台風の接近に伴った天候の荒れなのか、
急激に雨が降って来たり止んだりと、今日の天気は変でしたね..。
梅雨が明けたと云われていますが、まだ蒸し暑く、着る物に困る時期です。
18AWシーズンが立ち上がり、各ブランドから続々と商品の入荷がありますが、
その中でも、今の時期でもスタイリング可能な組合せをご紹介したいと思います。
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[ T-Shirt ]
B Yohji Yamamoto B/PANELD PRINT BIG T-SHIRT
Price / ¥30,240 - (in tax)
Size / 2(Men's Free)
Color / White
Material / Soft Cotton Jersey
[ Pants ]
B Yohji Yamamoto B/REMOVAL FRONT SKIRT PANTS / SOFT CREPE
Price / ¥75,600 - (in tax)
Size / 1
Color / Black
Material / Soft Crepe
[ Shoes ]
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*Comming Soon.
(詳細は店頭にてご確認下さいませ。)
モデル体型 : 174cm / 58kg
トップとボトムは何れも先日入荷したばかりのB YOHJI YAMAMOTOから。
ブランド名の"B"のイニシャルには幾つもの意味が込められていますが、
その中でもBIG SIZE, BIG SILHOUETTEの意味合いが色濃く反映されたカットソー。
そして、BLACK COLORが象徴的な、通称スカパンで通るトラウザー。
順に詳細をご説明させて頂きたいと思います。
[ T-Shirt ]
B Yohji Yamamoto B/PANELD PRINT BIG T-SHIRT
Price / ¥30,240 - (in tax)
Size / 2(Men's Free)
Color / White
Material / Soft Cotton Jersey
生地の反の状態でローラーを用いてプリントを施したパーツと、
そうでないプレーンな状態のパーツを其々に裁断して、
パネルを切り替える様に、繋ぎ合わせて縫製を行っています。
特にこのホワイトカラーのものは視覚的に非常にエッジの効いたデザイン。
そのコントラストの妙が、単にビッグTの範疇に収まらない、YOHJIの独自性を感じます。
極端に肩を落としたドロップショルダーをベースに、
充分な程の生地分量を使って、ビッグシルエットに仕立てていますが、
複数のパーツを用いた裁断と縫製で、細かな切替デザインを施し、
シルエットだけでなく、デザイン的にも立体構築を図ったビッグTの作品です。
特にここ最近はトレンドで、ビッグシルエット、ワイドシルエットの物が溢れ返っていますが、
大抵が2Dの平面的で横から見るとペラペラの薄い、一反木綿の様な物が多い中、
全方位3Dの立体的でボリューム感があり、流石YOHJIと唸らせられます。
両腕を広げると、その圧倒的な生地のボリュームに驚かされます。
腕を下した時には、更に綺麗に縦落ちするドレープ皺が増えます。
プリントされたパネルは、フロントが胸部から腰に掛けて、
バックが腰から裾に掛けてと、バランス良く配置されています。
空気感を内包する様な、適度なリラックス感を持たせたシルエット。
決してルーズ感やだらしなさは伴わず、絶妙なバランスでシルエットが形成されています。
[ Pants ]
B Yohji Yamamoto B/REMOVAL FRONT SKIRT PANTS / SOFT CREPE
Price / ¥75,600 - (in tax)
Size / 1
Color / Black
Material / Soft Crepe
続いて、YOHJIの代名詞的な"スカパン"の中でも比較的シンプルな
着け外し可能なラップ・パーツが前後にあしらわれたワイド・トラウザー。
前後のラップ・パーツが1本のベルト・コードに取り付けられていますので、
そのコード自体をパンツから取り外すと、シンプルなワイドパンツとしても着用可能ですが、
やはり醍醐味としてのスカートパンツとして、着用にチャレンジして頂きたいです。
どうしても、スカートパンツという名称に抵抗がある方も多いと思います。
特に、今巷で未だ10代20代の若い方がメイン・ラインの物を
ユニセックス的な感じで着用しているのをよく見掛けますので、
どうしても線の細い女性的なアイテムという印象が強いかも知れません。
しかし、我々の様にそこそこ良い年齢だからこそ、
洋服のインパクトに負けない、我々ならではのスタイリングが可能な筈です。
それには、他のアイテムとのバランスやイメージの刷り合わせ等、
このBのラインだからこそ、組み合せ易さが秀でている物を選んでみて頂きたいです。
素材自体は、クレープ素材と呼ばれるシルクに似た上品な光沢と感触、
そして何より、流麗なドレープが形成される軽やかさを持っているのが特徴です。
サラッとした滑らかなパウダータッチの感触と、落ち着きを持った艶みのあるBLACK。
フロントのラップパーツを右脚側に寄せて、左脚のワイドパンツ部分を露出させています。
多量の生地を用いているものの、重々しさや重苦しさ等が一切無く、
寧ろ軽快感を感じさせる位なので、今の時期からでも全く問題無く着用出来ます。
しっかりと足首周辺位置で収まる、丁度良いレングスに設定されていますので、
やはりこの時期は短靴やアンクル丈のブーツなんかと一緒に合わせて頂きたいです。
[ Shoes ]
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*Comming Soon.
