口に向かってシェイプされていますので、シャフトの細いブーツにもしっかりとイン出来ます。






バイアスのジップフライやウェストに内蔵されたベルトコード、ポケットのフラップ等からは
何処かミリタリーのテイストも感じさせる、旬な要素を巧く取り込んだデザイン。

そして、兎に角、温かい!という事です。
冬の時期になると、お気に入りのボトムスの下にヒートテック素材のレギンスを仕込んで、
レイヤードスタイルとするしか無かったのが、このボトムスの出現に由って、確実に選択肢が増えます。
寧ろ、私もそうなのですが、ボトムスのレイヤードの着膨れ感と云いますか、

モタ付き感が苦手な方に取っては、デザイン良し、機能面良しの本作がベストと断言出来てしまいます。


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バックシルエットからも、ミニマルでエッジの利いた裁断パーツの構成である事が見て取れます。
どこかLEONのFORCEDのラインのボトムスに似たシルエットにも見えて、デザイン力の高さを感じます。



個人的には細かいですが、腿の内側部分の切替のデザインがグッと来ました。

ボンディングとなると、通常はやはり生地2枚分の厚みで着膨れや
シルエットのシャープさが損なわれる事が多いのですが、それが全く無いのが本当に素晴らしいです。



確実にこの冬、大活躍してくれるボトムスの1本になるかと思います。

 


是非、ご検討下さいませ。

 

 

 

 

 

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
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Chörds; 2018aw New Arrival. 3rd Delivery.

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Chörds [ コーズ ]
今季18AWより取扱いを開始して、徐々にその作品の認知と評価が高まりつつ在りますが、
新作や再入荷の作品を含む、6種類の入荷がございましたので、ご紹介をさせて頂きます。

 



日本の、しかも若手のクリエイターの成長を感じさせられます。
素材となる革の生成から、裁断、縫製、加工を施し、最終の仕上げまで一貫して製作。

特に"Chörds" というブランドではミシンを使わずにすべて手縫いで仕上げ事に拘り、

脈打つような革の質感づくりにも時間をかけて自身の作品のオリジナリティを高めています。
 


革は一見、表革に見えますが、コードバン層を含むホースバットのリバースを使用しています。

コードバンのつるっとした部分とリバースの毛羽立ちを潰してマットに仕上げた部分があり、

それぞれの質感の違いから生まれる陰影や艶の有無などの経年変化が最も豊かな素材といえます。



また、迫力のある素材感や手縫いの作風にばかり目がいきがちですが、

普段の生活での使いやすさを考えたサイズ感などにも着目して頂きたいと思っています。

本日はそれぞれ一点ずつ紹介致しますのでゆっくりとご覧くださいませ。

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#Shoulder Bag

30cm四方程度の大きすぎることも小さすぎることもない程良いサイジング。

フラップや外側の収納スペースに加え内部での細かな仕切りがある為、

どこに行くにも不便のないように仕上げられたショルダーバッグです。

 

 

 

 

[ Bag ]

Chörds; F3. SHOULDER BAG / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥69,120 - (in tax)
Color / Camel

Size / F

Material / Horse Butt Reverse

 

 

 

 

バッグを肩から掛けた際に、身体にあたる背面に収納スペースを設けています。

フラップを開けずに出し入れが出来る為、

頻繁に取り出すものなどを入れておくのに使い勝手が良いディティール。

 

 

刺子の要領でハンドステッチを際立たせています。

革の良い部分を的確に各部位に割り当てる為に、

本体に対してフラップを別のパーツに分けて裁断、縫製をしています。

 

 

キャメルは丁度、ベージュとブラウンの中間のような絶妙な色合いです。

オイルや染料の具合を調節し、発色を抑えたややくすみのある色合いに仕上げています。

カジュアルな印象が強いカラーでもありますが、ブラックに対するコントラストも綺麗で

ブラックスタイルへのアクセントとしての取り入れにも有効です。

 

 

 

 

 

コートはKAZUYUKI KUMAGAIのメルトンコートを着用しています。

モード感の強いアウターに対してブラウン系の色みは程良く

ナチュラルな柔らかみを挿せるので小物周りからの取り入れも良いかもしれません。

 

 

[ Coat ]

KAZUYUKI KUMAGAI High Neck Coat [Cashmere/Wool Double Melton]

Price / ¥78,840 - (in tax)

Size / 2,3 (*Fitting-Size:3)

Color / Black

Material / Cashimere Wool Double Melton

 

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[ Bag ]

Chörds; F3. SHOULDER BAG / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥69,120 - (in tax)
Color / Black

Size / F

Material / Horse Butt Reverse

 

 


製品染めの後、洗いとオイル入れの工程を重ねています。

のっぺりとした黒ではなく、奥行のある立体的な質感を表現した革です。

 

 

 

 

リバース面は中側に表面がくるので革一枚で製作しても

中に入れたモノに革の繊維や染料のカスなども付着しません。

実用的なメリットも兼ねています。

 

 

 

 

革の存在感が強い反面、サイズ感やデザイン性で主張を調整し、

服との組み合わせにも支障のないのバランスを考えています。

 

 

アウターはビンテージに忠実な独特のカーキベージュの色感を表現した

sus-sousのオーバーコートを着用しました。
カジュアルな色合いをブラックのバッグがグッと引き締めます。

 

 

[ Coat ]

sus-sous motocycle coat MK-1

Price / ¥108,000 - (in tax)

Size / 7

Color / Khaki Beige

Material / Heavy Ox

 

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#Sacoche Bag 01

サコッシュ。最近よく耳にするのではないでしょうか。

ファッションのジャンルを問わず取り入れが盛んになっていると思います。

要は小ぶりのショルダーバッグなのですが、

こちらは収納性というよりは"コンパクトに持ち運ぶ"という点に重きを置いています。

また、これはお店としての提案になりますが、"革のネックレス"もしくは、"身に着けるポケット"

といったウェアラブルな面に特化したモノをサコッシュバッグとしてセレクト致しました。

01はややタテ向きの形状。

 

 

[ Bag ]

Chörds; H1. SACOCHE / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥38,880 - (in tax)
Color / Camel

Size / F

Material / Horse Butt Reverse

 

 

アンティーク加工した金属パーツや脈打つような革の質感が

ブランドの全作品に統一して見られる要素です。

 

 

 

側面には手縫いの作法を分かりやすく表現した刺子ステッチ。

素材感とハンドメイドの雰囲気をより生々しく引き立てます。

 

 

底を見ると分かるのですが、前後左右が繋がった形状になっています。

つまり、一枚の革を裁断し、直方体に近いバッグの形状に組み上げています。

このワンピース仕立てがサコッシュバッグの特徴にもなります。

 

 

着用イメージ

 

 

 

サイズが小ぶりであること、

マチが薄いこと、

ショルダーストラップを革紐にしていること、

 

上記の点からも伺えるように

雰囲気のあるバッグですが、非常に軽やかな印象が残ります。

服に合う、合わないを気にせずに持って出かけることが出来そうです。

今回は生地分量を多く取り、バサッとした雰囲気が特徴のnude:mmのコートを着用しました。

 

 

[ Outer ]

nude:mm exclusive BALMACAAN COAT / MULTI STRIPE WOOL 

Price / ¥63,720 - (in tax)
Color / Black

Size / 0 , 1 , 2 (*Fitting-Size:1)

Material / Wool Stripe

 

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[ Bag ]

Chörds; H1. SACOCHE / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥38,880 - (in tax)
Color / Black

Size / F

Material / Horse Butt Reverse

 

 

ミシンを使わない100%人の手によって製作されるChördsの作品は

ハードなレザーの雰囲気の中にもどこかハンドメイドの温かみを感じさせます。

一点ずつ加工を施したビスパーツからもそういった世界観が統一して見られます。

 

 

着用イメージ

 

 

先程のnude:mmのコートにもう一枚、コートをレイヤードしました。

 

 

今季、特に自分の中でも新鮮さを感じている中間アウター同士のレイヤード。

プラスαで上からもう一着羽織る感覚でバッグをチョイスしています。

 

 

[ Coat -Ⅰ ]

JOE CHIA HOODED ANORAK COAT

Price / ¥58,320 - (in tax)
Color / Khaki Grey

Size / S

Material / Polyester

 

[ Coat -Ⅱ ]

nude:mm exclusive BALMACAAN COAT / MULTI STRIPE WOOL 

Price / ¥63,720 - (in tax)
Color / Black

Size / 0 , 1 , 2 (*Fitting-Size:1)

Material / Wool Stripe

 

 

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#Sacoche Bag 02

一枚裁断、手縫いで基本的な仕様はサコッシュ01と同じですが、

横型で少し小ぶりに仕上げたサコッシュ02タイプになります。

サコッシュの語源であるフランスでの原型に近い形状で

"必要最低限のモノを素早く出し入れする"

というシンプルな目的に基づいています。

視覚的にもよりアクセ感が高まり、

スタイリングではトップスとの相乗効果を感じて頂けるのではないでしょうか。

 


[ Bag ]

Chörds; H1. SACOCHE / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥35,640 - (in tax)
Color / Camel

Size / F

Material / Horse Butt Reverse




 

シンプルな構造ですが、しっかりと縫製とリベット打ちを行い、

堅牢度の高い仕上がりとなります。

 



着用イメージ

 

 

 

アウターはDEVIANT ONLINE STOREでの取り扱い、

The Viridi-anneのオーバーフードコートを着用しました。

 

 

ウールギャバとポプリンを重ねて裁断、縫製したコートです。

一枚で軽やかですが、最初から重ね着したような着用感となっています。

ざっくりとしたサイズ感でドレープや広がりが綺麗に出るシルエットです。

 

 

[ Coat ]

The Viridi-anne HOODED ROBE COAT / WOOL GABARDINE

Price / ¥92,880 - ( in tax )

Size / 2

Color / Black

Material / Wool and Cotton

Store / DEVIANT ONLINE STORE

 

 

本格的にアウターのコーディネートが楽しめる季節、

外に出かける際に、重宝するバッグとなります。

ハンドクラフトの雰囲気の良い作品を手に取って頂ければと思います。

 


是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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sus-sous 2018winter outer & New Brand.

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本日は週末に向けていくつかの新作を公開致します。

俄然、注目度を上げているsus-sousから冬用のアノラックジャケット、

このブランドは今後のスタイリングの在り方に強く影響を及ぼしていきそうな勢いを感じます。

 

もう一つは来期からの取り扱いでしたが、急遽、AWの作品をピックアップ出来ました。

COLINAというブランド、素材の素晴らしさを自然なデザインと絡ませてフィッティングさせる

これまでになかった風合いを持つ作品を取り扱い致します。

 

sus-sous

 

ビンテージ、特にヨーロッパの古い時代のミリタリーに精通するデザイナーが考える"良質の服"。

今、我々が着るような服のほとんどはこの時代に原型がつくられています。

技術の発達などで今では失われつつある昔ながらの生地作りや製法を研究し、

旧い時代のモノづくりの魅力を引き出しながら、現代的なファッション感との調和を試みたコレクションとなります。

 

 

そんなsus-sousが冬に向けて製作した防寒目的のアノラックコート。

山岳部隊が着用したオーバーアウターを基にしたざっくりとしたシルエットの一着です。

 

 

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[ Coat ]

sus-sous anorak middle coat / sharkskin wool

Price / ¥75,600 - ( in tax )

Size / 7 (*One Size)

Color / Deep Navy(Black+Navy)

Material / Sharkskin Wool

 

 

 

防寒性をより高める為にファスナーなどの開閉する部分をなくし、

身体を完全に包み込むようなフィット感に仕上げています。

保温効果は高く、ウールのコートなどと同等程度の温かさを備えています。

 

 

 

素材に関してはアウトドアを連想させるような機能系ではなく、

トラディショナルな雰囲気を放つ、シャークスキンウールと呼ばれる織地を選んでいます。

鮫の肌のようなざらみのあるテクスチャーが特徴となり、

それに対して圧縮を繰り返し重ねてふんわりとしたやわらかみを与えた素材に仕上げています。

 

 

ほとんど黒のような色合いですが、

ブラックとネイビーの糸を使い分け、折り重なるように織っています。

色の異なる糸が交差して立体的で奥行のある風合いを表現、

こういった質感は生地染めでは出せない素材そのものの魅力と言えます。

 

 

圧縮をかけてふっくらとした弾力と優しい温かみを感じる質感に。

メルトンよりもさらに軽やかで着用感に重たさがない点もメリットです。

 

 

