先日、紹介させて頂いたnude:mm独自の変則ストライプのスタイルからの発展形、
ジャケットや軽めのコートの上から"もう一枚"、バサッとラフに羽織るアウターの提案です。
( Archive : https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12420825387.html )
ファッションのジャンルや性別を問わず、
冬場に袖を通すコートとして根付いているトレンチコート。
今シーズンはトラディショナルなスタイルから少し、
カジュアルなアプローチに歩み寄った"プラスα"の要素が
色濃く反映させた作品をピックアップ致しました。
[ Coat ]
nude:masahiko maruyama ZIP FRONT TRENCH COAT
Price / ¥86,400 - (in tax)
Size / 1,2
Color / Black
Material / Wool,Nylon (Melton)
[ Coat ]
nude:masahiko maruyama exclusive BALMACAAN COAT / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥63,720 - (in tax)
Fitting-Size / 2
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
[ Pants ]
nude:masahiko maruyama HIGH BACK TROUSERS / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥46,440 - (in tax)
Fitting-Size / 1
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
[ Shoes ]
EVARIST BERTRAN EB7 One Piece Back Zip Boots
Price / ¥108,108 - (in tax)
Size / 43 (42と43との中間相当 27cmまで。)
Color / Black
Material / Vege-Tanned Horse Full Grain
nude:masahiko maruyamaが製作する今冬の防寒アウター。
肉厚なメルトン地を用いているため、軽く羽織るだけでも
しっかりと保温効果を発揮してくれます。
ダウンや中綿の上着に比べると単体で保つ熱量はそこまで高くないので
中に着るモノ次第で温度調節がしやすいという点に利を持っています。
174cm / 56kg 着用サイズ 2
膝よりも下までかかるロング丈。
これだけでも存在感があり、
ムードのある大人びた雰囲気を作ります。
大人の男性感を表現する代名詞のようなスタイルではなりますが、
ここ最近、30代~40代の方だけでなく、
意外と若い世代でもこういったスタイルに挑戦する方も増えてきました。
等身大ではなく、やや背伸びした感はありますが、
皆と同じでなく、自分の憧れの大人象を服装に投影する、
年齢とともにその服がもっと似合うような服の着方をして頂いています。
世代の差を超えて着用出来るスタンダードな
デザインがトレンチコートの良さでもあると思います。
スタンダードであるが故に作り手の拘りやデザイン面での
突出した部分が決め手にもなります。
nude:mmのコートをセレクトした一因として
やはり、デザイン性の"映え方"の良さというものがあります。
身体の半分以上を覆うロング丈、
ジャケットの上からでも袖を通せる適度な"ゆとり"のあるコートです。
ですが、グッと絞り込んで自身の体型に沿わせるベルトや
深く切り込んで裾の広がりを表現したスリットの存在が
オーバーコートの野暮ったいシルエットのイメージを払拭し、
着用した際の雰囲気をソリッドなモノへと昇華しています。
[ Coat ]
nude:masahiko maruyama ZIP FRONT TRENCH COAT
Price / ¥86,400 - (in tax)
Size / 1,2
Color / Black
Material / Wool,Nylon (Melton)
また、何よりもライダースジャケットの表情を組み合わせた前合わせが活きています。
単なるクラシックではなく、スタンダードなシルエットの中にも斬新さを感じさせられます。
"キレ味の良い"と表現するのが個人的にはしっくりとくるのですが、
nude:mmの作品には大人が楽して着れる"ゆるさ"の中にもそういった鋭さがあり、
リラックスしているのですが、どこか隙のない感じがします。
前合わせを重ねて留めるという点ではトレンチコートもダブルライダースも同じ、
ボタンであるか、ファスナーであるかの違いです。
着脱がスムーズであるという現実味のあるメリットもありますが、
金属の鈍い質感がウールメルトンのマットブラックに際立ちます。
レザーではハード過ぎるように感じるダブルライダースのデザインも
トレンチコートと合わさることで絶妙な加減に中和されます。
同時に、ジップアップになることでトレンチコート本来の"堅さ"も
程良くカジュアルに中和されてバランスの良いポイントに落とし込まれます。
自然な流れで合理化されたデザイン、いつも以上の合わせやすさを感じて頂ければと思います。
ソリッドな表情が際立つコートはオーバーサイズが主流の今、逆に新鮮です。
ただし、昔のようなゆとりのないピチットしたサイジングではなく、
リラックス感を感じるだけの余裕を持たせつつも、シェイプ感が出るように設計されています。
中に着たストライプコートはレギュラーサイズ、
パンツに関してはややゆるやかなセミワイドシルエット、
ボトムの雰囲気次第でスタイリング全体の仕上がりに変化が出ます。
スキニーパンツにブーツであればもっとエッジの際立ったスタイルになりますし、
