昨日、今日と東京出張でドメスティックを中心に各ブランドの展示会を廻りました。
ブラックを中心としたスタイルを基にしつつ、発色のバランスや調和の取れた雰囲気を
考えた "色みの加えたスタイル" というものが少しずつ確立されてきているのを感じます。
日本ではハードなレザーブランドというイメージだけが
先行しているバックラッシュですが、
毎年2回は海外での作品発表も行い、
ファッションの新しい部分の取り入れは非常に早いブランドでもあります。
18SSでも海外のブランドやN/07などトーンを落とした
ベージュの作品を発表するところが見られましたが、
バックラッシュにおいても従来のチノパン系のワークスタイルとは
違うニュアンスでそういったモデルを製作していました。
本日はIsamu Katayama Backlash 2018SSより一型ピックアップし、
コーディネートを通して紹介したいと思います。
174cm / 59kg
[ Shirt ]
Price / ¥34,344 - (in tax)
Size / 44 , 46 (*Fitting-Size : 44)
Color / Ecru
Material / Cotton
[ Inner ]
A.F ARTEFACT SWITCHING LINEN COMBI TEE
Price / ¥16,200 - (in tax)
Size / 1 , 2 (*Fitting-Size : 2)
Color / Black
Material / Cotton , Linen
[ Trousers ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH WIDE TUCK CROPPED TROUSERS
Price / ¥32,400 - (in tax)
Size / S (*Fitting-Size:S)
Color / Beige
Material / Polyester , Wool
[ Shoes ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 DURBY SHOES / HORSE CULATTA OILED
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 41 , 42
Color / Black
Material / Horse Leather
[ Hat ]
REINHARD PLANK HAT exclusive "GEORGE" LINEN BLACK WAX
Price / ¥32,400 - (in tax)
Size / XL, XXL (Fitting-Size: XL)
Color / Black Wax
Material / Linen
春夏になると着たくなる淡い色合わせの服、
ブラックに対するコントラストも良く、着合わせ自体は難しくないと思います。
ただ、我々の好みの雰囲気であったり、協調したい黒のレザーシューズなどが
ある場合、敢えて淡い色同士での組み合わせというものにも惹かれています。
白いシャツにベージュのボトムスなんて組み合わせは
爽やか系スタイルの代名詞的でもあり、
少しカジュアル過ぎるような気がしないでもありません。
バックラッシュで選んだ濃い色味でトーンダウンしたベージュは
ワークパンツとは違った大人向きのトラウザーの趣を持ち、
我々がセレクトしている重厚な雰囲気を持つレザーシューズとの
組み合わせも良く、少しクラスアップしたカジュアルをつくることが出来ます。
ワイドシルエットとテーパードシルエットを足して割った
実に中途半端なバランスが逆にかゆい所に手が届く
絶妙なシルエットを作り上げています。
[ Trousers ]
ISAMU KATAYAMA BACKLASH WIDE TUCK CROPPED TROUSERS
Price / ¥32,400 - (in tax)
Size / S (*Fitting-Size:S)
Color / Beige
Material / Polyester , Wool
くるぶしから10cmちょっとくらい上がった絶妙な丈感となる8.5分レングス。
実質、七分丈やハーフパンツなどと涼しさの面では変わりないですが、
ダービーシューズやミドルブーツを合わせた時に、足首を引き締めた
メリハリのあるボトムスタイルを組みやすい最良のバランスだと思い提案しています。
(フルレングスのパンツもけっこうな頻度でロールアップしてこれくらいの丈で穿きます。)
素材はウールとポリエステルを組み合わせた綾織素材。
ワークパンツに使われるごわっとした素材に比べると
するっとした手触りでドレープや落ち感が出やすい軽やかな素材になります。
生地分量を広く取って余裕を持たせた股上や腿周り、
タックを取ることで生地がなびくような軽い質感を表現しています。
膝から下はすっきりと纏めて靴の周りがごちゃつかないような設計に。
裾にもタックを入れることで強弱をつけて脚線の輪郭をはっきりとさせています。
裾は足につかず離れず、丁度良い感じの幅をキープしています。
ワイドシルエットの場合はパンツの裾と靴の間に少し隙間が出来ると
良い具合にメリハリが出せるのでこの辺りの仕上がりの良さなどは
バックラッシュでもあまり認知されていない魅力の部分ではないかと思っています。
[ Shoes ]
A DICIANNOVEVENTITRE A1923 DURBY SHOES / HORSE CULATTA OILED
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / 41 , 42
Color / Black
Material / Horse Leather
ハンドメイクのレザーシューズの存在感に引けを取らないメイドインジャパンのウェア。
良いモノは良いので先入観にとらわれず組み合わせの良し悪しを追求出来れば、
自分のファッション観に行き詰まりを感じた時なんかは余計に面白さを感じて頂けるのではないでしょうか。
今日はやけに寒かったですが、もうすぐ3月。
どうせ今度はすぐに暑くなると思います。
18SSではシャツのバリエーションを突き詰めて買い付けを行いました。
"ジャケットのように羽織るシャツ"
"インナーのように着るシャツ"
"カットソーのようなシャツ"
その他、サイズ感、素材感も使い分けたシャツルックを考えています。
穿きたいパンツが決まれば一度、シャツをご覧頂ければと思います。
ロンT一枚に比べて雰囲気の差は一目瞭然というのもありますが、
今年は着やすさの面でも工夫があり、所謂、一般的なシャツのイメージとは
違ったものも取り揃いますのでご期待頂ければと思います。
先週、今週と入荷ラッシュな上に出張でウェブストア未掲載の商品も多く御座います。
週末は何も言わずにお店にお越し頂ければと思っております(笑
また新作に関してはインスタグラムなどでこっそりと先行公開していることもありますので
興味が御座いましたら、こちらもご覧くださいませ。
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(LOOM OSAKA / STAFF ACCOUNT)
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
LOOM OSAKA
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