本日は下記2ブランドからの新作を更新、公開致します。
海外からは例年になく早い到着となったレオンエマニュエルブランクからの新作。
生産体制を整えてアップデートされたレザーシューズコレクションの投入となります。
国産勢からはprtlを手掛ける大渕氏がアトリエで製作するレザーバッグコレクションが到着。
こちらは作り手とのコミュニケーションの取りやすさを活かして細かな部位まで店舗側からの
アイデアも反映させて頂いた内容の濃いコレクションとなっています。
今晩はオンラインストア掲載前にそれぞれのイメージをダイジェストで掲載致します。
レオン自身が裁断、縫製を手掛けたレザーを選任の靴職人が工房で吊り込み、
組み上げを行います。仕上げに至るプロセスにもレオンによって監修されます。
木型は以前に製作されたモノをベースにしていますが、より作り手の細やかな拘りが
反映されたシューズを展開致します。
[ Shoes ]
LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION EXTENDED LACE UP DERBY
Leather / GUIDI Oiled Horse
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問い合わせ下さいませ。)
Color / Black
Size / 42,43
SS18で発表した短靴をベースに秋冬に向けて
チャッカブーツの丈感に仕様変更を施したモデルです。
ダービーシューズのミニマルなフォルムを損なうことなく、
AWのボリュームのある服装に映えるバランス感を追求、
既存のシューズのデザインに捉われないレオン独自のアイデアを
手練れの職人がカタチにした"新しさ"と"伝統的な強み"を共有しています。
ウェア同様に歪曲した裁断パターンとデザイナー自身による縫製、
肌理が細かくぐにゃっと脈動するようなGUIDIホースの質感を生々しく引き立てます。
左右非対称で斬新なアプローチのデザインではありますが、
必要以上に縫い目や裁断を行わず限られた線でのみ構成された造形になります。
こちらもウェアと共通するのですが、左右非対称で歪みを表現しつつも
輪郭のバランスは絶対に崩さずに均整の取れた雰囲気を作り出します。
こちらの新型を象徴する足首のストレッチバンテージ。
伸縮性が強くフィット感を高める素材を使用。
これによって通常のレースアップブーツでは不可能なくらいに
足首の引き締まったフォルムを作り上げています。
シェイプの強いフォルムを快適に着用して頂けます。
ソールは従来よりもより力強く堅牢な雰囲気に仕上げっています。
GUIDIレザーの艶みとシェイプの効いた妖艶な雰囲気の中に
男らしい強さもしっかりと感じさせるようなバランス感となります。
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レオンが靴製作を行う際に最初に開発した木型をベースにしています。
SS18でもあったアンクル丈で細身のスタイルだけでなく、
ワイドパンツとの相性も考えた今のファッション性にしっくりとくるバランスのZIPブーツ。
[ Shoes ]
LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION ANKLE BOOT
Leather / GUIDI Horse Wax Reversed
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問い合わせ下さいませ。)
Color / Grey Waxed
Size / 42,43
今回より新しく選別されたGuidi社のレザー。
激しくワックスを塗り込んだ特殊な表情となり、
なめらかな艶みを特色とするオイルホースとは対となる
粗野なテクスチャー感が魅力となります。
毛並みをカットして表面を整えたGUIDIホースのリバース面、
毛羽立ちを潰すようにオイル、ワックスを馴染ませていますが、
ソールの縫い上げを言えた後、製品状態から手塗で
全体的にワックスを強く塗り込んでいます。
ワックスは深く浸透する分と表層の落ちる分があり、
経年変化では少し下地の黒い部分が覗いて綺麗な斑感が表れます。
本体と同じ素材を二枚仕立てにしてライナーとしたレイヤードデザイン。
実質、靴二足分の革を要するという点からも妥協のない作り込みの姿勢がうかがえます。
これまでのレオンのレザーシューズにはなかった雰囲気の作品。
秋冬になると黒を着る機会が多くなりますが、
今季はこれまでの世界観の中にカジュアルな要素の取り入れを進めています。
自分たちなりのカジュアルさ考える上でもキーアイテムとしてお使いいただけるのではと思っています。
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こちらは前回、早い段階で完売したモデルのアップデート版になります。
[ Shoes ]
LEON EMANUEL BLANCK DISTORTION ANKLE BOOT
Leather / GUIDI Oiled Horse
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問い合わせ下さいませ。)
