アウターで変化が付く2スタイル”daska”

各ＩＴＥＭもほぼ出揃って来ましたので、漸く、全体のスタイリングとして魅せられる様になって来ました。

本日のBLOGは、この　DANIEL ANDRESEN ×The Viridi-anne　のニットと、

JOE CHIAのボトムスの上下をメインに、daskaのコートと併せて記載させて頂きますが、

アウターを変えるとスタイリングに変化が付き、また違った見え方をしますので、

別のアウターに差換えてみたBLOGを、また改めて記載させて頂けたらと思います。

※その際に、本日のBLOGを振り返って、比較して頂けましたら幸いです。

ここ最近まで、WEB STOREにて公開の作業にひたすら追われ続けていましたが、

今後は、ゆっくりと毎日着用感をご紹介する内容で、BLOGを記載させて頂きます。

着用モデル体型 : 174ｃｍ/61ｋｇ

[ Coat ]

daska "ATELIER COAT" / herringbone wool

Price / ￥63,720 - (in tax)

Size /1,2 (*Fitting-Size:1)

Color / Grey

Material / Herringbone (Wool、Polyester,Nylon,Acetate)

[ Knit Wear ]

DANIEL ANDRESEN ×The Viridi-anne Anomaly Pattern Knit Pullover
Price / ￥88,000 - (tax out)
Size / 3 (*One Size)
Color / Charcoal×Ice
Material / Knit (Wool,Cotton)

[ Pants ]

JOE CHIA DECONSTRUCT WAISTBAND CARGO PANTS / LINEN COTTON WEAVE

Price / ￥33,500 - (tax out)

Size / XS,S (*Fitting-Size;S)

Color / Black

Material / （Cotton,Linen）

[ Shoes ]

Portaiile　発売日未定

[ Hat ]
forme d'expression Panama Hat
Price / ￥21,200 - (tax out)
Size / L (*Fitting-Size:L)
Color / Black
Material / (Cotton,Nylon,Wool,Acrylic)

冒頭でもご説明の通り、

daskaのヘリンボーン織のウール・コートを上から羽織ったスタイリング。
中に挿したニットとボトムの生地感や質感を合せる様にして、組合せてみました。

コートのフロントを開けてみると、より一層、その統一性が目に見て取れるかと思います。

其々の色味は異なっても、生地感や質感、風合いや雰囲気を合せる事で

全体の統一感がより明確にハッキリと具体化されて、結果纏まって見える。といった好例。
スタイリングを締める、引締める、といった効果には、ハットとブーツが更に一役買っているのですが、
その辺りはまた後述にて、ご説明させて頂けたらと思います。

バック・シルエットからも、生地の厚みや温もりを感じ取る事が出来る、シーズンを強く意識したスタイリング。
頭から足元まで、ブラック、グレー、ブラック、グレー、ブラックの順にグラデーション掛かった様な組合せ。

この色の配置順にも、やはりスタイリング全体を纏める、引締めると云った効果を持たせています。

それでは、下記より各アイテム毎に詳細をご説明、紹介して参ります。

着用モデル体型 : 174ｃｍ/61ｋｇ

[ Coat ]

daska "ATELIER COAT" / herringbone wool

Price / ￥63,720 - (in tax)

Size /1,2 (*Fitting-Size:1)

Color / Grey

Material / Herringbone (Wool、Polyester,Nylon,Acetate)

ボタンを一つ留め忘れておりました。申し訳ございません...。

保温力を考えて制作して頂きましたdaskaからの冬のコートとなる一枚はジャケットの様な感覚と、

しっかりとコートととして着用出来るので、シャツの上から等しっかりと冬のコートとして着用が可能です。

多混紡種の素材による、ヘリンボーン織の生地を用いて、

daskaの定番モデルである、アトリエ・コートの型に落し込んだ本作は、

ロング・ジャケット～コートの中間に位置する様な、セミ・ロング・コート。
クラシカルなモチーフと相反する、街着としての着易さを考慮したデザイン。

重厚感と共に柔和で温かみの有る表情を持つヘリンボーン織のウール地、
他に化繊や再生繊維をブレンドして、生地に強度を持たせていますので、
シーズン中、メインのアウターとして着用の頻度が増えて行く中でも、
しっかりと型崩れ無く、シルエットを保ち続けてくれる生地素材となっています。
また、生地の反の状態と、製品として縫製後と、二度に渡って洗い加工を施していますので、