ビンテージに忠実なデザインですが、フードの設計に関しては

頭部に立体的にフィットしつつも、被っていない状態には

襟元が綺麗に纏まるようにやや大きめの形状に設定しています。

 

 

襟元、ウエスト、裾の各部のフィット感を調節するコードの先端の留め具は革を巻いて留めたモノを採用。

これは革を裁断し、縫う手間のかかる工程ですが、細部にも抜かりのない拘りが見られます。

 

 

本来は大半が男性向けとして作られたビンテージミリタリーをルーツとしていますが、

sus-sousではブランドのカテゴリーをメンズファッションに置いているわけではありません。

男女それぞれの着方でそれぞれの魅力を高めていければ良い、

そういったブランドのコンセプトにもお店として共感させられました。

 

 

--

 

 

COLINA

生地のスペシャリストが立ち上げたブランドです。

上質なコットン、リネン、カシミアやウールなど、

こだわりの素材を生かしてシンプルでリラックス感がありながら、

上質な大人のデイリーウェアを提案。

長く愛用出来る普遍性とそれを毎日着たいと思わせる

心地良さを求めた作品づくりを掲げています。
 

今回は少数ながら精鋭としてブランドの世界観、雰囲気が色濃く反映された作品を紹介致します。

 

 

テキスタイルに携るクリエイターだからこそ実現した生活に馴染む刺子のパンツ。

 

[ Pants ]

COLINA SASHIKO CURVED TROUSERS

Price / ¥36,720 - (in tax)

Size / S,M

Color / Indigo Dyed

Material / Cotton "Sashiko"

 

 

伝統的な刺子織の生地は何度もサンプル製作を行い、

デザイナー自身が自分で着用しながらアップデートを行っています。

見た目通りの重厚な迫力、インディゴの美しい陰影だけでなく、

私生活での"穿きやすさ"を追求した素材は重々しさ、ストレスがなく、

まるでデニムとスエットの良い面だけ擦り合わせたようなパンツとなっています。

 

 

自然なテーパードシルエット。少しカーブさせて脈動感を出しています。

素材感を引き立てるミニマルなデザインではありますが、

パターンの組み上げが生地の表情を活かすようにアイデアを詰め込んでいます。

 

 

通常のトラウザーとは違い、脚の外側に縫い目がなく、

生地一枚がそのまま脚に巻き付くように裁断されています。

ガシっとした素材ですが、柔らかく繊細な生地の動きが表現されたパターン。

 

 

パンツの仕立て自体はクラシカルなトラウザーをベースとしていますが、

ドローコードに加えて、腰を支える背面ウエストにゴムを内臓し、

着用時のリラックス感を向上させています。

 

 

インディゴ染料で染めた深みのある藍色。

頑丈な素材特有の経年変化が楽しめます。

最初に少し洗いをかけることで必要以上の色落ちを防ぐとともに、

糸の中の白い部分が少し浮き上がるようになり、デニムとは趣の異なる陰影を見せています。

 

 

ふと色みのあるパンツが穿きたくなった時、

普通のジーパンのカタチではファッション的な面白さが足りないと思い、

色々なパンツを探していた中でようやく見つけた一本です。

ありそうでなかった質感、太くも細くもない次へと繋がるスタンダードになればと思います。

 

-

 

 

こちらは取り扱い前よりスタッフが愛用していたこともあり、

店頭では何度か見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。

 

 

リネンシャツと言えば日本ではもっと薄手でシワシワの加工が入ったカラフルなモノで

ダンディーな雑誌でカラフルなモノがたくさん並んで載っている"春夏のモノ"のイメージが強いですが、

こちらはもう少し肉感があり、ヨーロッパで昔から親しまれた

一年を通して普段着として着れるベーシックシャツをイメージしたモノになります。

"グランパシャツ"という愛称も直訳すると少し??になりますが、

大人の男性が主に普段着として着たシャツを指します。

 

かっちりし過ぎず、適度なゆるさがあるシャツ。

今回はログウッド染めによる独特の色合いのモノを選別。

 

 

[ Shirt ]

COLINA GRANDPA SHIRT / NATURAL DYED LINEN

Price / ¥24,840 - (in tax)

Size / L(*One Size)

Color / Logwood Black

Material / Linen

 

 

 

天然染料で染めた色合いはとてもやさしく柔らかな風合いを醸し出します。

こういった自然なタッチのウェアはこれまでセレクトしてきた中では少し異色かもしれません。

既存のブランドとの組み合わせを考えるとより面白くなるのではないでしょうか。

 

 

ノーカラーに少しだけ襟を足したような主張控えめの首元。

この襟周りはボタンをすべて留めても苦しさがないように設計されています。

 

 

sus-sousの台頭もあり、最近休日にはビンテージの衣料を見て回ることが多いのですが、

このグランパシャツと類似するモノが状態の良し悪しを問わずよく見かけます。

後が少し長くなった着丈やサイドのスリットなどのディティールは

特にこの手のシャツの特徴と言えます。

 

 

背面も然り。

ギャザーを細かく取り、ふわっとした軽やかな雰囲気を作ります。

旧いディティールを再現しつつも、

今のファッションに馴染むシルエットバランスに落とし込んでいます。

 

 

新ブランド、少数ですが良い作品を取り揃えることが出来ました。

今週末、お時間が御座いましたらお試し頂ければと思います。

 

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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Women's and Unisex Style.

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少し前から準備を進めておりました

レディースアイテムを本日より纏めて公開致します。

 

今年度からはパリのレディース展にも参加致しました。

ファッション業界ではほとんどの場合、

"新しいモノ"はレディースからメンズに飛び火する形で廻っていきます。

メンズを中心に展開する上でもレディース展を見ることはすごく重要であり、

そこからまた次の提案を考えたりもします。

 

 

今回ピックアップしたモノに関しては

 "女性が着た時の雰囲気の良さ" 

を絶対的に重視しつつ、性別を限定しないユニセックスモデルを中心にしています。

 

近年はカップルや夫婦以外にも男女ともに幅広い年齢や職種のお客様にご来店頂いていますので

より幅広い層にLOOMのファッションを楽しんで頂ければと思いラインナップを考えました。

 

http://loom-osaka.com/shopbrand/ct284/

レディース、ユニセックスの作品は上記リンク先のページへタグ付け致します。

今回はその中より数アイテムを選んでご紹介致しますので

その他の作品に関しても一覧よりご覧くださいませ。

 

 

https://www.instagram.com/loomosaka_femme/

 

また、レディース、ユニセックススタイル専用のインスタグラムのアカウントを作成致しました。

こちらは定期的に更新して絶えず提案や作品の紹介を行って参りますので

興味を持って頂けましたら合わせてご覧頂けると嬉しく思います。

 

--

 

まずはARTEFACT FEMMEの新作からご紹介させて頂きます。

 

 

ARTEFACTのウィメンズ、ユニセックスライン。
女性的な線の柔らかさや繊細なタッチを際立たせつつも、
メンズラインと同様に素材感に拘った作品を展開致します。

 

 

 

 

メンズ同様に素材感がしっかりとしています。

ダメージパイルのワンピースにオーバーサイズのボアブルゾンの着合わせ。

今回はあえて女性っぽいラインで合わせていますが、

パンツルックで合わせれば男性にも着やすいかもしれませんね。

 

 

着用者身長163cm、アウターはフリーサイズ、

ワンピースはサイズ2を着用しています。

 

 

[ Jacket ]

A.F ARTEFACT FEMME OVERSIZED BOA-BLOUSON

Price / ¥84,240 - (in tax)

Size / 3(*ワンサイズ)

Color / Khaki×Black

Material / ボア+ニット

 

 

見るからに暖かそうなヘビーボアブルゾンです。

モコモコとした素材感にニットをコンビ使いで切替しています。

 

 

アウターの下に着用しているのはメンズでの展開もあったグランジパイルニットを用いた

カジュアルなワンピーストップになります。

 

 

[ One Piece ]

A.F ARTEFACT FEMME DRESS LONG TOPS / GRUNGY PILE KNIT

Price / ¥42,120 - (in tax)

Size / 2,3(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / グランジパイルニット

 

 

着用すると形が分かりやすいのですが、

ただ丈を長くしたものとは違い、

胸元からプリーツを取り、ドレスのような広がりを出すことで

スエットシャツのようなカジュアルさの中にも女性らしい線を表現しています。

 

 

 

擦り切れてボロボロになったグランジ調の質感を表現した特殊な編み方のパイルニット。

普段使いに適した柔らかな素材感でふとした動作の中にあらわれる躍動感が魅力です。

 

 

 

--

 

 

 

ニット素材の温かみのあるブラック2ピース。

セットアップアイテムではありませんが、

同素材を使った単品同士を組み合わせました。

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME HIGHNECK KNIT TOPS

Price / ¥36,720 - (in tax)

Size / 3(*ワンサイズ)

Color / Black

Material / リブ編みニット

 

[ Skirt ]

A.F ARTEFACT FEMME SUSPENDER DETAIL BUTTONED SKIRT

Price / ¥36,720 - (in tax)

Size / 2(*着用サイズ2)

Color / Black

Material / リネンウール+リブ編みニット

 

 

ダボダボではなく程良いゆとりがニットの質感と相まってふわっとした雰囲気を作ります。

オールブラック、特に女性のファッションでは格好良いイメージが先行しますが、

その中にも少し可愛らしさ、やさしさが残るような印象になります。

 

 

ドレープ感の効いた横幅の広いシルエットですが、
丈感をすっきりとさせてトップスをコンパクトに纏めて見せます。

 


裾は広がりと同時に、前から後ろにかけて長くなるような奥行のある設計。

 

 

サスペンダーディティールのボトムスはメンズでも人気が高まっています。

ボトムスは同様のディティールをスカートに落とし込んでいます。

 

 

ビンテージ感のあるウールリネンの布帛とざっくりとしたニット調素材を切替、

ワークパンツのラフな雰囲気をレディースらしくスカートに落とし込んでいます。

モード感のあるデザイン性とビンテージの風合いを融合した作品となります。

絶妙なフレア具合で足元のシューズの見え方も良くなります。

 

 

着用者身長163cm 着用サイズは2になります。

 

 

 

生地がたなびいてヒラヒラとしたレイヤー感を強調します。

 

 

--

 

 

こちらはLOOM Exclusiveとして製作したリバーシブルブルゾン。

女性が着たイメージとして紹介致します。

 

 

[ Jacket ]

A.F ARTEFACT exclusive OVERSIZED HOODIE BLOUSON / REVERSIBLE-WOOL 

Price / ¥62,640 - (in tax)

Size / 3(*ワンサイズ)

Color / Black×Khaki

Material / ビンテージウールストライプ

 

[ Knit ]

A.F ARTEFACT FEMME RIB KNIT LONG HOODIE

Price / ¥38,880 - (in tax)

Size / 2(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / リブ編みニット

 

[ Pants ]

A.F ARTEFACT exclusive TUCKED WIDE PANTS / SEWING CRAFT STRIPE

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 2,3,4(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / ネップツイル

 

 

 

リバーシブルで差し色のカーキブラックのストライプと

安定性のあるブラックを使い分けることが出来ます。

ブラックファッションに対する色みの取り入れはレディースが断然早く、

メンズに飛び火するには少しタイムラグがありますが、

来年度は男女ともに少し黒に対して色みを割り当てる比率が上がるのではないでしょうか。

 

 

 

レイヤード用のオーバーアウターとして製作されたジャケット。

厚手でしっかりとした生地感のニットなどがあることで

より着こなしの幅が広がります。

 

 

-

 

 

ブラック面に切り返すと雰囲気も引き締まります。

 

 

[ Jacket ]

A.F ARTEFACT exclusive OVERSIZED HOODIE BLOUSON / REVERSIBLE-WOOL 

Price / ¥62,640 - (in tax)

Size / 3(*ワンサイズ)

Color / Black×Khaki

Material / ビンテージウールストライプ

 

 

続いて中に着ているニットのフーディーを紹介します。

 

 

[ Knit ]

A.F ARTEFACT FEMME RIB KNIT LONG HOODIE

Price / ¥38,880 - (in tax)

Size / 2(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / リブ編みニット

 

 

 

パンツはユニセックスでサイズ展開させたExclusiveモデルをセレクトしています。

 

 

2 / レディース

3 / ユニセックス

4 / メンズ

 

サイズの目安としては上記のようになります。

 

 