Color / Black
Size / 42,43
三次元の曲線美からなる造形は見る角度によってはくびれが強くシェイプが際立ちますが、
比較的広めに横幅をとり重心を落としている為、安定感もあり、男らしい雰囲気を感じます。
細くすべき部位とボリュームを出す部位、メリハリを活かした完成度の高いフォルムと言えます。
GUIDI社のレザーを纏う感覚を強く感じさせてくれる
脈動的な造形、剥き出しの縫製がより生々しく映えます。
ファスナーは今季よりExcellaに変更されており、
ギチギチと重厚な感触が特徴のririとはまた異なる
スムーズなスライド感になっています。
二枚仕立てがこのブーツ特有のドレープ感の良さの秘訣になります。
堅牢なレザーソールに作り手の刻印を押しています。
手づくりの靴ですので同じ木型でも作り手それぞれのアジが
様々な部位から感じ取れるかと思います。
個人的には靴底の仕上がり具合は予想以上となりました。
一度手に取って見て頂きたい渾身の作品となっています。
気になる点、詳細や販売価格などはお問合せ下さいませ。
TEL / 06-6534-1630 ; MAIL / info@loom-osaka.com
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レオンのシューズに関するトピックが長くなりましたが、
本日はまだ続けたいと思います。
もう少しお付き合い頂けますと嬉しいです。
シューズ工房として作品づくりを行うPortailleが初めて取り組むレザーバッグ/小物のコレクション。
ただ工場に出すのではなく、靴同様に革の裁断から縫製まで自身のアトリエにて行われます。
単にアトリエ製作によるクラフト感を推すのではなく、実用面や日本の職人としての強みを
しっかりと見せることに注力したコレクションとなっています。
*LOOMでは全型金具へのアンティーク加工やレザーの仕様などを独自で組んだラインアップにて展開致します。
[ Bag ]
Portaille "Atelier Made" exclusive BACKPACK / Waxy Buffalo
Price / ¥70,200 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Waxy Buffalo
アルチザンにありがちな格好良いけれども実用性が度外視されていたり、
長時間持ちあるくという点に不向きであったり、
特にバックパックは素材感を活かす為に革袋感を強く出すような傾向が多く感じます。
そういった観点から見るとハンドクラフトでは珍しい高機能のクッション材や
耐久性に優れた布帛をコンビ使いにしてしっかりと"バックパック"として
背中で背負って歩きまわることに特化したハンドクラフトのレザーバッグといえます。
建築物を思わせる立体構造からなるバックパック。
大容量を持ち歩くことに対するストレスを軽減するショルダーストラップや
衝撃吸収と蒸れ防止のメッシュの低反発素材によってフィット感を高めています。
革は実用してなんぼだと思っています。。
使わないよりかは使った方が確実にアジが出て、
良い経年変化を楽しむことが出来ます。
毎日使うことを前提にしたバッグを野性味の強い
バッファローを使い製作して頂きました。
水牛の深いシボと色気のある艶が特徴的なレザー。
イタリア産の希少なワックスを塗り込み、形状を記憶するような
コシの強さを持たせています。
革の質感に合わせたアンティーク加工は金属を痛めて耐久性を損なうものではなく、
ワックスなどを調合した独自の薬剤を塗布しています。
無造作なパネル切替には意図的に革の部位同士、離れた場所から採取して
水牛の大きな身体の部位ごとの質感の違いを出して立体的なテクスチャーを作ります。
普段使いからちょっとした宿泊まで幅広く活用出来るバックパック。
ガンガン使い込んで、少し雑なくらいの扱いでも壊れることなく
良いアジが楽しめるのではと思っています。
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取り外し式のショルダーストラップを付属した小型のバッグ。
2WAYでショルダーバッグとクラッチバッグの使い分けが可能な作品になります。
[ Bag ]
Portaille "Atelier Made" exclusive 2WAY SACOCHE BAG / Waxy Buffalo
Price / ¥34,560 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Waxy Buffalo
アクセサリー的な意味合いの強い小型のバッグ。
ポケットの中の手荷物と財布、携帯電話とプラスαを
スマートに持ち歩くことを目的とした程良いサイズ感が魅力です。
クラッチバッグとする際は下部のストラップに手を掛けて持つことも出来ます。
結構な手間になるかとは思いましたが、
金具の雰囲気一つで小さな鞄とはいえ雰囲気が
まるっきり変わってきますので各パーツには
アンティーク加工を施しています。
大きめのウォレットがきっちりと収納出来、
尚且つ素早く取り出せるので街歩きには最適なサイズ感ではないでしょうか。
