ierib”イエリブ”から20107SSの新作が入荷いたしました。
今回の入荷は三色(WHITEは完売いたしました。)
BLACKは後日入荷いたしますのでお問合せ下さい。
私がPARISにて展示会をGULLAMさんと回っている際に立ち寄ったのですが、
このシューズには流石に利点と妥協しないレザーシューズとして靴好きの私は
これは欲しと心を打ちぬかれてしまいました。
日本でここまで手の込んだシューズを製作しているブランドは流石に無いと思います。
時間とプロセスを要するのでそこまでの量を製作できる靴では無いのが
現物を手に取るとご理解いただけると思います。
短靴より少し長めですが、チャッカーでは無く短靴。
くるぶしまで隠れるようなシルエットが通常短靴を履けない方にも確実に履いて頂けるデザインになっています。
カラーリングは、染めたそのままのカラーリングでは無く、
赤や青であっても履きやすいカラーに染色されている事がこのシューズのもう一つの魅力。
凄く組み合わせしやすい色合いになっています。
余り当店ではカラーリングブーツは入荷する機会が無いのですが
このマットなボディカラーであれば逆にBLACKの洋服に映える事は間違いなく、
凄いCOLORの靴を履いているとは思われず、逆に取り入れたいなと思わせるような色合いになっています。
後は、日本の古風なエレメントをしっかり取り入れデザインに落とし込んでいる点と、
どのパーツをとってもハンドクラフトでしっかり抜かりの無い位に凝っているが
買いやすいプライスだという点にも魅かれました。
是非この技術を踏まえ日本のブランドである技術をしっかりご提案させて頂ければと思います。
最近の日本のブランドに欠けている点を打破できるようなブランドです。
・ierib製品に関しましては、皮革作成段階より数段のプロセスを経てデザイン、パターン、縫製、金属パーツの加工、最終的な製品の加工まで現行の機械に頼らず、デザイナー本人の手作業にて製作しております。
その為、同じ商品でも全くの同一ということはなく、それぞれの表情が若干異なる場合がございます。
また加工段階にて、若干の色ムラや傷などが生じるケースもございますがご容赦ください。
ierib TECTA DERBY SHOES "WAXED HORSE BUTT"
靴紐に付いている金具は全て純銀製(シルバー)を使用した金具で統一。
この点にも非常に拘りを感じさせられます。
シルバーを燻してダークトーンに仕上げている為シルバーポリッシュ等で磨いていただければ
輝きのあるシルバーが出てきます。
ラミーとポリエステルを混紡した靴紐は京都の組紐を使用。
MADEINJAPANならではの良さを引き出しています。
ポリエステルを混紡しているためコットン100%の紐より数倍の強度を持ち、
経年で千切れ難い強力な組紐を使用し製作されています。
ソール部分は全てデザイナー自身が一足一足手作業で染色していますので、
製作日数が掛かってしまう手の込んだシューズになっています。
ソールまで手作業にて行っているのでこのようなアンティーク調の退廃したカラーリングが
しっかりと出せている事にこの一足の重みと価値観を感じてしまう点です。
まとめてタイコにいれて製品染した場合、
靴の中まで染まるため必ず履き始めは色落ちを起こす点を打破するため考えており、
手染めでソールのみ染めているため内部に染料が混入していないので
靴下などにも色落ちする心配もなく不快感無しで着用出来るように考えた染色方法。
ホースバットに手作業でワックスを熱浸透させてます。
白のみはタンニン鞣しではなく、リン酸鞣しという古来より有る鞣し方で、
タンニン比べて少し柔らかい仕上がりなります。
またリン酸鞣しは世界中でも前例が殆どなく靴はierib以外では見た事のない仕上げ方法。
古来から粋とされている靴の名前の由来である”テクタ”は、
歩行した際に鳴るカチカチする音を楽しンで頂けるように
日本の伝統的な履物の雪駄のカカトに使われる金具を使用。
そのままこの金具の鳴りを楽しんで頂いても良し、
アクセントとして金具を魅せてゴムで補強するのも良しの選択肢を持った短靴。
デザイナーの意向としては是非このかかとの金具の鳴りを楽しんで頂きたいという要望もございます。
ビビットなボディカラーでは無くその上からまた加工ししっかりマットで鮮やかなカラーにならないように考慮したカラーリングである故、履き揉みも黒に近いRED色に落としこみワンランク上のスタイルが可能。
白の状態から手染めにてここまでのカラーリングに仕上げていきますのでカラーに深みが出た表情。
BLACK色の洋服に確実に馴染み落とし込んで頂けるカラーリング。
素材は極上であり希少部位を使用したリアリティ深いホースバットレザーを使用し、
レザーである存在感を醸し出す。
艶やかな部分とマットな部分そしてリアルレザーの型がしっかり出ている部位を考えて落とし込んでいます。
シルエットは、横幅もしっかりあるがシャープで反り上がりを考えた爪先でバランスを確立しています。
今期短靴は狙われている方が多いと思います。
ボトムスも少し短めのレングスの物が今年は主流になっているので、
バランスが組み合わせしやすい丈感と質感になっています。
WHITEは即日にSOLDしてしまいましたが、皆様に見て頂きたいので写真のみ掲載させて頂きます。
ご不明な点等がございましたら些細な点でも結構ですので是非お問い合わせいただければ幸いです。
今期2017SSは短靴を主としたスタイリングが多くお客様でもスタイルを考えている方が多いと思います。
シューズから先に入荷するのは靴はファッションには一番重要なITEMですので先に考えて頂き、
洋服にリンクしていきます。
シューズには妥協せずに組み合わせるとも重要なのかと最近非常に感じさせられます。
写真を撮っていても靴のストックが無ければ上手く組め無くなってしまう事に実感。。涙
昔私が18歳くらいの時に、YOHJIYAMAMOTOやコムデギャルソンを良く買いに行っていたのですが
その時に仲の良くして頂いていた店員さんや先輩にファッションにおいて靴とは重要で、無いと決まらないし
一度出たら次は難しいから買った方が良いと説法されていた事にも最近重要さが解ってきました。
洋服は趣味ですので人より全てコンプリートしパーフェクトにしたいのが男の性です。。
この手のシューズは少し気候が暖かくなってまた新しいスタイルにチェンジした際に、
あれ買えばよかったと確実に気付くITEMですので、是非お早めにご検討頂ければ幸いでございます。