このパンツは今季、本当に衝撃を受けました。

ARTEFACTのブランドとしての変化、成長を感じる作り込み、

男性が着ても、女性が着ても雰囲気良くスタイリングを作れる

マスターピース的な作品だと捉えています。

 

 

着用者身長163cm 着用サイズ 2

 

 

[ Pants ]

A.F ARTEFACT exclusive TUCKED WIDE PANTS / SEWING CRAFT STRIPE

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 2,3,4(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / ネップツイル

 

 

 

太いピッチのストライプはすべて別で裁断、縫製を施したパーツからなり、

すべてハンドクラフトの要領で縫い付けて柄を作っています。

 

 

袴を彷彿させる生地分量の多いシルエットにこの素材を充て込むため、

パンツ一本とは言え、コート並みに生地の用尺を使うことになります。

 

 

360度、どの角度からも立体的なボリュームが出るワイドパンツです。

ほとんど何と合わせてもコーディネートがばっちりと決まる為、

今回は色々なトップスをこのパンツで合わせてみました。

 

 

 

フリンジが印象に残るニットトップスにアクセサリーを添えて。

 

 

 

着用者身長163cm 着用サイズ 3

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME FRINGE HIGH NECK KNIT TOPS

Price / ¥47,520 - (in tax)

Size / 3 (*ワンサイズ)

Color / Black

Material / リブ編みニット

 

 

暖かく、冬らしい質感が魅力のフリンジハイネックニットです。

伸縮性の強いリブ編み。少し肉厚でしっかりとした生地感です。

 

 

襟元にドレープをつくる捻じれた形状のハイネック、

長めでくしゅくしゅっとしたたぶりが出る袖の形状が特徴です。

 

 

--

 

 

ARTEFACTの冬モノといえばボンバーヒート。

今年、LOOMでは他と同じではつまらないと思い、

この素材に関しては特別な企画とともに提案をしたいと思います。

したがってコレクション内での取り扱いはFEMMEラインのみとなります。

 

 

 

大きくドレープをつくる襟元と一体化したフードのデザイン。

やや丈は長めでボンバーヒート素材の特性を活かした少し細身のフィット感に仕上げています。

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME BomberHEAT Drape Parka

Price / ¥22,690 - (in tax)

Size / 2(*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / ボンバーヒート裏起毛

 

 

何種類かあるうちのボンバーヒートシリーズの中から

一番柔らかく肌触りの良いモノを使用しています。

肌に吸いつくような質感で気持ち良い着用感とともに

格別の温もりを感じて頂ける素材になっています。

 

 

着用者身長163cm 着用サイズ 2

 

 

--

 

 

本日、最後にピックアップするのはグランジパイルのオーバーサイズプルオーバー。

こちらは男女問わずにカジュアルな雰囲気で着用しやすいかもしれません。

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME OVERSIZED DOLMAN TOPS / GRUNGY PILE KNIT

Price / ¥34,560 - (in tax)

Size / 1,3 (*着用サイズ 1)

Color / Black

Material / グランジパイルニット

 

 

オーバーサイズのドルマンスリーブトップス。

女性 / 1 , 男性 / 3でフリーサイズとしています。

 

 

 

着用者身長163cm / 着用サイズ 1

 

 

ドルマンスリーブの脇はニットで切替しています。

 

 

スエットシャツのようなラフな感覚で着用が出来るオーバーサイズトップスになります。

しっかりとドレープが出るワイドな横幅に対して丈をすっきりとさせてバランスを調節。

可愛らしいフォルムとラフな素材感のギャップが魅力の作品です。

 

 

今回は初の試みでしたので少し内容を詰め込んでしまいましたが、

着る人の魅力として提案する服のイメージが伝わるように書かせて頂きました。

女性の着用感がメインですが、是非、男性にもご覧頂きたく思います。

 

我々も街をあるく女性の服装などは良く見るようにしています。

何か次の"新しさ"に繋がるヒントがあるかもしれません。

 

また、女性でも弊社のブログを見てくれている方がたくさんいらっしゃいますので

今後は性別問わずにより多くの方に楽しんで頂ける提案に繋がればとも思います。

長くなりましたが、週末はお店の方でお待ちしています。

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

**新しいインスタグラムのアカウントの方も宜しくお願い致します。

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LOOM OSAKA
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JACKET + INNER 秋冬の組み合わせ

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今週末は天気が良いものの、少し気温が低く、

着るモノも保温性の高いものを選んでいます。

ブログでは今の気候に適した保温性のあるインナーと

スタイリングの中心となるジャケットを組み合わせながら

紹介していきたいと思います。

 

#1. HeatPerform JACKET & Cashmere Knit Sewn

 

 

JOE CHIAでは早い段階から重ね着でつくる秋冬のスタイリングの提案を行っています。

素材に工夫を凝らして高い保温力を自然な軽さで羽織れるような作品づくりが今年の

彼のコレクションの中の一つの見どころとなっています。

 

 

ストレッチの強いブラックのツイル地の裏にボンバーヒートをボンディングさせたジャケットは

Gジャン程度の着用感ながら高い保温効果を備えています。

素肌でも気持ち良く着れるくらいになめらかなカシミヤニットを組み合わせることで

相乗効果で高い保温性を得ながらも、見た目的にはサラッと落ち着いた雰囲気に纏まります。

 

 

[ Outer ]

JOE CHIA HeatPerform FITTED JACKET

Price / ¥55,080 - (in tax)

Size / S,M (*Fitting-Size:S)

Color / Black

Material / Black Twill+HeatPerform

 

[ Knit ]

JOE CHIA CASHMERE WOOL KNITTED SWEATER

Price / ¥32,400 - (in tax)

Size / S,M (*Fitting-Size:M)

Color / Cashmere Mixed Wool Knit

 

 

着用者体型168cm / 50kg

 

 

レイヤードスタイルではある程度中に着込む余裕を持ちつつ、

上からオーバーアウターを着用してもすっきりと羽織れるように

すっきりとしたフォルムに仕上げています。

 

 

デニムジャケットとMA-1の間を取ったようなデザイン。

街着としてしっくりとハマるバランスの良い雰囲気を感じます。

 

 

襟元はミリタリージャケットに見られるディティールに少し変化をつけています。

直線的な線の構築感からシャープな雰囲気を醸し出します。

 

 

最近はドロップショルダーで肩が落ちているモノが多い中、

敢えて肩回りのフィット感はレギュラーフィットに設定しています。

中間の位置づけでルーズにもタイトにも振れるフットワークの軽さも魅力です。

 

 

 

 

少し細めに設計した袖口はリブ仕立て、

スリット状のサムホールを設けて

指の出し入れが可能になります。

 

 

ショート丈のブルゾンの中にはレイヤード感が際立つ

やや長めの丈のニットを合わせました。

 

 

カシミアとウールをメインにブレンドされた混紡糸をニットにした生地素材。

毛が細く密度の高いカシミアは軽く暖かみのある、

上品な肌触りが特徴で滑らかな着心地。

ウールやナイロン、指定外繊維をミックスすることで、

更に肌なじみの良さを追求させた混紡素材となっています。
 

 

[ Knit ]

JOE CHIA CASHMERE WOOL KNITTED SWEATER

Price / ¥32,400 - (in tax)

Size / S,M (*Fitting-Size:M)

Color / Cashmere Mixed Wool Knit

 

 

 

168cm / 50kg 着用サイズ M

 

自分の体格でジャストフィットさせるのであればSですが、

今年はほとんどの服を少しサイズアップして着ています。

モノにもよりますが、JOE CHIAのように袖口や裾周りを

すっきりとさせているものはオーバーサイズをすっきりと

纏める効果が感じられ違和感もなく慣れてしまいました。

 

 

 

ブラウンのステッチワークが温かみを感じさせます。

ちょっとしたアクセントですが、素材から感じる雰囲気づくりの一環として

作品に色付けをしています。

 

 

 

 

使いまわしの良いカットソーの一面と

安心感のあるニットウェアの一面を兼ねたインナーウェア。

一度、袖を通して頂きたい作品です。

 

--

 

 

#2. Work JACKET & Oversized Tops.

 

 

 

ビンテージワークにインスパイアされたオーバーサイズのジャケットに、

スエット地のプルオーバーを合わせています。

ワークウェア特有のラフさとスポーティーなスエット地の組み合わせが

少しストリート的な雰囲気を醸し出します。

ロゴに汚染されつつある最近のストリートではなく、

どこか90年代を彷彿させるような空気感をモードファッションに取り入れた提案です。

 

 

[ Jacket ]

JOE CHIA OVERSIZED WORKER JAKCET

Price / ¥60,480 - (in tax)

Size / S (*Fitting-Size:S)

Color / Black×Sand

Material / Linen+Cotton

 

[ Tops ]

JOE CHIA ADJUST-BELTED OVERSIZE TOPS

Price / ¥21,600 - (in tax)

Size / S (*Fitting-Size:S)

Color / Black

Material / Cotton Sweat

 

 

 

しっかりと分量をとって中途半端さのないやりきったオーバーサイズとしています。

これは古着屋さんに並ぶ旧い時代のワークウェアやミリタリーウェアに

袖を通した時の感覚に似ています。

今の旬であるオーバーサイズの着こなしに上手い具合に

ビンテージウェアの要素をミックスしたJOE CHIAのセンスを感じる作品。

 

 

168cm / 50kg 着用サイズS

 

 

袖と襟裏をサンドカラーのストライプ、

本体をブラックで製作しています。

単体での保温効果が高くない代わりに、

非常に軽く羽織りやすさに特化しています。

 

 

中に着込むもの次第で季節なシチュエーションを選ばずに

多様な組み合わせが楽しめるという点も魅力となります。

 

 

 

今回は男性が着用したイメージを掲載していますが、

全く同一のモノを女性が着るとまた、雰囲気が変わります。

性別のボーダーを超えて雰囲気良く着て頂けるジャケットとなります。

 

 

https://www.instagram.com/loomosaka_femme/

 

レディース、ユニセックススタイル専用のインスタグラムのアカウントを作成致しました。

こちらは定期的に更新して絶えず提案や作品の紹介を行って参りますので

興味を持って頂けましたら合わせてご覧頂けると嬉しく思います。

 

-

 

 

今回インナーに選んだスエットシャツはオーバーサイズが主流になり、

ゆったりとしたサイズ感のアウターの中に重ね着をすることを想定した

インナーとなっています。見た目Tシャツっぽいですが、肉感のある裏毛素材で

中にロンTやシャツなどを重ね着してインナーにするタイプの作品です。

 

 

[ Tops ]

JOE CHIA ADJUST-BELTED OVERSIZE TOPS

Price / ¥21,600 - (in tax)

Size / S (*Fitting-Size:S)

Color / Black

Material / Cotton Sweat

 

 

168cm / 50kg 着用サイズ S

 

S表記ですが、フリーサイズ、大方の体格をカバー出来ます。

背面のアジャスターベルトでフィット感を調節できるので

ギャザーをつくる様に絞って皺を寄せて自分の好みのスタイルで

合わせて貰うのが良いのではないでしょうか。

 

 

 

ビッグTを気慣れてくるとそれなかり着てしまいますが、

その感覚をそのまま秋冬へシフトさせたような感覚でしょうか。

 

 

9月、10月はそのままショートスリーブで着用し、

11月頃からはロンTを重ね着し始めると良い具合です。

 

 

インナーには近日公開予定のZero Internationalの新作カットソーを着用しました。

 

 

OutLastの温度調節機能が備わったスムース素材を使用した

快適性を重視したオーバーロックカットソーとなります。

 

 

[ T-Shirt ]

ZERO Overlocked Long T-Shirt / OutLast Thermo Control

Price / ¥13,900 - (in tax)

Size / 0,2 (*Fitting-Size:0)

Color / Black

Material / OutLast Thermo Control

 

近日中に販売を開始致します。

公開前に気になった方はお問合せ下さいませ。

 

TEL : 06-6534-1630
MAIL : info@loom-osaka.com

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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KAZUYUKIKUMAGAI ”保温性に優れたアウター”

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気候が肌寒くなり、先週からジャケットやアウターを選ばれる方が多くなりました。

気が付くと少し夜が寒くなり、夜にシャツ一枚では外に出る事が出来なくなってきました。

少し季節は早いかもしれませんが、本日はKAZUYUKIKUMAGAIからダウンをご紹介しようと思います。

下記のリンクに前回のイメージ写真も掲載しているので下記リンクも是非ご覧くださいませ。

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12413334544.html

 

 

