手軽で使い勝手の良いスエットシャツ、デイウェアの代表格でもあり、
多種多様なバリエーションがある中でもガバっとラフに被ることが出来る
フーディートップスは王道として年齢やスタイルを問わず慣れ親しまれています。
誰が着てもその人の雰囲気に馴染む感覚はまさにベーシック。
自分でも一年の中で着る服の中でもかなり多くの割合を占めています。
王道である反面、人と違う要素を見出すのに苦労するという一面もあり、
デザインでグッとくるモノがあればつい手を出してしまいがち(笑
特に今季のJOE CHIAのコレクションではスエットシャツが豊作すぎて
頭がこんがらがってしまいましたが、今日は独自性の強いモノを一着選び、
簡単ですが雰囲気が引き立つような組み合わせで作品を紹介したいと思います。
[ Sweatshirt ]
JOE CHIA WIDE BRIM HOODED SWEATSHIRT
Price / ¥24,600 - (tax out)
Size / S (*Fitting-Size;S)
Color / Black
Material / (Cotton)
[ Pants ]
JOE CHIA DROP CROTCH CARGO POCKET PANTS / WOOL COTTON WEAVE
Price / ¥33,500 - (tax out)
Size / XS,S (*Fitting-Size;XS)
Color / Black
Material / (Cotton,Wool,Polyamide,Polyester)
[ Shoes ]
Y-3 Yohji Yamamoto (KAIWA) LEATHER LOW-CUT SNEAKERS
Price / ¥50,000 - (tax out)
Size / 26,26H
Color / Orange
Material / (Cow Leather,Rubber,Textile)
個人の主観ですが、自分のライフスタイルが強く出たスタイルかもしれません。
生活ベースが堀江のお店周囲になりますので
休日も含めて毎日を街中で過ごすことになります。
何処へ行くにも気軽なスタイルにデザインウェアの主張を絡めた
オリジナリティを求めると自ずとJOE CHIAの服を所持するという結果に行き着きます。
去年はこの手の服装にカラーレザーの短靴などを合わせることもありました。
足元は自分の好きなモノを合わせれば良いと思いますが、
今のタイミング、久しぶりにY-3らしい奇抜さに惹かれるモデルがリリースされており、
試しに履いてみると、ブラック×オレンジのコントラストが思いの他、しっくりときました。
ちょいゆる程度の綺麗に調整されたオーバーサイズに
フライトジャケットのようなボリュームのあるフード、
アウターの存在感を普段着に落とし込んだようなデザインですので
シンプルなフーディースタイルにも他との違いが明確に出るのではないでしょうか。
ボトムスもスエット素材ではなく、綿、ウールの布帛のモノを選び、
上と下で同じ黒でも質感の差異が強調されるような組み込みを考えました。
大きく頭部を覆うようなフードはミリタリーのフライトJKTからインスパイアされており、
ただ頭巾のようになる普通のフードと比べると裁断パターンも複雑です。
フードの周辺のブリム(縁)は襟としても機能して
付属のボタンによって表情の変化も付けることが出来ます。
[ Sweatshirt ]
JOE CHIA WIDE BRIM HOODED SWEATSHIRT
Price / ¥24,600 - (tax out)
Size / S (*Fitting-Size;S)
Color / Black
Material / (Cotton)
フリーサイズとして表記Sをセレクトしています。
普段のS-M-L程度の範囲はカバー出来るサイズ感、
今季のJOE CHIAのコレクション中ではもう一段回
オーバーサイズなモノがあるのでそれに比べると幾分かすっきりとしています。
インナー使いでの汎用性を視野に入れたり、
単純にダボっとし過ぎるのが苦手な方には丁度、
袖を通しやすいバランスに収めていると思います。
デザインーがアジア人ということもあり、
この辺りの"やり過ぎない感覚"には馴染みやすさを覚えます。
自分の経験も踏まえてですが、
JOE CHIAのスエットは長く使っていく際にあまり色落ちがなく、
赤っぽい褪色感もないので長期間、コーディネートで前線を張ってくれます。
カジュアルな素材だからこそ、この辺りで安っぽさが出ないよう、
素材の選別にも拘り、作られています。
リブは型崩れしにく厚手のモノを使用。
スリット状にサムホールが開いており、
ちょっとした部分からも見映えへの配慮がなされています。
ロンTなどの場合は生地が伸びないように慎重になって
サムホールがあってもあまり使いませんが、
肉厚なリブ地の場合はちょっと出かける時にはグローブ代わりになるので
昨年のJOE CHIAのパーカーについているものは普通に実用出来ました。
使わない場合に穴が空きっぱなしでないというのが一番良いポイントでもあります。
ボタンを上まで留めると顔を覆うような形状でフードが立ち上がり、
ボリュームのある襟元の形状が形成されます。
フーディーのデザインとして定番的に用いられるカンガルーポケットを排除、
両サイドにスリットポケットを配備してフロントボディはミニマルな雰囲気に仕上げています。
カンガルーポケットの有無だけでも雰囲気が随分変わります。
同じようなモノでも少しずつ違いがあり、
ついつい何種類も揃えてしまいがちになりそうです。
襟元が際立つ一方、他は極めてシンプルに纏めています。
