いよいよ本日から10月がスタートし、台風が過ぎ去った影響もあってか、一気に秋めいた気候になって参りました。
昼夜の寒暖差も徐々に少なくなって来るかと思いますが、ミドル・アウター位のボリューム感のアイテムを探されている方が多いかと思います。
出来れば軽量で嵩張らず、容易に脱着が出来るもの。 本日のBLOGでは、それに適うY-3のモッズ・シャツ・コートをご紹介致します。
[ Coat ]
Y-3 Yohji Yamamoto 3BRANDS STACKED LOGO MODS COAT
Price / ¥64,800 - (in tax)
Size / M, L (*Fitting size : M)
Color / Black
Material / Cotton
モデル体型 : 168cm / 50kg
背面に、積上げる様にして3ブランド(adidas/Y-3/Yohji Yamamoto)のロゴをあしらったデザイン。
昨季18SSにて15周年を迎えたY-3ですが、その18SSにては3ブランドとも白のラバープリントでしたが、
今季18AWの各アイテムには"Y-3"を一番強調させる為に、
adidasはフォント無しの刺子ステッチのサークルのみ、Yohjiは黒の刺繍でボディと同化させています。
個人的には、今回の方が良い意味で余りスタッフ・コートの様な見え方をしないので、
私達の様なファッションを好む方には、幅広く着用して頂けるのでは無いかな。と思います。
艶味を抑えた黒のボディ色がさりげないモード感とカジュアル感の両方を演出してくれますが、
これは、一般的な化繊のナイロンやポリ素材では無く、超長綿の細番手の糸を肌理細やかに平織りした生地の為。
上品さとストリート感を巧くMIXさせた、Y-3らしい表情を持った生地感になっています。
フロントをオープンさせた状態ですが、逆開閉式のダブルジップ・ファスナーと比翼仕立てのスナップボタンで
二重に強固にフロントからの風の侵入を防ぎ、且つ、片手でもオープン出来る程に容易に開く事が出来ます。
気持ち、後ろ気味に肩を落として着用した感じになります。
レディースでは1年ほど前から、また良く見られるスタイルになっていますが、
メンズではこれ位にして、余りルーズ感を出し過ぎない様に、自然な後ろのめりな感覚を出せれば良いのでは無いでしょうか。
モッズコートの各ディティールを踏襲したデザインはスタンダードですが、シャツコートですので、
単体でもインナー・コートとしても着用が可能な様に各サイズピッチが計算されてパターン採りが為されています。
そそり立つ様に組上げられたハイネックからフードに繋がるパターンも、今となっては珍しくは有りませんが、
最前面のみを幅を取って若干前に出る様にし、側面は首に対して出来るだけ近い距離で細くシェイプさせた様に設計。
更に上にアウターを重ね着した際にも、襟元がすっきりと落ち着いて纏まる様なデザインとなっています。
同様に、肩周辺も若干ドロップはさせていますが、立体的に大きく採るのでは無く、
極力縦の厚みを削いで、横の幅感に少し余裕を持たせた丁度良いサイズ感に設計されています。
やはり同様に、上から更にアウターを羽織った際でも、肩周辺に生地の余りが溜り難い様になります。
フロントのオープン時の襟元も、上述の通りでモタ付きやゴワ付きのない、コンパクトに纏まった印象を与えてくれます。
このテのタイプの羽織物は、オープンかクローズか何れかが際立って格好良い雰囲気を出す事が殆んどなのですが、
本作はどちらもそれぞれに異なる印象を与えてくれる優れたデザイン性を持つ作品に感じます。
少し厚みのあるニットのトップスを中に挿し込んでも形状は崩れず、程良いエア感を内包した様な余裕のあるサイジング。
かと言って、やり過ぎたオーバーサイズ、ビッグシルエットでは無く、適度な余白を緻密に計算したかの様なボリューム感です。
モッズコートのディティールらしく、綺麗に裾に向かって拡がりを見せるAラインのシルエット。
シャツ地のクシャっとした細かな皺感もダイレクトに表現されて、立体感のある表情を魅せてくれます。
フィッシュ・テール部分は勿論、裏側にあるスナップボタンで裾をフラットにする事も出来ますが、
通常時でもやや後下がりになった、過剰過ぎない、さりげない前後の丈感の高低差にもセンスを感じます。
フード、ウェスト、ヘムのそれぞれに伸縮が可能なドローストリングスが内蔵されており、
任意で絞り込み具合を調整する事で、結構大胆にシェイプされたシルエットに変化させる事が出来ます。
ここ最近は特にそれ程まで緩急を付けたシルエットのアイテムが少なかっただけに、妙に新鮮さを感じたりもします。
ウェスト部分のドローストリングに至っては裏面、内側に先端が出て来る様に内蔵されていますので、
よりスッキリとさせた表面の表情へと持って行く事が出来ています。
やはり背面にこのロゴが有るか無いか。は雲泥の差が出てしまいますね。
ロゴ自体も丁度良い大きさで、モッズコート全体の邪魔にならない様に計算されています。
フードパーツ自体もしっかりと頭部を覆い隠し、顎部分のパーツへと自然に繋がるボリューム感。
ボディ自体は縦にストンと落ちる様なドレープ感が作れるシルエット、軽やかな雰囲気を持ちます。
深い陰影感を持つ黒、Yohjiのシャツ地でも定番のコットン・クロスを使用しています。
わざとクシャっと揉み込む様に皺付けをしても、また違った雰囲気が出て良いかと思います。
ザックリとラフに羽織る事が出来、それでいて全体として収まりの良い、理想のシルエット。
ここ数シーズンでは、如何に気負わずに格好良く見せる事が出来るか、がテーマですが、正にそれを具現化した様な作品です。
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Comming soon..,
インナーに挿し込んでいるニットのトップスと足元のレザー・スニーカーは、
DEVIANT ONLINEにて近日公開予定のThe Viridi-anneの新作になります。
現在弊社にて絶賛商品ページの製作予定ですので、こちらもご期待の上、ご覧になって頂ければ嬉しく思います。
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
※台風24号に由る配送業社の業務停止の為、通販商品のお届けが一部滞っている地域がございます。
誠に恐れ入りますが、復旧次第に必ずお届けに上がりますので、今暫くお待ち頂けますでしょうか。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
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