今回KAZUYUKIKUMAGAIのダウンのコレクションは様々なスタイルや、シーンで違った使用用途や、

様々なスタイリングに対応できるような形状や素材が違ったITEMが多いです。

また、機能性や、保温性に優れた素材感を意識したりと、細かな細部に凝ったダウンジャケットを製作するブランドです。

 

 

正直結構写真では凄くシンプルに見えたりするので、写真での表現方法が凄く難しく、

100パーセントの良さを出す事が凄く困難ですw

ただ、店頭で試着をして頂きましたお客様は購入される率が最近高いアウターです。

少しストックも欠けてきたので、是非ご検討くださいませ。

 

[ Outer ]

KAZUYUKI KUMAGAI Shawl Collar Poplin Melton Down Coat [Cashmere & Wool ]

Price / ¥89,640 - (in tax)

Size / 1(S) , 3(M)

Color / Black

Material / WoolCashmere , Down Feather

 

 

ミドルコートのライニングをダウンに変更し、着膨れ無く綺麗に下に落ちるデザインです。

素材はカシミヤとウールを混紡した素材を使用していますので素材表情に高級感を演出しています。

ダウンは気になる落ち感も綺麗にスマートな一面も魅せるので長年使用する事を考えると

このような素材感で、保温性をしっかり出せるITEMだと思います。

 

 

私個人的にこのダウンコートに関しては、凄く保温性に優れているのにも関わらず、凄く軽い。

余りインナーに何を入れる党も考えずに着用出来、綺麗に決まるのはこのコートです。

組み合わせのバリエーション的に豊富に使用出来き、このクゥオリティとプライスが一致しないのがこのダウンコートです。

 

 

襟元はショールカラーを直立させる事が出来、スタンドコートとしても襟もとは2WAYでの使用が可能です。

また襟元もしっかりロックされ、首に巻き付くような設計になっております。

黒を羽織っている感覚を忘れさせてくれるようなBLACKなので、ボトムスとの相性は様々な相性を持っています。

 

 

少し、襟元を開襟してスタンドさせた表情も漢らしく羽織れるので、この状態で着用してもコート全体のイメージは変わります。

この状態で余り写真で表現出来ていませんのが残念なのですが、

写真の倍実物の方が綺麗で素晴らしいので、一度着用して頂くとお解りになられると思います。

シンプル故に形状自体の成型が綺麗です。

 

 

袖丈もしっかりと有り、インナーに着込んだ際にも袖丈が上に上がらない様に設計されています。

 

 

スーツの上からでも着用出来そうなダウンなので、通勤等にも持って出しやすく、兎に角使いやすい。

と言った利点まで考えて考案されています。

 

 

可動に関しても、着苦しくも無く固定される不快感を無くし、柔らかさを持ったウールカシミアを使用し、

ライニングのダウンパックも着膨れしないような設計にして”しっかりと着用頻度”を増やしてくれる、

リアルクローズと言う観点を ”KAZUYUKIKUMAGAI” は考えて製作しています。

 

 

 

左右から見ても開襟した襟元は綺麗です。大体これ位は襟を開けて着用する事をされる方も居ると思いますので、

開いた状態を何枚か撮影してみました。案外このショールネックと言うカデゴリのITEMは所持している方もまだ少なく、

案外有りそうで無いITEMだったりするのですが、ダウンパックで構成されたショールネックは殆どめずらしいITEMだと思います。

 

 

そして、どこらから見ても襟元が綺麗で、ショールネックの丸みを帯びた形状の物とは少し見え方も違い、

漢らしく演出するような襟元で丸みとは裏腹なショールカラーの形状。

丸みがあるが少し棘を持つような感覚の襟元になっています。

 

 

後身から、袖まで繋がった、半ピース構成でもパターンで、肩幅や落ち感をしっかり出せるのはこの半ピースで

贅沢に縫製されたアームなのもこのダウンの特徴です。

この形状で肩の線を切ったそのままのコートでは、ダウンパックを入れた際にモコ付き等の不安が出て少し着膨れして肥えた感覚になるのですが、

このコートの特徴として、しっかりと綺麗に下落ちすろデザインを最優先したパターンを作った後に生地感等を嵌め込んで、

仕上げていますので、 どの方が着用してもしっかりとオーたるバランスで他の洋服を潰さない事。

全体的にシルエットバランス、デザインを考えた仕様です。

 

 

 

襟を寝かした状態もモダンなニュアンスで良く感じます。襟元がそこまでボリュームが無い方が好きな方はこの状態で着用する感じが良さそうです。

案外最近私もこの状態で着用する方がかっこ良いのでは。と思うシーンがあるのは歳なのかなんなのか不明ですが、

この襟感はセンス的にも素晴らしいく感じます。

 

 

少しそれでもカチッと決め込まず、好きな黒を柔らかく着こなすのが私的にも良く感じますので、

世代によって、かっちり着てしまう事も、少し抜いた感覚で着用する事も出来る二極の顔を持つようなダウンですので、

お好きな着用方法も見出すもの面白く感じます。

 

 

バックシルエットもこの表情は堪らなくシンプルで好きな感覚です。何かボトムスを選ばない。と言った感覚が個人的に使いまわしやすい。

のと、案外これに合わせるのが渋いなって感じたり、新しい着用の発想が生まれそうです。

 

 

袖を広げるとカーブ線を使用してパターンを製作して縫製しています。

センターから袖に曲げて、着やすさを考えて、袖にかけてトルネードさせたような一本の線で繋がるバックシルエット。

 

 

 

全て開けて着用してもこのコートは下に落ちますので、綺麗なライン取りをしています。

 

 

 

裏側はダウンパックが見えないように、宛も通常のコートの様に魅せながら

実は総裏ダウンです。と言った隠れた確実な保温性を確立したダウンに魅せないダウンジャケットコート。

 

 

[ Outer ]

KAZUYUKI KUMAGAI Hooded Down Jacket [Peach Skin Nylon]

Price / ¥75,600 - (in tax)

Size / 2(S) , 3(M)

Color / Black

Material / Peach Skin , Down Feather

 

 

ショート丈のダウンではこのダウンが一番綺麗なサイジングをしています。

このフードの付け方により、少しラップ巻きしたフーディーの形状が兎に角綺麗な形状です。

そして、丈感も通常の丈感で長年着用するのにはふさわしい丈感をしています。

 

 

襟も開襟して着用しても崩れない。

と言うけいょうなのは生地感にハリ感を持たせる事で襟元が作れる。と言うのがこの素材です。

 

フーディであれば垂れてしまう事もあるのですが、このフードダウンはしっかり開けて着用しても

フード部分が崩れないのは素材感のハリ感の良さであったりします。

 

 

滑らかで肌触り良く、表面加工を施した超極細繊維を用いたポリエステルとナイロンの混紡素材を使用しています。
ややハリ感のある生地の表面を引っ掻き、その単繊維を引き出して起毛させた特徴的な表情にした素材感。
簡易的ではあるが撥水効果も有りますので、小雨や雪程度であれば水分が浸透せずに防いでくれるので、気にせずに着用する事が可能な

デイリーユース出来るダウンジャケットです。

 

 

非常に軽量で取り廻しも良く、折り畳みも容易ですので、気軽に取扱いが可能な素材となります。
ボディとアームには贅沢にもダウンとフェザーを充填し、確実な保温性と防寒性を約束してくれます。
ファスナーはイタリアのラッカーニ社の重厚感あるタイプを採用し、滑らかなスライドを実現させています。

 

 

 

すっきりとシンプルにライン採りが為されたシルエットはショールカラーからフードに繋がるディティールや、

脇下からウェストに掛けてのクビレを意識したシェイプ感、レイヤードスタイルも可能なハーフ丈等、

計算しつつも自然なフォルムとなるデザイン・パターンとなります。

 

 

 

機能性とデザインの巧いバランスが特徴のラップ・フロント・スタイルのフーデッド・ダウン・ジャケット。
撥水効果と保温性を確保した機能性溢れるアクティブさと、シルエットの流麗さが際立つモード感を融合。
極力、シーム線を排除したミニマルなデザイン。

ライナー部分からは、ダウンパックを小分け区切りを付け、下に落ち込むを防いでいるのが確認出来ます。

 

 

バックシルエットは極力コンパクトに纏め、カジュアル的要素が強い形状をモードに考えて

極力、カジュアルさとモード感をMIXさせるようなリアルストリート思考なデザインに魅せます。

 

 

袖の付け根部分から下記写真につながるのですが、アームホールから袖部分は、

二線で分け割り、

 

 

 

肘の可動を考えて出すように設計して縫製している為各関節の可動に不快感が無くスムースに着用出来ます。

着苦しいアウターは本当に着用頻度が低くなるので、動きやすさ等をしっかりと考慮したアウターの製作を考えています。

 

 

[ Outer ]

ATTACHMENT Hooded Down Coat / Breathable Waterproof [Rip Stop Nylon & 3Layer]

Price / ¥91,800 - (in tax)

Size / 1(S) , 2(M)

Color / Black

Material / Nylon , Down Feather

 

 

透湿防水 リップストップナイロン &プラス3レイヤーを使用した、止水テーピング縫製で制作されたダウンです。

このダウンはかなり手の凝ったダウンジャケットの仕様をしています。

通常のブランドがこのクゥオリティで出すとかなり高額なプライスになるクゥオリティ。

確実な保温性、防風、防水、と機能性に優れた素材を使用し、ダウンに出て欲しくない着膨れの軽減や、

縫製される個所を、止水テーピングで抑えて、縫製の線をフラットにさせている等を、一度見て頂きたく思います。

 

 

アナトミカルな立体裁断パターンを用いて、細身ながらアクティブな身体の可動を可能にしています。
確実な防寒性と保温性を約束出来る、ダウンとしては最高級クラスだと思います。

この素材感的にも軽量感が有り、肩が凝らない重量なので形状が良く、尚且つ着やすい。

と言うアウターが一番使頻度高いアウターだと感じます。

 

 

丈感もこの素材、機能性、であるが故、あえて通常の丈感では無く、ミドル丈での仕様もカジュアルと言った要素を抜く為

サイジングや丈感での調整でバランスを考えています。

確実に着膨れをしない事。を考えてサイズ感を調整しています。

 

 

フルジップで絞めても全く苦しくない襟元のハイネックフーディー。

襟元が兎に角綺麗なのは、この3点全て襟元の綺麗さは統一しています。

大体フルジップで閉めると、苦しくて結局開けてしまうITEMが多いのですがここのブランド自体の襟元は、

フルで閉めても全く苦しさが無く閉めた状態で綺麗な襟元を創り上げるので、ショートヘアの方何かは特に

リアルに綺麗な襟元を演出します。

 

 

丈感も良い具合のミドル丈で後の写真を見て頂ければ解かるのですが、モッズコートを足したようなデザインセンス。

後見て頂きたい点はやはり縫製の線がこのようなアウターには考えられないテクニカルなラインで縫製されています。

 

 

本体表面には超高密度のリップストップ素材を採用し、軽量且つ耐久性の向上を図り、
ボディとアームには贅沢にもダウンとフェザーを充填し、確実な保温性と防寒性を約束してくれます。

 

 

全てフルオープンにしても防寒性が有り、前のラインが綺麗に落ちます。

開けた状態でも、このフーディーも綺麗なラインが出るのがポイントでもありますね。

この素材感で襟元がしっかりと開襟して出せる事がまた素晴らしく感じてしまいます。

 

 

また、本体下地には防水透湿の性能を持つ、三層の特殊フィルムからなる3レイヤー・システムを採用。
ファスナーパーツにはYKK社製のVISLON、AQUA GUARDを採用し、全方位からの浸水を防止。
超ハイスペックを詰め込んだ極上の防寒保温、防水透湿に特化した素材のコンビネーションです。

 

 

袖の肘下部分のパターン等の切り方は素晴らしく、テクニックが生える部分かと感じます。

そのまま袖から腕の裾まで一本で繫ぐことはせず、切り替えて強度を考えて縫製。

通常のダウンと言うカデゴリを超えているブランドなので、他のこの手のダウンコートとは差が付きます。

 

 

この写真は脇下なのですが、勿論止水ジッパーを使用し、空気を逃がせるようにしています。

 

 

結構な保温力なので、暑くなった際や、自転車やアクティブな動きをする際にここで温度調整をして頂くような形になります。

非常に優れた防寒性と保温性を誇り、スノーウェア等に用いられるベンチレーション(通気口)
として、脇下が開閉されるデザインに設計で、様々なシーンで活用して頂けます。

 

 