これでもう一カ所、二か所アピールポイントがあると、
服としてはやや扱いづらくなるかもしれません。
押しと引きのバランスの良さからブランドのセンスの良い面が
反映されているのではないでしょうか。
最近のファッションは押しが強いモノに人気が集まりますが、
個人的には引きの部分にこそ拘りがあるようにも思えます。
ここ数日、パンツを揃えていくお客様が多くみられ、
お話をしているとトップスはまだ暑いから下から、、、
という流れでパンツをご購入頂くのですが、
次に少し気温が下がった段階でこういったトップスを
視野に入れて頂くとスタイリングもつくりやすいのではないでしょうか。
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JOE CHIAはコレクション毎に繰り出す世界観が大きく異なり、
その時々の打ち出しの主軸も大きく変化していきます。
過去のコレクションを見ても凄くダークな時もあれば柄を多用したり、
思いっきりストリートファッションに振っていたり、かと思えばオリエンタル要素を取り入れたりと
音楽などにあるミクスチャーという言葉が当てはまるようなファッション性となります。
その中でこのパンツは昨年から継続して素材とマイナーチェンジのみで発表された作品。
自分でも一本持っていますが、完成度の高いシルエット故、"変える所があまりないのでは"
とすら思ってしまいますが、一度履いて実感して頂きたいモデルとなります。
[ Pants ]
JOE CHIA DROP CROTCH CARGO POCKET PANTS / WOOL COTTON WEAVE
Price / ¥33,500 - (tax out)
Size / XS,S (*Fitting-Size;XS)
Color / Black
Material / (Cotton,Wool,Polyamide,Polyester)
サルエルジョッパーズをベースに膝下をスキニージョガーに、
カーゴポケットを大きく、ツイストさせながら取り付けた
モード寄りの構築からなる一本。
モードファッションのデザイン性ですが、表情的にはカジュアルで
カテゴリーに括られずに様々なファッションに組み込めるパンツとなっています。
今季はスエットではなく、コットンにウールを混ぜたジャカード織地を使用。
光を反射せずに、しっとりとした黒みを持つ秋冬らしい素材になります。
負荷が強くかかる部分にリブ素材をあてがい、
動きやすさも確保している為、
自転車などにも乗りやすい構造になっています。
既出ですが、ブーツと組み合わせてもシルエットの良さが際立ちます。
[ Boots ]
masnada ENGINEER BOOTS / REVERSED HORSE LEATHER
Price / ¥100,500 - (in tax)
Size / 41,42
Color / Black
Material / (Horse Leather)
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少し脱線しましたが、最後にY-3のスニーカーをピックアップします。
[ Shoes ]
Y-3 Yohji Yamamoto (KAIWA) LEATHER LOW-CUT SNEAKERS
Price / ¥50,000 - (tax out)
Size / 26,26H
Color / Orange
Material / (Cow Leather,Rubber,Textile)
なかなかに押しの強い色合いのスニーカーはレザー製のモノをセレクトしました。
スポーツブランドとはいえ、全面テキスタイルとレザー製では雰囲気が異なります。
今季のKAIWAはレザーを惜しみなく使い、色合いの強みを革の風合いで調和、
近未来的ですが、どこかクラシカルな趣のあるミックス感のある仕上がりとなりました。
アッパーはカウレザー。
スムース面をメインいスエード面で配色感を強調。
ここだけを見れば少しオールドスクールなノリを感じますが、
ストレッチの効いた形状記憶性質のテキスタイルを使用したシュータンやライナー、
お馴染みのEVAミッドソールなどハイテクランニングシューズとしての
充足されたスペックを搭載しています。
毎年、秋冬はまたダークトーンの割合が増えてくるので
それに合わせたら格好良いのではないかと、
LOOMとしてはかなり派手になりますが、
色モノのスニーカーをセレクトしています。(色違いブラックもあり)
ここまで押しの強いカラーを取り入れることが出来るのもスニーカーの特権ではないでしょうか。
流石に服までは手が出ませんが、
組み合わせ方次第ではブラックスタイルにまた
新しい表情を与えてくれるのではないでしょうか。
涼しくなった際に、スエットシャツ。
種類も豊富ですので少し悩みながらも
これだ、というモノを見つけて頂ければと思います。
▶ STOCK LIST
JOE CHIA ( http://loom-osaka.com/shopbrand/JOECHIA/ )
Y-3 YOHJI YAMAMOTO ( http://loom-osaka.com/shopbrand/Y-3_Online/ )
*SWEAT TOPS ( http://loom-osaka.com/shopbrand/dc27/ )
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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