皆様、今晩は。 Sweater / ANDREA YA'AQOV ZIPPER NECK TOPS VIRGIN WOOL/BAMBOO Pants / VERSUCHSKIND black knit-denim with irregular wax-coating "SLIM-TAB" slim fit trousers Boots / N/07 - enuzeronana CALFSKIN TUMBLER DYE BOOTS ※※インナーに私物のARTEFACTのテレコ素材のタンクトップを挿し込んでいます。 先ずはトップスから。 ニットセーターの表地は、ヴァージン・ウールとモダールの混紡生地を採用。 一見、ゴワ付いた毛玉の凹凸が肌へ刺激がありそうで懸念されがちですが、 ファスナーにはYKK社の高級ラインであるEXCELLA ZIPを採用し、滑らかな開閉を可能にしています。 ファスナーを少し開いた状態、これだけでもかなり違った表情になります。 このニット・セーターのアイテムにも、やはり背面にはブランド・アイコンである"A"の頭文字を象った様な切替。 長めに設定されたアーム部分は、柔らかなニットの特性を活かした弛みで、細かく綺麗にドレープ皺が形成されます。 ヒップラインをすっきりと隠してくれる様な丈感に設定されていますので、 Pants / VERSUCHSKIND black knit-denim with irregular wax-coating "SLIM-TAB" slim fit trousers 昨日のBLOGでご紹介したタートルネックのロングスリーブ TEEとのスタイリング。 敢えてカットソーの裾を下し、ロングブーツを合せる事で、 この"SLIM-TAB"は今季17AWより新登場の新型で、その名の通りスタンダードなスリムフィットのタイプ。 全体的に万遍無く塗布された染料とワックスの表情が、この拡大画像で見て取れるかと思います。 バックポケットの形状も以前と変更され、3重に折り重なる様にデザインされており、 昨日と本日の2回に渡って、
昨日に引き続き、本日も私が着用モデルを務めさせて頂き、
ニットアイテムという共通項で、お薦めのトップスとボトムスをご紹介させて頂きます。
Color / #BLACK
Size / S or M(wearing size)
Price / \45,144- (tax in)
Color / #BLACK
Size / 28inch
Price / \47,520- (tax in)
※Personal
モデル体型 : 176cm / 60kg
ANDREA YA'AQOVから、左肩部分にラグランの肩線の様に入るファスナーが特徴のニット・セーター。
首や肩、鎖骨周辺等、身体の凹凸に合わせた曲線美がとても印象的な仕上がりで、
袖口にはスリット状のサムホールが施工されています。
その名の通り、生後初めて刈られた子羊の毛を贅沢に使用した、非常に柔らかく繊細な表情を持つウールに、
とろみが特徴のモダールをミックスさせる事で、肌への刺激の無い優しい感触を実現させています。
仕上げに軽く縮絨の加工を入れて、更にふんわりとした温もりや、高級感を持たせています。
実際に手に取って頂くと、驚く程に抵抗の少ない、優しい感触である事がお解り頂けます。
光沢感を抑えた艶の無いマットな表情が、モード色濃いデザインを良い意味で粗野に緩和させています。
後述のVERCUCHSKINDのニット・デニムが、光沢感の有るハンド・ワックスを塗布した表情ですので、
トップスとボトムスの表情のコントラスト、バランスが非常に良いかと思います。
また、ANDREA YA'AQOVオリジナルの引手もそうなのですが、その他スライダーや駒の一つ一つまでもが、
燻んだハンドクラフト感ある金属加工が施されており、ブランドの拘りを感じてしまいます。
任意で開閉のベストなポジションを見付けて頂くのも面白いかと思います。
そして今回撮影の画像からは分かり辛くて非常に申し訳無いのですが、
このニット・セーターの裏地、つまり肌に直接に接地する面はバンブーレーヨンと云う、竹の繊維から抽出した素材。
日本特有の素材であるにも関わらず、余り馴染の無い素材では在りますが、
滑らかなスムース・ジャージの感触で、肌へ全くの刺激の無い、ストレス・フリーな着用感が得られます。
表裏で異なる素材で構築された、まるで肉厚のニットを素肌で着用出来る感覚のアイテムに仕上がっています。
丁度、ラグラン・スリーブの様に切替を施し、デザイン面と共に、腕の可動域を充分に確保する為に実用的な裁断パターン。
加えて、ウェスト部分のやり過ぎないカーブの曲線は、さりげない大人の括れのラインを演出してくれます。
お腹周りが気になる年齢になった方には丁度良いかと思います。
袖口もしっかりと手の甲を覆い、親指も動かし易い様に、絶妙な位置にサムホールが施工されています。
Color / #BLACK
Size / 28inch
Price / \47,520- (tax in)
肉厚のニットデニムの印象とは裏腹に、柔軟性やストレッチ性を兼ね備え、窮屈感の無い履き心地。
熟練のデニム職人に由るハンドクラフトで1本1本製作されますので、全く同じ加工感の表情の物は在りません。
手染めとワックス加工を数段階に分けて繰返し、通常はニットデニムには困難とされる3D加工を施し、
全体的に自然で立体感のある表情に仕上げています。
ワックスの艶感とは別に、"擦れ"や"アタリ"の加工に由る艶感はアジのある雰囲気に魅せてくれます。
このニットデニムが通常、見える分量がお解り頂けるかと思います。
膝周辺をピークに、全体的に万遍無く溜まるドレープ皺は幾層にも細かく入ってくれます。
ほんの僅かに落ち感のあるシルエットで、腿周りから膝、脛部へと自然に綺麗な細身のラインを形成してくれます。
スキニータイプにありがちな、極度の緊張感に因る穿き疲れが無く、
肌に馴染みの良いフィット感やストレッチ性を持ち、適度な余白を持たせてくれます。
私の体型でサイズ28を着用しても、この様に若干の余裕が有りますので、大抵の方に着用して頂けるかと思います。
引っ繰り返して裏面を見ると、よくここまで表面を染め上げた物だと感心してしまいました。
染め感や加工感が照明の照射加減や角度に由って、立体感ある異なる表情に見えます。
しっかりと臀部を覆い、腿を包み込む様にフィットし、膝周辺のドレープ皺の溜りを形成して、着用者の脚線美を強調してくれるデニムと云えます。
ここ最近では頻度の少なかった、"細身でシャープなシルエットのスタイリング"をご紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
昨日も最後に触れましたが、サイズ表記は各ブランド各アイテムに由って若干異なります。
今回私はコートはXS, ニットセーターはM, カットソーはS, デニムは28(XS)という様に、
その表記だけ見るとバラバラですが、
実際の各アイテムのシルエットやフィット感は個有の物ですので、
全体としてスタイリングを組んだ時に、一番しっくり来るサイズを各アイテム毎にチョイスする事が一番大事だと考えます。
皆様もサイズ表記の先入観に捉われず、実際にその着用感で、其々が着用されたいイメージで選んで頂きたいと思います。
その為に、各アイテムのサイズ感やイメージはお問合せ頂けましたら、より詳細をお答え致しますので、
どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。
それでは、本日はこの辺りで失礼致します...。
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