天然繊維の風合いや染色の色合いを。

少し暖かくなってきたこともあり、

春夏アイテムをお求めになられるお客様が多くなりました。

ここ最近の傾向ですが、初めてお店に来て頂いたお客様や

知り合って間もないお客様がお店で提案している"新しい方向性"を

いち早く取り入れて頂いたりしており、その辺りからストックが欠け始めています。

本日はそういったSSアイテムの出だしの中から

今春らしい色使いや素材使いからなる作品をピックアップ致します。

カーキやブラウンといった自然界でも良く目にする周囲に調和しやすいアースカラー、

天然繊維を使い、時には手作業で染色を施したり、

味付けのバリエーションも豊富ですのでシンプルな組み合わせでも

服一着の表情が素晴らしく際立ちます。

天然繊維の風合いや染色の色合いを。

#Shirt.

一見、カットソーのように見える作品ですが、

こちらの作品はれっきとしたシャツとなります。

ただし、フォーマルの緊張感を漂わせるようなシャツとは真逆、

カットソーのように被りで袖を通せるラフなデイウェア的嗜好を落とし込んだ作品です。

[ Tops ]

KAZUYUKI KUMAGAI OverSized Pull Over Shirt [Broad]

Price / ￥19,440 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Khaki

Material / Wovens (Cupro,Ramie,Rayon)

Tシャツ一枚の状態のメリット、デメリットがあると思いますが、

何といっても楽ですよね。4月が過ぎればもう夏が終わるまで

ほぼそれでいて問題は別にないかもしれません。

では、何がデメリットかといえばやはりファッション的な面ではないでしょうか。

若い時は然程気に留めなくとも、三十を過ぎると気に掛けるのが肌の露出範囲だと思います。

特に過剰に肌を出している訳ではありませんが、

腕周りなんかは肘より上が出過ぎる事に抵抗がある方が多いです。

それにTシャツ一枚のラフさが少し抜け過ぎるというのもあるからかもしれません。

それゆえ、シャツを羽織ったり、カーディガンを腕まくりして着たりと、

プラスαのちょっとした要素があると助かります。

春夏はいつも快適な着用感を重視するか、

ファッション的な雰囲気の方を重視するか、

そういった葛藤があるのではと思います。

その葛藤の末、こういった "Tシャツのようなシャツ" というアイテムをセレクトしました。

外見上、ビッグTに近いリラックスしたフォルムではありますが、

平織の布帛を裁断し、仕立てている為、ゆるやかな雰囲気の中にも少し品があります。

特にバックヨークのギャザーの仕立て方は完全にシャツです。

こういったディティールはヨーロッパ、特にフランス式のビンテージにも見られ、

ふんわりと空気を多く含むようなエア感のあるシルエットを作り出します。

#Pants.

今年から立ち上げられた_vitalから到着した新作。

日本の伝統的な機織りや染色などの技巧をクローズアップしたブランドであり、

ウェア一点ずつ、"天然" に拘りをもって製作されています。

[ Pants ]

vital dropcrotch shorts with hanging pocket / Persimmon-Dyed

Price / ￥31,320 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Brown

Material / Wovens (Linen)

バミューダーショーツを思いっきり崩したようなデザイン。

左側のポケットは腰位置からぶら下がる形になっており、

トップスの丈感や好みに応じて位置の調節が可能です。

着脱式ですので外してそのままバッグにすることも出来ます。

このポケット/バッグパーツも含めて縫製後に柿渋染色と鉄媒染を行い、

ただの柿渋染とは違う濃い陰影と斑を伴った色感に仕上げています。

Exclusiveという程の指定ではありませんが、

透けを防止するのと履きやすさを向上させる為、

LOOMで取り扱う分に関しては薄手の綿布帛のライナーを

染色後に取り付けて頂きました。

_vitalのコンセプトはオーガニック的な風合いを重視した部分にありますが、

デザインのルーツにはブラック/モードファッションからの影響もあります。

サルエルやワイドパンツ、この手のシルエットから調整したパンツのパターンは

"素材を着る"感覚を強く感じるダイナミックな躍動感を感じます。

174cm / 56kg 上下ともにサイズ3(*One Size)を着用。

ダボダボではなく適量のゆとりをもって生地とその周囲の空気を纏うような

軽さのある着合わせを意識しました。

[ Tops ]

KAZUYUKI KUMAGAI OverSized Pull Over Shirt [Broad]

Price / ￥19,440 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Khaki

Material / Wovens (Cupro,Ramie,Rayon)

[ Pants ]

vital dropcrotch shorts with hanging pocket / Persimmon-Dyed

Price / ￥31,320 - (in tax)

Size / 3 (*One Size)

Color / Brown

Material / Wovens (Linen)

[ Sneakers ]

Y-3 Yohji Yamamoto (REBERU) SLIP SNEAKERS

Price / ￥54,000 - (in tax)

Size / 26.5,27

Color / Black

Material / Wovens+Boost Sole® (Textile+Rubber)

[ Bracelet-R ]
incarnation HORSE LEATHER BRACELET with DOUBLE BUCKLES
Price / ￥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / Free
Color / Black
Material / (Horse Leather)

**系列店DEVIANTよりセレクト

[ Cap ]

The Viridi-anne×REINHARD PLANK WORK CAP / Serge Stripe

Price / ￥35,640 - (in tax)

Size / 2 (*One Size)

Color / Black Stripe

Material / Serge (Linen,Wool)

Store / DEVIANT Online Store

[ Bracelet-L ]

MARS×The Viridi-anne DOUBLE WINDING BRACELET

Price / ￥31,320 - (in tax)

Size / Free

Color / Black

Material / (Calf,Silver 925)

Store / DEVIANT Online Store

色の取り入れと言えども派手派手しく、カラフルにというのは趣が違うと思いますので、

濃いめで少しスモーキーな色合いが重なるようなイメージが理想かと思います。

また上下で同系色で纏めるのは難しく考えがちですが、今日の組み合わせのように、

染めていない色と染めた色で組み合わせて "質感" の変化をつけてみるのも面白いのではないでしょうか。

服の色合いや素材感に癖がある分、

小物は黒で纏めやすくなりました。

オーガニック系のスタイルは短靴で、

となるのがセオリーかもしれませんが、

テクニカルな雰囲気のスニーカーを合わせるのもまた

面白いのではないかと思います。

素材感はナチュラルですが、服のシルエットと

足元のバランス感なんかはストリート/モードの雰囲気にも通じるものがあり、

色々と巡ってセレクトをしてきた自分たちらしい感じなのかなと思ったりもします。

特にY-3のスニーカーのフォルムが良く、

このキレ長の流線形がより雰囲気を引き締める要因となります。

靴と同じくアクセサリーもブラックで統一しています。

[ Bracelet-R ]
incarnation HORSE LEATHER BRACELET with DOUBLE BUCKLES
Price / ￥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / Free
Color / Black
Material / (Horse Leather)

[ Bracelet-L ]

MARS×The Viridi-anne DOUBLE WINDING BRACELET

Price / ￥31,320 - (in tax)

Size / Free

Color / Black

Material / (Calf,Silver 925)

Store / DEVIANT Online Store

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