この繊細さや細かな点の演出や、機能面を考えるとかなりクゥオリティを感じさせられます。

このジッパーは有るのと無いのとでは全く機能効果は異なるので余程考えて製作されているのが解ります。

暑くなったら開けて内部の温度調整が可能。

それだけ、このダウンは保温性が有るのがご理解頂ける事が出来ます。

 

 

バックシルエットを見て頂ければモッズコートをプラスした上、縫製の繊細さがご理解頂けると思います。

 

 

生地感の繊細さ、縫製し、中から止水テープで全て止めてしまい、防水性を考えた縫製。

その縫製は繊細な縫製を施しており、高級感を漂わせる全体的な表情を演出します。

また素材感も繊細な素材を使用している事がこの写真では出せていると思います。

素材のカラー感は、マットなブラック。光らないような素材感なので、アウトドア感を消し去ったようなイメージ。

 

 

三種で結構悩んでしまいまいます。どの型番も非常に凝った縫製であったり、生地感。

一番は、カジュアルな要素を持つITEMに対し、どう大人に落とし込んだデザインに出来ているかがこのようなITEMには重要な点です。

その点で考えられているのが、今回のKAZUYUKIKUMAGAIデザイナーが落とし込んだダウンをダウンに見せないような

防寒着であったりするので今年鍵になる需要なITEMとなりそうです。

この形状であれば、ボトムスは選ばずに調和して着用出来るようなカジュアル、モード、ストリートな要素を3つ兼ね備えた作品として

履くボトムスのジャンル問わず使用可能なITEMですね。 クローゼットに一枚入れておきたいITEMです。

かなりクォリティの高いITEMです。

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

http://loom-osaka.com/shopbrand/KAZUYUKIKUMAGAI/

 

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A.F ARTEFACT, JOE CHIA pick up OUTER COATS

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本日は週明けという事もあって、朝からバタバタしましたが、漸く落ち着いて参りました。
ここ大阪では日中はまだ20度を超えているのですが、やはり朝晩は冷え込みを感じる様になりましたね...。

週末はやはり、防寒性や保温性が高く、機能性を持ったヘビーアウターのコート類や、

その1歩手前のライトアウターや重ね着の着用が可能なコート類をご覧にお越しのお客様が多く、ストックにかなり大きな変動がございました。

本日のBLOGでは、そういったコート類の中から後者に属する2点をピックアップしてご紹介したいと思います。

-

 

[ Coat ]

A.F ARTEFACT PERSIMMON DYED HOODIE COAT

Price / ¥90,720 - (in tax)

Size / 2 (Free Size)

Color / Brown

Material / Persimmon Dyed Stretch Linen

モデル体型 : 168cm / 50kg




先ずはA.F ARTEFACTから、柿渋染めを施したリネンキャンバス地を使ったアウターコート。
今季ブランドコレクションのメインルックとしても、非常に目を惹いたオーバーサイジングの作品。
ただ単に大きい。という訳では無く、試行錯誤を繰り返したパターン採りに由って、絶妙なサイズ感に設計されています。
例えば、肩線一つ取っても、ラウンドさせてアームホールを取付ける箇所をmm単位で設定する事に由って、
接点を無くした肩から袖に掛けて、どれだけのボリューム感を持たせて自然に繋げるか。といった所まで、
綿密に考慮してパターン線が引かれ、裁断と縫製が為されています。
後述で触れますが、その後に柿渋での製品染めを施しますので、縮率も考慮した上でので設計になります。



重厚感や堅牢感。本作は正にそのイメージそのものに感じられるかと思いますが、
ガッシリとした厚みのあるリネンキャンバス地に対して、ストレッチ性を加味する事で、
日常の生活での取り廻し、着易さや取扱い易さにも、しっかり焦点を充てた作品です。

例えば、製品染め等の染色を行えば、それなりの雰囲気を演出出来るものは数多に有りますが、
衣装コスチュームでは無く、日常普段着のリアルクローズとして成立させている所に、
A.F ARTEFACTのブランドとしての意匠を感じます。



デザインのベースとなるのはミリタリーのフーデッド・モッズコート。
そこにビンテージワークやオーバーサイジングとして各ディティール、パーツを設けています。
やや大き目に設定されたフード部分や、フィッシュテール等も全体のバランスを考慮した造り。



フロントにはかなり大き目のポケットを左右に配し、縦からも横からも手を挿し込む事が出来る、
二層構造での収容が可能なポケットポーチとなるディティールを施工し、インパクトを強めています。





※柿渋染め
青い渋柿の実を絞った果汁を長時間掛けて自然発酵させて出来たものを使い、
"カキタンニン"という成分が空気に触れ、酸化や乾燥する事で柔らかな発色に変化します。
防水、防腐、防虫、抗菌、耐久などの効果があり、日本では古くから染料や塗料に用いられています。





ARTEFACTでは、この柿渋染めの染色を施す前に、下地処理として、鉄媒染を行っています。
金属の成分を介した特殊な工程過程を経て、強い陰影感を焼き付けた様な黒ずみを与えて、
単に柿渋染めだけを行うよりも、より一層に独特のヴィンテージの様な雰囲気を演出させる事が出来ます。



錆びた鉄色の様な独特の赤みを帯びた焼付感、と柿渋の茶色~黒味を帯びた陰影感、
その斑なグラデーション掛かった豊かな風合いや色味は、経年変化により成長を遂げて行きます。
着用を重ねる事で、着癖に由る着皺や、擦れやアタリが徐々に混入して行きますので、
染物としての特徴を最大限に活かした製品、加工、作品造りと云えるかと思います。

 





また、経年変化がもたらす効用は風合いや色味をより豊かにさせるだけで無く、
生地感としても、より一層に身体に馴染んで行く様な柔軟性の感覚が増して行きます。
コシの強いキャンバス地のリネンですので、耐久性は勿論、保温性や通気性、吸水性にも優れ
柿渋染めを施す事で、更にそれぞれの効用を増幅、強化させる様な働きをもたらせています。




フロントのボタンフライを少し開けるだけでも、かなり印象が変わるかと思います。
さりげなく、ほんのりと後ろ身に肩の接点を合せて着用しているのですが、
よりラフにカジュアルに、ストリート感をも持たせたスタイリング・イメージですが、
余り気負い無く、ナチュラルに着用して頂くのがお勧めです。



この画像からが、一番に強い陰影感や錆感のグラデーション具合を感じて頂けるかと思います。

真冬の時期でもインナーに厚みのあるニットや、それこそ同ブランドのボンバーヒート素材を用いたトップスを挿し込めば
充分に着用が可能なアウターとなっています。

※LOOM OSAKAでは、2018AWもA.F ARTEFACTに別注製作依頼を掛けたボンバーヒートのトップス・アイテムを多数、仕込み中です。
納期予定はリアルタイムに着用が出来る12月上旬、それまで今暫く愉しみにお待ち下さいませ。

 




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続いては、JOE CHIAからアノラックのスタイルを持つロング・フーディー・コートをご紹介致します。
以前のBLOGにてカーキ色をご紹介致しましたので、今回はブラックの方をピックアップさせて頂きます。


 

[ Coat ]

JOE CHIA HOODED ANORAK COAT

Price / ¥58,320 - (in tax)

Size / S (Free Size)

Color / Black

Material / Polyester

モデル体型 : 168cm / 50kg




此方もやはり、ミリタリーコートをベースとしていますが、加えてアウトドア要素も加味した作品。
LOOM OSAKAとしては、ミリタリーやアウトドアのどちらか一方を強烈に打ち出すのでは無く、
あくまでも、普段の生活に溶け込ませる事が可能な、リアル・クロージングとしてピックアップし、
双方をバランス良くミックスして、且つモードなスタイリングにも対応が可能な作品をセレクトしています。



特徴的なフロントのポケットは深いマチを設けたポーチとなり、手を挿し込むにも丁度良い配置。
何処と無く、カーゴパンツのポケットのディティールの様な形状を持ち、ミリタリー感を表現しています。






先程のARTEFACTのコート程のオーバーサイズ感は有りませんが、
全体的に程良く緩やかに余白を設けたリラックス・サイジングで、S=Free Sizeの解釈です。
ウェスト位置のドローコードを絞り込む事で、タイト感を強調する事も出来ますが、
基本的には、カットソー1枚からシャツ、厚みのあるニットやジャケットまでも挿し込め。
レイヤード・スタイルとしても幅広く活用して頂けるサイズ感のコートになります。



ポリエステル素材は軽量且つ、耐久性や耐熱性に優れており、
この時期頻繁に、それこそ毎日着用するアイテムだけに非常に重宝される素材です。
本作では更に、一度洗浄加工を行っていますので、化繊独特の変なハリ感では無く、
自然に皺感が混入した表情であったり、嫌な光沢感を抑えた、自然で粗野な風合いを表現しています。





此方もまた、フロントの襟元の開襟具合で様々に変化する表情や印象を与えてくれます。
少しだけ開いた場合、ある程度ガッツリ開いた場合、全く異なる印象になる場合も有るので、
フロントファスナーのタイプのアウターウェアはそういった愉しみが有りますね。



中綿等の保温素材をライナーに充填していないので、変に横に着膨れする事は無く、
素直に縦にストンと落ち感を持って、綺麗なシルエットが形成されるデザインとなっています。
上述の様に、様々なインナーを挿し込めるのとは逆に、このアノラックコートの上にヘビーアウターを重ね着して、
コート・オン・コートのレイヤードスタイルを組む事も出来る、活用頻度の高いアイテムとなっています。
一見、ある程度の期間しか着用が出来なさそうに見えて、かなり長いスパンで着用が出来ますので、
非常に重宝して頂けます。年が明けて、春先にもまた着用出来るのも嬉しい点ですね。





バックに施工された、特徴的なデザインを持つポケットは勿論、実際に使用して頂けます。
恐らく、このディティールの有無でこのコートの雰囲気が全く変わっていたと云えます。
そして、様々なタイプのボトムスと柔軟性を持ってスタイリングを組む事が出来る、丁度良い膝周辺の丈感や裾のフレア感。
ベーシックなボディの中にも、しっかりとJOE CHIAらしいデザイン性を込めたカジュアル感のある作品となっています。



個人的にも、今一番直ぐに羽織って通勤したり街中を歩いたりしたい、アノラックコートです。



 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

LOOM OSAKA
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ierib exclusive hooded half coat / wearing imgs

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本日のBLOGは、ieribのフード・ムートン・コートをピックアップしてご紹介させて頂きます。
今現在、やはり真冬の時期に対応出来るヘビー・アウターをご検討されている方が非常に多く、
その候補の中でも一際注目頂いている作品となっております。
入荷時にダイジェストでのご紹介以来となりますので、今回は着用画像を元にご説明を進めて参ります。

※昨日のBLOGでも告知させて頂きましたが、

LOOM OSAKAでは現在、A.F ARTEFACTに別注製作依頼を掛けたボンバーヒートのアイテムを多数、仕込み中です。
納期予定はリアルタイムに着用が出来る12月上旬ですので、先にヘビー・アウター
をカッチリ決定してしまってから、

その後にインナーやトップスの順に候補を検討して頂ければスムーズかと思います。

[ Outer ]

ierib exclusive hooded half coat / Toscana Baby Sheep Shearling

Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ)

Size / 42(S) 

Color / Black

Material / Baby Sheep Shearling

モデル体型 : 168cm / 50kg




今年もまた、LOOM OSAKA exclusiveとして別注製作依頼を行ったムートン・コートの一つ。
本作はieribの作品を取扱い開始した最初のシーズンからセレクトし続けている、フーディー・タイプの最新版です。

ムートンに関しては、これまでにもお伝えしています通り、"一番温かい"アウターになります。
ダウン、フェザー、ウール、カシミア等、他にも様々に真冬のアウター素材として挙げられますが、

ムートンは寒冷地の高原に生息する羊や仔羊が、厳しい冬を生き抜く為に身を包んでいる物ですから、
それは至極当然、人が身に纏うにしても、極上の保温性を誇る毛皮素材となる事は間違い有りません。



サイズ表記に42と有りますが、実際には44~46程度、Sサイズ位のサイズ感となります。
普段、~XSサイズがジャストに着用出来るモデルが、この様な着用感となりますので、
大凡、身長160~180cm位迄、体重50~70kg位迄と、幅広い体型体格の方に、問題無く着用して頂けるサイズ感です。
加えて、ムートン素材の特徴として、着用頻度が増えると直接身体に振れる身頃や袖頃の毛足が馴染みますので
より一層に身体にフィットする様な感覚と、その伸縮性や柔軟性を実感して頂けるかと思います。
※店頭にお越し頂ける方には、是非ご試着頂き、そのサイズ感やフィット感を実感してみて頂きたいです。



