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VERSUCHSKIND,A1923 - ハンドクラフトで作る黒の陰影感

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予報通りの寒さに加えて雨、最悪の天候ですが、

N/07のダウンコートのおかげで高いテンションを維持しております。

昨日のブログに掲載していますので是非、ご覧頂ければと思います。

 

今夜はダウンを撮影する際に使用した細身のデニム、

ブーツにスポットを絞ってご紹介させて頂きます。

 

 

スタイリングのメインとなるアウターアイテムを

活かすも殺すもボトムス次第となります。

ベーシックなデニムとブーツの組み合わせですが、

ともにハンドクラフトによる独自の陰影を表現した作品です。

 

 

174cm / 58kg

 

[ Pants ]

VERSUCHSKIND black denim with irregular wax-coating random paint spots "SLIM-TAB" slim fit trousers 

Price / ¥42,012 - (in tax)

Size / 28 , 29 (*Fitting-Size:29)

Color / Black

Material / Elasthanne Denim

 

[ Shoes ]

A DICIANNOVEVENTITRE A1923 LACE UP BOOTS / KANGAROO REVERSED

Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ)

Size / 41 , 42

Color / Nero (Black)

Material / Kangaroo

 

 

ブラックデニム本来の黒さに加えて墨黒系の顔料とワックスを数回重ねて

独特の斑っぽい表情を作り上げています。

こちらはデザイナー自身で一本ずつ加工を施工。

ジーンズのカジュアルな要素に加えて当店が好んでセレクトする

革製品やアトリエ縫製のテーラーにあるようなハンドクラフトの世界観を投影した作品です。

 

 

 

スタイリングにおいても一番使いやすいブラック色のスリムデニムですが、

特有の強みを持った存在感を感じ取れます。

エラスタンを混ぜたストレッチ性のあるデニム生地は12オンス程度の適度な厚み、

加工を重ねることで少しバキっとした硬質な表情を持つ一方で、

着用を重ねていくことで柔軟性が上がり、より馴染んだ穿きやすさを実感出来ます。

 

 

 

生地から独自で製作に着手しています。

糸の太さにムラを出してボコボコ感の強い質感で

古い織機で織ったビンテージデニムを思わせます。

 

 

シルエットは新型の#SLIMTABとよばれる細身のシルエット。

スキニーで懸念される過剰なパツパツ感を払拭し、

ナチュラルな着用感に仕上げています。

 

 

股上はほんの少し落としています。

腿周りから膝、脛部へと自然に綺麗な細身のラインを形成します。

特に膝下から脹脛部分に溜まるドレープ感が魅力になります。

裾口は裁ち切り仕様で、ブーツインやロールアップにおいても

ボリュームを抑えてアンクル丈や短靴、

スニーカー等の様々なシューズに柔軟に対応します。

 

 

 

足元は圧巻の存在感を放つA DICIANNOVEVENTITREの新作。

 

 

[ Shoes ]

A DICIANNOVEVENTITRE A1923 LACE UP BOOTS / KANGAROO REVERSED

Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ)

Size / 41 , 42

Color / Nero (Black)

Material / Kangaroo

 

 

このブランドに関しては他ではどうしても作ることが出来ない

固有の雰囲気を有する作品があり、型を絞って力を入れて提案させて頂いています。

 

 

2017AWではコレクション内容をぎゅっと凝縮したモデルを選びました。

特に今回、デザイナー自身も注力したというカンガルーリバース。

 

 

 

荒々しく野性味を感じる一方でどこか綺麗な印象も感じさせる革、

カーフやホースにはない独特な質感に加えて浅黒い墨黒の色感が

ブラックの中にしっかりと際立つ陰影をあらわします。

 

 

また素材に加えて足首を極限までタイトに絞り、

曲線のうねりを加えた色気のあるフォルムを造形しています。

単に反り上がるだけでなく、外側から内向きにもくびれを出しています。

A1923ならではの3次元の曲線美を体現したレースアップブーツ。

 

 

マッケイ製法によりコバの出っ張りを落としたすっきりとした佇まい、

素材である革本来の野性味とクラシックシューズの上品さの混ぜ方に

独自のセンスを感じ取れるかと思います。

 

 

一枚の革を吊り込んで造形した本体にタンの部分にのみパーツを切替し、

細身のシャフトがアコーディオンのようにガバッと大きく開きます。

シューズやスタイリングに合わせて足元のボリュームの調整も可能となり、

このシューズの汎用性の高さを感じることが出来ました。

 

スタイリングの要となる靴とパンツ。

メンズファッションの決定打となる二大要素ではないでしょうか。

 

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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