ワイドパンツにダービーを穿けばよりふんわりとしたラインが表現できるでしょう。
裏地のチョイスや中のパイピング処理など細かなディティールへの配慮は以前から変わらず。
何かの拍子で服の裏側が目に入る時がありますが、そういったシチュエーションでも
作り手の拘るオリジナリティが反映されています。
( Archive : https://ameblo.jp/ksclothingminami/entry-12420825387.html )
このセットアップスタイルは今だけでなく、
今のファッションの旬が終わっても廃らない"加減の良さ"があり、
初回完売後に生地の残量を聞きながら追加で製作依頼しました。
アウターを着るリアルタイムに必要性が感じられると思います。
ブラックスタイルに対する色の取り入れ、カジュアライズが始まる中、
今の段階でいきなり派手な色合いに振ることはないですが、
生地感や色柄から少しずつ表情の際立つモノを取り入れていくことで
真っ黒な塊ではなく、着ている服それぞれの個が活きてくれば良いのではないでしょうか。
黒×黒の中に際立つダークグレー×ダークレッドのランダムストライプ。
太さの異なる線が2~3本ほど並ぶだけ、
不規則な並びから生まれるチラリズム的な要素が魅力であり、
派手なアクセントではなく、あくまでもさりげなく、
これくらいの主張が今の自分たちの気分であったりもします。
[ Coat ]
nude:masahiko maruyama exclusive BALMACAAN COAT / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥63,720 - (in tax)
Fitting-Size / 2
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
[ Pants ]
nude:masahiko maruyama HIGH BACK TROUSERS / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥46,440 - (in tax)
Fitting-Size / 1
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
[ Shoes ]
EVARIST BERTRAN EB7 One Piece Back Zip Boots
Price / ¥108,108 - (in tax)
Size / 43 (42と43との中間相当 27cmまで。)
Color / Black
Material / Vege-Tanned Horse Full Grai
[ Pants ]
nude:masahiko maruyama HIGH BACK TROUSERS / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥46,440 - (in tax)
Fitting-Size / 1
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
適度な余裕を持たせたテーパードシルエット。
派手にボリュームを持たせたワイドシルエットに比べると
少しインパクトに欠けるようにも思いますが、
スタイリングを考える上でとにかく使いやすいのがこの型です。
最近だとロールアップせずに裾を落として穿くスタイルを面白く感じるのですが、
この合わせ方はパンツのシルエット次第では野暮ったくも見えるので難しさもあります。
適量のゆとりと自然なテーパードが極めて自然に裾を纏めてくれます。
[ Coat ]
nude:masahiko maruyama exclusive BALMACAAN COAT / MULTI STRIPE WOOL
Price / ¥63,720 - (in tax)
Fitting-Size / 2
Color / Black
Material / Multi Stripe Wool
もともとくるぶし付近まで着丈があった変態的なロングコートでしたが、
パンツの裾や靴など、足元がチラッと見えるくらいの丈感を指定しました。
このコートに関してはカジュアルやモードのようなファッション性だけでなく、
春、秋、冬といった季節的な振り幅も広く持たせています。
いつ、どこへでも気持ち良く袖を通せるアウターと言えます。
軽めの着用感ですが、ふわっとした毛羽感のあるウール糸を細かく織っている為、
重ね着の仕方次第でしっかりと素材由来の保温効果を発揮します。
今のファッションはシルエットも勿論ですが、
実際に着て、動いた時の"動き方"なども考えて買い付けをしています。
普段の何気ない動作、(歩く時、座るとき、腕を上げたり、曲げたり、etc)の中で目に映る
服の動く様子に何かしらのインパクトや魅力を感じたり、アピールポイントとなればと思います。
ですので着て外に出る際に必要な実用性も重きを置いていますし、
昔に比べると服に対して求めるハードルも確実に上がっています。
ブランドに対する要望なんかも増えて、時にはむちゃなことを言ったりもします。
理想をすべてカタチに出来るわけではありませんが、
自分たちが求める理想を何とか実現しようと協力してくれる
作り手の方にも本当に感謝しています。
excusive表記の作品が多いですが、自分たちでレアリティを独占するにでなく、
良い服を着て格好良いと言われるオリジナリティをお店で提案したい思い取り組んでいます。
新作の活躍はようやく今からといった頃合いですが、2018年度も終盤になってきました。
リアルタイムで使える作品を吟味して頂ければ嬉しいです。
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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