そそり立つネック・パーツと頭部を覆い被すフード・パーツが連なる様に繋がったデザイン。
ムートン・ファーの毛足が、首から顎、顔周りまでもを、優しく包み込む様にしっかりと保温してくれます。
顎部分は前に迫り出す様に立体的にパターン構築されたハイネック・パーツとなっていますので、
センター・ジップのムートン・アイテムに有りがちな、顎への干渉や先端が捲れて前落ちするケースを防いでいます。



LOOM OSAKA exclusive として欠かせない、袖丈と着丈をextended=延長した丈感をデフォルトに。
ムートン・ファーの毛足が、手の甲や腰回りを充分に包み込み温めてくれます。
年齢を重ねると、特に手先や腰回りが冷えを感じ易くなりますので、絶対的に必要な長さですw



フロント・ジップをやや開襟し、首元を露出させた状態です。
これだけでかなり違った印象に映りますが、脇下から腰に掛けてのクビレのラインはそのままに、
シャープなシルエットを保持したまま、魅せ方を変えたスタイリングを愉しむ事が出来ます。



ムートンの原産地として特に名高い、イタリアはトスカーナ地方の熟練した技術を有する、
ムートン専門のタンナーに由って、懇切丁寧に毛皮衣料用の原反として生成された仔羊の毛皮素材。
生後数か月迄と限定された大変希少な個体から採取された毛皮は、非常に滑らかで繊細な毛質と皮質。
衣料用として使用出来る部位も限られる為に、正直、やはり高額の価格帯となってしまいますが、
極上の保温性と、驚く程滑らかな袖通しや身を包む感覚、圧倒的なクウォリティを実感して頂けた方には

確実にご納得頂ける逸品かと思います。



艶味を帯びた黒い毛足は高密度で、1本1本が繊細で柔らかく、素肌へ優しく馴染みます。
何段階もの染色工程を経て、しっかりと毛の芯まで黒色が浸透した表情を持っていますが、
決してギラ着いたラグジュアリー感のある、一般的な其れとは全く違う表情なのは、
やはりieribならではの作風の所以で在る部分が大きい様に思います。
また、表面とするスウェード面の処理方法や、ジップパーツのディティールとのコントラストも好影響を与えています。



ジップ・ファスナーは滑らかなスライドに定評のあるYKK社のエクセラジップで、駒の色目がランダムに異なるタイプを採用しています。
プル・トップには真鍮製のパーツをデザイナー自らがアンティーク加工を施したオリジナルを取付けています。
何れも、今やieribのブランド・アイコン的なパーツとなっていますが、
正直、ごく稀にお客さまから通常のプレーンなパーツが良いとの声を聞きます。
実は私達も当初その様に思い、単色のジップ・ファスナーを取付けたモデルを製作して頂いた事も有りましたが、
結果的に、このランダム・カラーのファスナーとアンティーク加工のプル・パーツを採用して頂いています。
単純に、こちらの方が作品のトータル・バランスとして非常に統一感の有る仕様に思えたからです。
やはり、他とは違う何か、ieribにしか製作出来ない作品を求めていらっしゃる方に、強くお勧め出来る仕様です。



丁度、ウェストの括れが一番際立つ辺りにまで、フロント・ファスナーを開いた状態です。
逆開閉式のダブル・ジップですが、ファスナーの下はコート裾の際まで施工されず、
途中で留まる位置となっていますので、下のスライダーを上げる事無く、
裾のフレア感を強調させたり、開脚時の妨げにならない様に設計されています。



フードをスッポリと被り、側面から見たスタイルは、本格的なアウトドア・ウェアに通じるルックス。
登山やスノーボードのウェアに採用される様なアノラック・スタイルをベースに、
ジャケットとミドル・コートの中間位の丈感、つまりハーフ・コートの丈感となっている事と、
テーラード・ベースのミドルコートのタイプとは違い、曲線を巧く多用したパターンから組上げられており、
キメ込み過ぎない、カジュアルな様相をも含む、スタイリングの組込み易さを意識したデザインとなっています。



フードの両側面には、フロント・ファスナーのプル・パーツと同じく、
真鍮に腐食加工を施して、アンティーク調に仕上げた通気口は、耳の辺りに位置させて、
外部の音もしっかりと伝わる様に工夫されています。

また、元々柔軟性を持ったムートン素材ですが、肩周辺をラグランのデザインにする事で、
腕の可動域に制限を与えずに、より一層に自由でストレスの無い運動域を確保させています。



やや艶味を帯びた毛足と対極的な、マット・グロス加工を施したボディのスウェード面。
イタリアのトスカーナにて原反として鞣す際に、裏のスウェード面の毛足を刈り取りってから
フルベジタブル・タンニンのオイルに浸透と乾燥を繰返し行い、極力表面と同じ様な滑らかな感触となる様に
ナッパ加工と呼ばれる下地処理が施されていますが、製品縫製後の最終工程として、
ieribのアトリエにて、1点1点を手作業で独自に開発したマットグロスのワックスを浸透させています。

これに由り、トスカーナのムートン素材を採用している他のブランドの作品とは異なる、
ieribのムートンと呼べる代名詞的な作風、表情に仕上げられているのだと感じます。




-


バックスタイル、クロス・カットを採用し、大盤のパーツを贅沢に繋ぎ合せてパターンを構築させています。
一般的に、毛皮は通常の革素材の何倍もの厚みがあり、縫製する事で着膨れの様なボリュームが出てしまいます。
それではやはり、私達が求めるファッション・スタイルとは相反するという事で、解決法として採用されているのが、
フラット・シーマーという特殊ミシンで縫製する方法です。
通常の革素材の縫製の様に凹凸感が少なく、一見ムートンのボリューミーなシルエットには見えないルックスに収めています。



上述にも記載していますが、採取量の限られる大変希少なベビー・シープのシェアリング・ムートン素材を
大胆に大盤パーツで繋ぎ合わせていますので、それだけ素材の伸縮性を活かした経年変化も期待出来ます。
当店スタッフが経験し実証済みですが、ムートンのアイテムは5年10年は確実に愛用して頂けますし、
サイズ感にして、凡そ1サイズ程は徐々に徐々にゆとりを持って成長して行きますので、
サイズ表記の数値に惑わされずに、末永く着用して頂く事前提に、ご検討頂けたらと思います。



今年の冬は昨年と同じく極寒だと仰る方も、暖冬だと仰る方もいらっしゃいますが、
何れにしても、早くムートンを着用する日が来るのを待ち遠しく思います。


 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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Women's and Unisex Style#2.

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メンズアイテムに加えてウィメンズ、ユニセックスアイテムのセレクトを

冬に向けてアップデートしています。

デザインでの違いもありますが、女性らしい素材の使い方など、

それぞれ性別ごとに異なる魅力があり、そういった面にも着目しながら

新作を紹介していきたいと思います。

 

 

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レディース、ユニセックスのアイテムはインスタグラムでも新作更新を毎日行います。

本ブログと合わせてご覧くださいませ。

 

今回は前回からの続き、ARTEFACTのウィメンズコレクションよりピックアップ致します。

 

--

 

 

 

温かみのあるニットの質感、

編み方や素材の組み合わせで多様なバリエーションがあります。

メンズでは粗野な風合いばかりを重視しがちですが、

レディースでは色使いや細部から感じるふわっとした雰囲気の良さがあります。

 

 

 

 

 

着用者身長163cm 着用サイズ 2

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME SWITCHING HOODED PULLOVER

Price / ¥49,680 - (in tax)

Size / 2 (*Fitting-Size:2)

Color / Black×Navy

Material / リブ編みニット、ループニット

 

こういったトップスはメンズでは少ないように思えます。

インナーというよりはアウター的な位置づけで上からガバっと羽織るタイプ、

保温性もありますが、軽く被る感じで袖を通しやすい点も魅力です。

 

 

 

360度全体的に広がりを持たせた立体的なふくらみを持っています。

ドルマンスリーブのルーズシルエットで脱力感のある雰囲気があります。

 

 

着丈はショート丈、前から後ろにかけて長さを持たせています。

オーバーサイズですが、すっきりと纏まりやすいバランス感になります。

 

 

ボトムスとなるスカートは切替しが特徴的なデザイン、

トップスと合わせることで、幾層もの積み重なったようなレイヤード感を表現しています。

 

 

[ Skirt ]

A.F ARTEFACT FEMME ASYMMETRY KNIT SKIRT

Price / ¥33,480 - (in tax)

Size / 2 (*Fitting-Size:2)

Color / Black

Material / リブ編みニット

 

 

アシンメトリーで長短差のメリハリを効かせたシャープなデザイン。

素材感は柔らかくふんわりとしていますが、

可愛らしさよりも少し妖艶な雰囲気のあるスカートになっています。

 

 

着用者身長163cm 着用サイズ 2

 

 

後はコートの裾の様なカッティングで長めに設計、

 

 

正面に回ると斜めから上がって鋭角を作っています。

シャープで引き締まった雰囲気の足元づくり。

 

 

裾周りの動きを意識したモード感のあるデザインスカートです。

 

 

--

 

 

ゆるやかな雰囲気のドルマン/ハイネックワンピース。

ドレスよりも普段のライフスタイルでの着用感を重視した

カジュアルなワンピースとして着用が可能です。

 

 

[ Skirt ]

A.F ARTEFACT FEMME HIGHNECK DOLMAN OVERSIZED O/P

Price / ¥51,3840 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Black

Material / ネップ素材

 

 

 

163cm / 着用サイズ 3

 

 

ドルマントップスとスカートが一体化したワンピースタイプのトップスです。

生地の容量が多くダイナミックなドレープ感が出ます。

 

 

単体でもコーディネートの主役を貼れる存在感。

すでに完売していますが、別注のタックワイドパンツと同じ、

"クラフトの技巧面"を押し出したディティールワークがポイントです。

 

 

ハンドメイド感のあるストライプ地の貼りつけや別地のパッチポケットなど

生地容量だけでなく、縫製の工程も多く要する手数の込んだ作品です。

 

 

袖口とフードネックはリブ編みで切替、

ガボッと羽織れるオーバーサイズを要所的に

綺麗に纏め、全体のバランスを膨らみ過ぎないように調節しています。

 

 

一枚で着るにもパンツやスカートなどボトムとの重ね着も可能。

ジャケットやコートに用い得る布帛ですので保温性も高くなります。

曲線的な線が女性らしさを引き立てます。

 

 

ワンピース系のアイテムは女性ならではの着合わせが可能、

男性が着るには少し高いハードルがありますが、

メンズラインとディティールや素材をリンクさせているので

男女ペアで素材やディティールを合わせるのも良いのではないでしょうか。

 

--

 

 

こちらのワンピースはメンズにはなかった素材とディティール。

フォークロア調のステッチワークにアシンメトリーのモード感のあるデザインを融合、

ドレス/ワンピースとして存在感のある雰囲気に仕上げています。

 

 

[ Skirt ]

A.F ARTEFACT FEMME ASYMMETRY LONG DRESS O/P

Price / ¥57,240 - (in tax)

Size / 2,3 (*Fitting-Size:2)

Color / Grey

Material / リネンウール

 

[ Bag ]

Chörds; S.P.HOLDER / HORSE BUTT LEATHER REVERSED

Price / ¥23,760 - (in tax)

Size / Free

Color / Camel

Material / ホースバットレザー

 

 

 

着用者身長 163cm 着用サイズ 2

 

 

特に今回の中では異色で少し女性らしさが強く出た雰囲気のワンピースです。

ここ最近のブラック一辺倒でなく、ナチュラルな雰囲気づくりを意識したARTEFACTらしさも感じます。

こういったテイストにはギャップがありますが、LOOMで得意としているレザー製品の

力強い表情が凄くマッチします。今回使用したChordsやieribのようなブランドのレザーアイテムは

女性からの支持も厚かったりします。

 

 

ワンピースのスカート部分の裾はアシンメトリーのカッティングになります。

 

 

右上がりの傾斜を強く描いたシャープなライン取り、

胸元から裾まで大きく取ったプリーツによって

ダイナミックな広がりを見せます。

 

 

 

--

 

 

ワンピースをもう一着ピックアップしました。

前述の2型に比べると少しライトで

男性にはオーバーサイズのロングトップスとしても

お使い頂ける男女共用のデザインウェア。

 