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Pueblo - Badalassi Carlo
この革のモデルはLOOMのみで使用したモノになります。
ミネルバボックスなどで知られるイタリアの老舗タンナーのレザー。
革の経年変化の魅力が分かりやすく、どんな使い方でも
ちゃんと革がエイジングしていく経過を実感して頂けるのではと思い、この革を選別しました。
もちろん、和紙の風合いを思わせる最初の表情も良いですが、
変化する過程を含めて"革を手にする"ことの面白味を実感して頂ければと思います。
[ Wallet ]
Portaille "Atelier Made" exclusive NECK LONG WALLET / PUEBLO by Badalassi Carlo
Price / ¥34,560 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Pueblo(Cow Leather)
一万円札を綺麗に収納出来る長さのロングウォレット。
ネックストラップによってポケットやバッグだけでなく、
首からぶら下げて持ち歩けるようにと考案された仕様です。
これまで財布にはあまり求められなかったアクセサリー的な効果も備わり、
尚且つ両手を塞ぐことなく、出したいものを出したいときに素早く取り出せる
利便性を高めた作品となっています。
本体が二層に分かれる特徴的な構造。
一つのスペースに中身を詰め込むと必然的に丸みが強く出て膨張しますが、
それを二分割することで同じ要領でも少しすっきりと纏まる様に考えられています。
札、コイン、カードの他パスポートサイズまでは収納が可能。
これをそのままバッグとする方も出てきそうな圧倒的な使いやすさがあります。
また、バイイングの前に細かく要望を出したのですが、
綿密なコバ処理を施工して頂きました。
裁断面に蜜蝋を塗りながら磨き上げています。
この作業は海外の職人の感覚ではしっかりと出来ないので
日本の職人技巧として何としてもクリアしたい部分でもあります。
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前述のロングウォレットよりも小型のネックパース。
財布というよりはコイン、カードをメインとする小物入れになります。
[ Purse ]
Portaille "Atelier Made" exclusive NECK PURSE / Waxy Buffalo
Price / ¥17,280 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Waxy Buffalo
最近では定番的に身に着ける方が増えてきた小型のネックパース。
モノが入るネックレス的な感覚で気軽に服装に対するアクセントとなるため、
レザーの質感がしっかりと出るモノがあれば季節に関係なく重宝出来るのではないでしょうか。
こちらも本体を二層構造にしています。
ファスナーによって開閉するスペース、
スナップによって開閉するスペースとなり、
それぞれ中に仕切りが設けられています。
引手も本体同様に肉厚なバッファローを使用しています。
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最後に紹介するのがキーケース。
こちらもレザーネックレスとしてスタイリングに使いやすい手軽さがあります。
金属とは異なる経年変化をするアクセサリーとして単なるモノ入れとは違った感覚で
身に着けて頂ければと思います。
[ Key Case ]
Portaille "Atelier Made" exclusive NECK KEY CASE / Waxy Buffalo
Price / ¥9,720 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Waxy Buffalo
小さな作品ですが、フックの一本ずつまで加工を施している為、
レザーの雰囲気を崩さず存在感を強く感じる仕上がりになっています。
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[ Key Case ]
Portaille "Atelier Made" exclusive NECK KEY CASE / PUEBLO by Badalassi Carlo
Price / ¥9,720 - (in tax)
Size / Free
Color / Black
Material / Pueblo (Cow Leather)
同キーケースのプエブロ版となります。
毎日使う鍵を取り出す為に確実に手に触れる小物ですので
早い段階からの綺麗なエイジングに期待が持てる作品です。
生の状態から味わい深く育てる感覚、
レザーウェアでは少し敬遠しがちな要素でもあるかと思います。
身近にある小物でもう一度"革を育てる面白味"を感じて貰えれば嬉しく思います。
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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