より一層に、柔軟性や風合いの良さを加味した仕上がりとなっています。

その柔軟性のある生地素材に対しての、木製ボタンや革パッチ等の細かなディティールにも深い拘りを詰めています。
擦れや褪色の加工を施し、墨染まで施して、アンティークやヴィンテージの雰囲気を持たせた木製ボタン。

レザー・パッチには、LOOM提供に由る特別な革素材があしらわれ、細かなアクセントとなっています。

正面からよりも斜めの方向からだと、このアトリエ・コートのシルエットの美しさがより際立って見えます。

無暗にドレッシーさを出すウェストの括れでは無く、あくまで自然に身体のラインに沿う様なカーブの曲線。
そして、上述の木製ボタンや革パッチ以外にも、左右の二重ポケットやベルトやそのループ等の
構築感の強いディティールが、より一層にクラシカルな雰囲気、様相へと昇華させています。

フロントを開いて着用する事も多いかと思いますが、
肉厚の保温性に優れた生地の為に充分に温かいので、

身頃は裏地を配備せず、袖通しを考慮して袖裏の裏地のみ施工しています。

肩肘張らずに気負い無く、ざっくりと羽織る事が出来、日常に深く溶け込む様なアイテム。
冬のシーズンは兎角、ブラック一辺倒の重厚なアウターを選びがちな中で、

このグレーのヘリンボーン織地のコートは、程良くリラックスしたサイジング、

ブラックに馴染ませ易い色調になっており、
気付けば毎日クローゼットから取り出しているアウターになりそうです。

バックシルエットもシェイプさせている部分と、着易さやバランスを考えた全体のシルエットバランスが
安定したサイジングと、ラインの綺麗さはdaska独特の風格です。

[ Knit Wear ]

DANIEL ANDRESEN ×The Viridi-anne Anomaly Pattern Knit Pullover
Price / ￥88,000 - (tax out)
Size / 3 (*One Size)
Color / Charcoal×Ice
Material / Knit (Wool,Cotton)

続いては、今週末にOPENを控えたLOOM KOBEにても取扱い予定のThe Viridi-anneと、
ニット・プロダクションで名を馳せるDANIEL ANDRESENとのコラボレーション・ニット・セーター。

ベルギーはアントワープにて、ヴィンテージの編機で懇切丁寧にじっくり時間を掛けて制作。
ニットソーとは比較にならない程の、非常に風合い豊かで温もりを感じさせる質感、そして感触。
実物を手に取って頂ければ、何故この様なプライスなのか、瞬時にご理解頂けるかと思います。

加えて、各マテリアルやアイテムに特化したブランドとのコラボレーションが得意なT.V.Aですので、
今回もまた、本家オリジナルのものより若干手に取り易い価格に抑え、

尚且つ、自身の色を絶妙に程好く巧く採り入れたデザインに仕上げているのは、非常に感心しました。

メランジの多色使いを用いた、立体的で凹凸感の強い編みの目ですが、
実は、天竺編みの裏面使いとなり、本来表面となる面が着用時に身体に触れる側となり、

それこそ、素肌の上から着用してしまえそうな位に、ふんわりと空気をたっぷり含んだ、
柔軟で優しく滑らかなウールとコットンの混紡ニットを、シンプルにセーターに仕立てています。

ザラっとした無機質なテクスチャー感や、メランジの多色使いで深い陰影感をもたらし、

上半身や腕の屈曲、湾曲によって、より立体的に表情豊かな雰囲気を演出してくれます。

レギュラー・フィットとなる、少し落ち着いた趣の有るサイジングとなり、
その空間を意識したサイズ感が、更にニットの上品さを高めてくれる様なシルエットに。

一見、シンプルなデザインですが、変則的な襟首や裾のカッティング、
そして、右裾にリメイクの様に取付けられたストライプ地のポケット等、
T.V.Aらしさもを細部にしっかりと採り入れた、アシンメトリックで特徴的なデザイン。