 

ドルマン型の五分袖、布帛とニットをコンビ使いしたトップス。

そのまま着用する事も可能ですが、秋冬では長袖とのレイヤードを

主に考えて設計されたワンピース/ロングトップになります。

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME GATHER OVERSIZED ONEPIECE

Price / ¥47,520 - (in tax)

Size / 1,3(*Fitting-Size:1)

Color / Black

Material / ネップ素材、リブ編みニット

 

[ Hat ]

REINHARD PLANK "IBRO" SISAL STRAW HAT BLACK EXOTICA

Price / ¥37,800 - (in tax)

Size / XL(*One Size)

Color / Black

Material / グラス

 

 

 

長さがありますが、不規則に内臓されたコードを絞ることで

ギャザーを作り、自分の好みや体格に応じた長さに調節が可能です。

 

 

アシンメトリーのカッティングですが、

絞り方を調節することでこの辺りの表情は

自在にコントロールすることが可能です。

 

 

中に着るモノ次第ではそこそこの保温効果も発揮する素材ですので

秋冬では特に屋内ベースの生活スタイルにも適しているといえます。

 

 

--

 

 

防寒性のある対真冬用のコートです。

レディースでここまでがっしりと作り込まれたものは少し珍しいかもしれません。

 

 

裏ボアでヘビーな防寒着として隙のないつくりとしています。

ミリタリーコートをベースとし、ガバっと乱雑に羽織れるラフな雰囲気と

フリンジやニットなど温もりのある素材使いで少し可愛さを加えた作品です。

 

 

基本は少しゆるやかなサイジングとしているモノの、

ウエストコードを絞ってシルエットやフィット感の調節が可能です。

グッと絞り込んで身体に合わせると女性らしいラインがグッと出ます。

 

 

[ Coat ]

A.F ARTEFACT FEMME BOA FIELD COAT

Price / ¥90,720 - (in tax)

Size / 1,3 (*Fitting-Size:1)

Color / Black

Material / ネップ素材、リブ編みニット

 

 

163cm 着用サイズ 1

 

 

冬の景観に映える少しボリュームのあるアウターコート。

寒い季節、そとに出かける際には必需品となりそうです。

 

 

ザラっとした質感のネップ素材をベースに袖の内側に

ニット素材を切替し、フリンジを外に出しています。

ミリタリーウェアのハードな雰囲気を和らげた女性らしいディティール。

 

 

--

 

最後にピックアップするのはオーバーサイズのプルオーバー、

こちらも男女兼用でいけそうな作品となっています。

リバーシブルで二通りのパターンでのスタイリングが組み込めます。

 

 

[ Tops ]

A.F ARTEFACT FEMME REVERSIBLE BOMBER TOPS

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Khaki

Material / Wool+Acetate

 

メンズでもプッシュさせて頂いているビンテージのストライプウールに、

MA-1を彷彿させるアセテート生地のリバーシブル仕立てになります。

同系色ですが、ほぼ真逆に近いテイストで表裏でギャップのある組み合わせを楽しめます。

 

 

163cm 着用サイズ 3

 

 

こういったスタイルのプルオーバーはスエットシャツタイプでは良く見かけますが、

布帛を両面使いすることでよりボリューミーなアウター的な位置づけの作品として仕上げています。

 

 

軽く外出する程度には単体でも十分な保温力を備えています。

 

 

サイドポケットがついている点もポイントが高く、

デイリーに着まわすトップスとしては非常に優秀と言えます。

 

 

ボンバージャケットのような形状のダルっとした袖が特徴的、

生地とシルエットのアンバランス感に面白さがあるのがストライプ面です。

 

 

-

 

 

真逆となるアセテート素材の面はストリート、ミリタリーウェアの雰囲気が強く出ています。

ナイロンよりも軽くて柔らかなアセテートはオーバーサイズのシルエットに程好く落ち感を出し、

余計な膨らみを抑えて綺麗に見せます。

 

 

特殊な生地で光の当たり具合や性質によって発色感が変わります。

写真で瞬間的な状態を写すとどうしても色ブレが起きますが、

どれも間違いではなく、その日の場所や天候の具合でも微妙に色合いが異なります。

タマムシ色に近い性質ですが、デフォルトは少し大人しいカーキです。

 

 

 

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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A.F ARTEFACT Winter Collection New Arrival.

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A.F ARTEFACTよりコレクションラインの最終入荷分が到着しました。

今年のとっておきでもあり、試行錯誤して製作されたモノになります。

生地の製作段階から染色における過程でのブランドのオリジナリティが一つ、

確立されたのでは、と思っています。

 

糸の組み合わせを考えた他混率のストライプ素材を

備長炭を使った墨染めで色付けを行った

ARTEFACT独自のファブリックを用いたシリーズとなります。

 

 

ストライプを荒々しく染め上げた風合いで

上下2ピースでのスタイリングも際立ったものとなります。

一般的なストライプの上品なイメージとは異なり、

ざらついた独特の渋みを感じる雰囲気に纏まります。

 

 

[ Coat ]

A.F ARTEFACT HOODED WORK COAT / Sumi Bincho Stripe 

Price / ¥52,920 - (in tax)

Size / 1,3 (*Fitting-Size:1)

Color / Sumi Bincho Stripe

Material / Cotton.Polyester,Polyurethane

 

[ Pants ]

A.F ARTEFACT 2WAY OVER-ALL / Sumi Bincho Stripe 

Price / ¥51,840 - (in tax)

Size / 2,3 (*Fitting-Size:3)

Color / Sumi Bincho Stripe

Material / Cotton.Polyester,Polyurethane

 

 

レギュラーサイズのワークコートにオーバーオール型のボトムスを合わせています。

ブラックファッションにカジュアルな要素を持ち込む流れは様々な手法で取り組まれていますが、

ARTEFACTでは特にビンテージのワークやミリタリーなどに自分のデザインを組み込んで

これまでのストリート/モードの路線だけでない新しい活路を見出しています。

既存のモノを残しつつ、次へのステップアップとしてカジュアルなスタイリングを考えていく中で

非常に手に取りやすい馴染みやすさを感じるのがこの備長炭染めストライプのシリーズでした。

 

 

靴のセレクトに関してもこういったスタイルの発展を見越して、

ビブラムソールを縫い付けたモノが少し混ざるようにラインナップを組みました。

2018年11月より、ようやく構想がカタチとなり、スタイリングを楽しめるようになります。

 

 

174cm / 56kg 着用サイズ 1

 

 

軽い着用感で使い勝手の良さを重要視したワークコート。

今回はサイズの振り方にも少し変化をつけています。

 

 

レギュラーサイズ / 今はゆったりしている方が主流ですので

少し珍しいくらいになっていますが、身体に対して自然にフィットする大きさです。

元々細身を着ていた方には馴染みもあると思いますが、

ワーク感の強い素材ですので敢えてそのままの雰囲気でなく、

綺麗めの雰囲気を狙ったバランスに仕上がっています。

 

サイズは1と3で展開します。

1 : 通常のサイジング、中に着込むより上に重ね着しやすいサイズ感になります。

3 : アウターのサイジング。素材感が凄くしっかりしているのでこのサイズで着ることで

中に着込む余裕を設けてオーバーコートとして着用が可能になります。

 

 

用途や好みに合わせて選んで頂ければと思います。

 

 

[ Coat ]

A.F ARTEFACT HOODED WORK COAT / Sumi Bincho Stripe 

Price / ¥52,920 - (in tax)

Size / 1,3 (*Fitting-Size:1)

Color / Sumi Bincho Stripe

Material / Cotton.Polyester,Polyurethane

 

 

襟元の周囲には少しゆとりを持たせてボタンを上まで留めても苦しさを感じません。

ずっしりとした素材感ですが、シャツやパーカー感覚で極めて軽く羽織れます。

 

 

フラップポケットは大きめにとり存在感を強く示しています。

不規則な並びがどこか歪さを感じさせるデザイン。

こういった感覚はアシンメトリーの設計が巧いARTEFACTならではでないでしょうか。

 

 

肘付近の切替しはリメイク調でインディゴ系の布帛を使用、

そのまま備長炭で染めている為、青みが隠れて見えます。

 

 

生地を別で貼り合わせるのではなく、

裁断の際に切替して縫製しています。

ごわつきもないので本物のワークウェアのような

重量感もなく、さらっと袖を通せる点が特に魅力に思えます。

 

 

ロング丈に不可欠ともいえるスリット。

無造作にパンツのポケットに手を突っ込みたくなる季節、

男女問わずにこういった部分に気遣いを感じる服は好かれるのではないでしょうか。

 

 

一見、ベーシックなロウクロッチトラウザーで合わせたかのようにも見えますが、

オーバーオールの上から上着を羽織った形になっています。

 

 

オーバーオールに関してはユニセックスで着用しやすいかと思います。

2でメンズSサイズ、3をM程度として捉えて頂けると分かりやすいかと思います。

オーバー感が格好良さに繋がる作品ですので大きめでの着用がお奨めです。

 

174cm / 56kg 着用サイズ 3

 

 

[ Pants ]

A.F ARTEFACT 2WAY OVER-ALL / Sumi Bincho Stripe 

Price / ¥51,840 - (in tax)

Size / 2,3 (*Fitting-Size:3)

Color / Sumi Bincho Stripe

Material / Cotton.Polyester,Polyurethane

 

 

ブランドが最も得意とし、定評もあるドロップクロッチスタイルを取り入れたオーバーオール。

ビンテージワークウェアにインスパイアされた土臭い雰囲気とモードタッチの鋭さを兼ねた

独特の雰囲気に仕上がっています。

 

 

オーバーオールとしての着用の他、トップス部分を垂らして
サスペンダートラウザーしての2WAY使用になります。

 

 

 

ARTEFACTはデザイナーである高塚氏自身がパターンを製作します。

特に落ち感のあるゆるめのパンツのパターンには以前から定評があり、

そんな彼の作風の良い部分がぎゅっと詰まっているのがこのオーバーオールです。

 

 

パンツとしてのシルエットが抜群に良くなっています。

飛び道具ではなく、ベーシックな使いまわしを考えて製作された作品。

 

 

 

 

ぱっと見は黒×白のストライプですが、下地はグレーの状態で織っています。

備長炭で染めた時の色合いが格別です。

 

 

これまであまり提案してこなかった種類のウェアでもある為、

我々自身も凄く新鮮さを感じています。

 

 

一度、お試し頂きたい作品です。

 

--

 

 

最後に同素材、同加工のモノを用いたベーシックなワイドパンツをご紹介致します。

 

 

[ Pants ]

A.F ARTEFACT BELTED WIDE CROTCH PANTS / Sumi Bincho Stripe 

Price / ¥45,360 - (in tax)

Size / 1,2 (*Fitting-Size:1)

Color / Sumi Bincho Stripe

Material / Cotton.Polyester,Polyurethane

 

 

 

サルエルとワイドパンツの良い所取りをしたARTEFACTが得意とするシルエット。

横の分量を多く取り、広がりをしっかりと持たせていますが、

膝下から裾は逆にそれを収束させて膝の関節周辺の立体感を自然に作っています。

 

 

落としすぎない股上と太すぎない脚線の幅から成立するバランス感の良さ、

それがこのカタチの最大の魅力となります。

この先もスタンダードとして腰を据えたスタイリングが可能なパンツだと言えます。

 

 

敢えて細身のジャケットなんかと組み合わせるのも良いかと思います。

 

 

ドローコード感覚で縛れる帯のようなベルトディティール。

ベルトループに通しているだけですので

自分で着けたいモノと替えてしまうのもOKです。

 

 

 

ワークウェア調の大きめのバックポケット。

 

 

日本から世界に向けて年々、飛躍を見せるARTEFACTが

今シーズンのテーマとして掲げた"日本古来からの染色"

柿渋染めと並んで目を惹く備長炭染めの作品です。

時間と作業工程数が多い作品で再生産が難しい為、

ストックはいつもより多めにご用意致しました。

 

週末はお店の方にもお立ち寄り頂けたら嬉しいです。

是非、ご検討下さいませ。

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

 

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Women's and Unisex Style Featured Yohji Yamamoto

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ユニセックススタイルを考えていくとヨウジヤマモトの作品が

本領を発揮してくるように思えます。

男性の視点でセレクトはしていますが、

国籍や年齢だけでなく、性別の分け隔てなく、

多くの人々を魅了するヨウジヤマモトの作品を

女性が着用したイメージで紹介したいと思います。

 

(ARCHIVE) * メンズの着用イメージは下記よりご覧頂けます。

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12413887254.html

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12410545715.html

https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12405145125.html

 

Yohji Yamamoto

 

柔らかいウールメルトンを超絶に難解なパターンで組み上げた

今季ヨウジのフェイスともいえる存在感のあるコート。

トレンチをベースにしたリアルクローズ的な側面を持ちつつも

ブランドの醍醐味であるデザイン性の強みが活かされたコートは

是非、男女問わずコーディネートに合わせて頂きたく思います。

 

 

[ Coat ]

Yohji Yamamoto DOUBLE DEFORMED TRENCH COAT

Price / ¥293,760 - (in tax)

Size / 2 (*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / ブラックメルトン

 

 

 

 

襟元は花びらが折り重なる様子にも似たレイヤード構造。

この二層の襟の重なりを利用した変形(=DEFORMED)が最大の特色です。

 

 

 

襟元のボリュームに対して裾は広がりを持たせるだけでなく、

マチを作り、袋状に縫製したデザインディティールを設計しています。

カーゴパンツのポケットのようにも見える立体的なパーツで

コートの上部、下部それぞれにインパクトを持たせてバランスを綺麗に纏めています。

 

 

163cm 着用サイズ 2

 

 

 

大きめの襟元は小顔効果など実用的なメリットもありますが、

何よりもその存在感に惹かれます。

 

 

エレガントな雰囲気の中にブランドがデビューした当時の

"黒の衝撃"の時のような退廃的な反骨精神を滲ませたデザインは

男性的でもあり、女性的でもあります。

 

 

着る人のスタイルを活かす服であるという事を念頭にピックアップ致しました。

 

 

 

少し話が戻りますが、

変形(=DEFORMED)についてご説明致します。

 

 

一枚上着を脱ぐ要領で肩を外すと二層の襟がずれて

中に隠れていた第二の襟が広がります。

 

 

 

この状態ではカジュアルさが抑えられてエッジの際立ったスタイルが完成します

 

 

襟元や裾のディティールが目立つので一見すると分かりませんが、

相当な生地分量を取って製作されています。

分かりやすいオーバーサイズではないので注視しないと気づきませんが、

背中の観音開きまで二層でレイヤード構造となっています。

 

 

着ている人の動きに沿うように服も同じように躍動していきます。

単純な主張だけでなく、奥深さを感じるデザインではないでしょうか。

 

 

同じウールでもギャバとは次元の違う暖かさ、

保温性にも優れた冬のデザインウェアとなります。

 

 

コート一着で普通にブログが完結しそうでしたが、

明日は週末、お休みの方も多いと思いますので

もう何点かピックアップ致します。

 

--

 

B Yohji Yamamoto

 

"着ている人の動きに沿った躍動感"

先程にもあったキーワードですが、

Bヨウジのレイヤードコートに関しても

根幹に同じコンセプトを感じます。

 

 

[ Coat ]

B Yohji Yamamoto B/DOUBLE COMBINATION COAT / WOOL GABARDINE & COTTON LAYERED

Price / ¥146,880 - (in tax)

Size / 3 (*着用サイズ 3)

Color / Black

Material / ウールギャバジン、コットンポプリン

 

 

163cm 着用サイズ 3

 

 

基本はヨウジヤマモトでもクラシックとされる

オーバーサイズのチェスターコート型のアウターになっているので

今回紹介する中でも比較的大人しい外見となっています。

…外見は。

 

 

まず前提としてウールギャバとポプリン(シャツ地)の二種類を使用しています。

これは今季のBヨウジでの共通テーマになっているCRACK(ひび割れ)のデザインにも通じます。

その二枚を貼り合わせた状態でコートを二着、裾で繋がった形状で仕立てています。

つまり、結果的にコートを4着分裁断、縫製して重ね合わせたことになります。

 

 

外の黒いギャバのコートと内のオフホワイトのコートが繋がっています。

袋状になっており、重ね方次第で様々な見せ方が可能になった作品です。

 

 

 

 

オフホワイトのポプリンの更に内側には黒のギャバ素材が充てられているので

透け感は全くありません。また、これは外側の黒いギャバが中に入り込むような形になっており、

複雑なデザインの面白さが凝縮されているように思います。

 

 

最初、どうなっているんだろう??というところから、

構造が分かってくるにつれて『!?』と驚きが増してくる感覚がありました。

 

 

大容量の生地を使い、ユニークなギミックを備えつつ、

着地点はクラシカルに持ってくる、

そう言った視点から見ると今風のアバンギャルドなヨウジよりも

もっと昔のオールドヨウジに近い感覚を感じる一着です。

 

 

ウエストベルトによってオーバーサイズの中にもメリハリをつけることが出来るので

幅広い体型にフィットしやすいつくりとなっています。

 

 

 

一着で4着分のレイヤード、ギャバとポプリンは軽い生地感ですので

重たさは感じませんが、しっかりと空気の層をホールドし、保温性も高く仕上がっています。

 

 

--

 

着用しているパンツも同じくBヨウジヤマモトの新作です。

ユニセックス展開で男女の着用感の差が出やすいのがボトムスです。

前述のコートでは少し中世的なイメージがしやすいようにブーツを

合わせましたが、以下では同じパンツをスニーカーで合わせたイメージを掲載します。

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto B/ACCORDION-PLEATS TAPERED PANT / WOOL GABARDINE

Price / ¥73,440 - (in tax)

Size / 2 (*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / ウールギャバジン

 

 

エッジの利いたデザインに少し柔らかさが加味されます。

こういったハズシの使い方が男女ともに提案していますが、

女性の方が取り入れやすいのかもしれません。

 

 

テーパード型のバルーンワイドにアコーディオンのような

プリーツパーツを組み込んだウールギャバジンのパンツ。

 

 

--

 

 

スエットのフードトップスは男女ともにカジュアルな毛色がグッと高まります。

黒のデザインウェアは柔らかく着れるのが理想です。

 

 

-

 

 

163cm / 着用サイズ 2

 

 

[ Parka ]

B Yohji Yamamoto B/DOUBLE ZIP SEAMED HOODIE 

Price / ¥47,520 - (in tax)

Size / 2 (*着用サイズ 2)

Color / Black

Material / コットン裏毛

 

 

フードは襟元から自然な角度で取り付けられています。

ボリューム過多にならずゆるやかなシルエットをすっきりと見せてくれます。

 

 

普通のジップアップパーカーと大きく異なる点はファスナー。

一見、プルオーバーの形状ですが、ラグラン調の方から伸びる縫い目に

沿って日本のファスナーを配備しています。

 

 

上下左右、好みや気分で開閉して

不規則な造形を楽しんで頂けるディティールとなります。

 

 

-

 

 

ジャケットや軽いコート並みに生地を使うだけあってヨウジのスカパンの躍動感は

他にはない圧倒的なインパクトがあります。

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto  B/FURASHI CURTAINED WIDE PANTS / WOOL GABARDINE

Price / ¥82,080 - (in tax)

Size / 1 (*着用サイズ 1)

Color / Black

Material / ウールギャバジン

 

 

ベースがシンプルな為、男性にも穿きやすいスカパンですが、

ヒラヒラと自在に動くドレープパーツを活かしたスカートライクなスタイリングは

やはり女性が似合うように思います。

同じデザインですが、男らしく、女らしく相反するイメージに仕上がるのも面白味の一つです。

 

 

 

ウールギャバはHommeやFemmeに限らずヨウジブランドでは幅広く使われるため、

様々なアウターとのセットアップも組みやすい素材です。

最初から決められたセットアップスタイルではなく、

自分の好きな形で着れる点も良いのではないでしょうか。

 

 

 

適度なモノからやりすぎなモノまで幅広いデザインがあるヨウジの中では

比較的、大人しい印象を受けるやり過ぎてないデザインのスカパンになります。

とは言え、LOOMの中では特別な存在感を示すデザインではありますが。。。

 

 

ブランドの世界観とお店、バイヤーのコンセプトが常に100%一致するわけではないので、

我々はお店の組み込みに必要な部分を"良い所取り"すれば良いと思っています。

そろそろ収束気味のヨウジブームの中でも腐らないモノがクラシックやベーシックとなるのだと思います。

 

 

ヨウジのスカパンといえばコレ。

と言える今季、最もバランス感に優れた作品です。

 

-

 

 

今季テーマを色濃く落とし込んだ

ブラックとホワイトのコントラストが強調された作品です。

他のスカパンと大きく異なるのが本体とパーツに分離せず、

一本のパンツの形状に変化をつけて作り出したデザインとなっています。

 

 

163cm / 着用サイズ 1

 

 

[ Pants ]

B Yohji Yamamoto B/JOINTED WRAP SKIRT PANTS / L.GABARDINE & COTTON LAYERED

Price / ¥73,440 - (in tax)

Size / 1,2 (*着用サイズ 1)

Color / Black

Material / ウールギャバジン、コットンポプリン

 

 

左脚とラップパーツが一体化したデザイン。

その為、他のスカパンにはない軽い履き心地が魅力です。

サラッと取り入れるのであればこういった感覚のパンツは

ありそうでなかったので良いかもしれません。

 

 

春先まで通して穿きやすい軽さがある反面、

防寒面が少し心許ない場合はレギンスやスキニーデニムとの

レイヤードがお奨めです。

 

 

裁ち切りと黒のウールギャバにオフホワイトのシャツ地を組み合わせたディティールは

今季のCRACKシリーズとの対になります。

 

 

 

シャツは二枚仕立てでひび割れて中身が露見するような形で

ギャバとシャツ地のコントラストを表現しています。

シャツジャケットの様なしっかりとした着用感になっています。

 

 

[ Shirt ]

B Yohji Yamamoto B/CRACK SHIRT / L.GABARDINE & COTTON LAYERED

Price / ¥51,840 - (in tax)

Size / 3 (*着用サイズ 3)

Color / Black

Material / ウールギャバジン、コットンポプリン

 

 

 

ロールアップすることで下地となっているオフホワイトのシャツ地が表れます。

163cm / 着用サイズ 3

 


適度なゆとりを持たせたレギュラーフィットシルエット。
ベーシックなバランスからオーバーサイズのスタイリングまで幅広く応用が可能です。
各部、裁ち切りで仕上げることでかっちりとしたYシャツのイメージとは異なるラフな雰囲気に。

 

 

単体よりも他の何かと合わせた時の相乗効果なども面白いシャツだと思います。
コーディネートも近いうちに紹介出来ればと思います。

 

--

 

BLACK SCANDAL

そろそろ時数制限が近づいていました。

最後にブラックスキャンダルを用いて1LOOKご紹介します。

 

 

ユニセックスで過去のコレクションで用いた"アートピース"を

男女兼用のリアルクローズとして再構成した作品を展開します。

今回は手書きのイラストをプリントしたシャツをピックアップ。

 

 

一筆書きで書きなぐったような乱雑なタッチで曖昧なモチーフを表現。

この感覚が凄く重要でプリントされたものが具体的に分かりやすいと少し抵抗を感じます。

そういった方も少なくはないのではないでしょうか。

展示会ではそこそこ型数がありましたが、一番何か判別がつきにくく、

尚且つ、素材とシルエットを引き立てる"柄としての魅力"のあるものを選んでいます。

 

 

[ Shirt ]

Yohji Yamamoto BLACK Scandal NUDE ILLUSTRATION LONG SHIRT

Price / ¥95,040 - (in tax)

Size / 3 (*着用サイズ 3)

Color / Black

Material / ドレープレーヨン

 

 

柄ばかりに目がいきがちですが、

シルエットや素材感が抜群に良い作品です。

隠れ名作といえるのではないでしょうか。

 

 

アシンメトリーの襟元の鋭どさや、

ギャバよりももっと繊細なドレープ感を見せるレーヨンの

なめらかなシルエット感など、服としての存在感が際立って見えます。

 

 

 

薄手で綺麗にドレープする反面、

あまり保温性は高くありません。

冬場にはインナーとしての活用で丁度良いくらいでしょうか。

裏を返すと夏場近くまでは着用可能ですので、

着れる期間の長さが強みになったりもします。

 

 

ここ最近、レディースの撮影をするようになって、

女性の着方や雰囲気の出し方など、

男である自分にも凄く良い刺激になっています。

 

女性は勿論、男性にも無関係ではありません。

むしろ、ここから何か新しい発見に繋がればと思っています。

長々と書きましたが、ゆっくりとご覧頂ければ嬉しいです。

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

 

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