(詳細は店頭にてご確認下さいませ。)
ラップ・パーツの絞り込みや取付け位置に由って、
様々な印象へと変化させる事が出来るのも、このモデルの魅力的な所です。
歩を進めると、風に棚引き流れ落ちる様に生地が揺れ動くのが非常に美しいです。
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[ T-Shirt ]
B Yohji Yamamoto B/PANELD PRINT BIG T-SHIRT
Price / ¥30,240 - (in tax)
Size / 2(Men's Free)
Color / Black
Material / Soft Cotton Jersey
[ Pants ]
B Yohji Yamamoto B/ACCORDION-PLEATS TAPERD PANT / L.GABARDINE
Price / ¥73,440 - (in tax)
Size / 2 (Free)
Color / Black
Material / Light Wool Gabardine
[ Shoes ]
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*Comming Soon.
(詳細は店頭にてご確認下さいませ。)
モデル体型 : 174cm / 58kg
[ T-Shirt ]
B Yohji Yamamoto B/PANELD PRINT BIG T-SHIRT
Price / ¥30,240 - (in tax)
Size / 2(Men's Free)
Color / Black
Material / Soft Cotton Jersey
最初にご紹介したビッグTのカラーバリエーションとして、
ローラー・プリントも同色でデザインされたBLACKカラーのタイプ。
落ち着いた鈍く光るプリント・パーツが妖しい陰影感を表現しています。
こうしてサイドからの角度が一番、立体的でボリューミーなシルエットか否か、
判別するのに適しているのですが、ただ膨らませれば良い話では無く、
しっかりと立体的な人体のラインに沿った形状をしているかどうかが問われます。
やり過ぎではない丁度良いドロップショルダーの落ち感と、
同じく丁度良い丈感に収められた袖丈、袖口の形状。
これ以上、これ以下でもない絶妙なピッチの設定に感心させられました。
腕を下した状態から水平に挙げた状態への変化で、
このカットソーの独特なシルエットが分かり易いかと思います。
プリントを施したパーツとそうでないパーツの切替は、
一見派手さこそ無いものの、単色とは全く異なる、深い陰影感を演出してくれます。
シリコン系の柔軟剤を用いる事で、元々滑らかで肌触りの良い上質なコットン地を
更に耐久性を持たせ、扱い易くさせているのも特徴です。
この時期だけで無く、通年着用をして頂ける生地感になっています。
[ Pants ]
B Yohji Yamamoto B/ACCORDION-PLEATS TAPERD PANT / L.GABARDINE
Price / ¥73,440 - (in tax)
Size / 2 (Free)
Color / Black
Material / Light Wool Gabardine
そして、最後にパンツのご紹介ですが、
こちらは以前にもご紹介させて頂いた、サイドにアコーディオン状のプリーツと、
裾口にドローストリングスを施した、テーパードパンツ。
上述のスカパンはやはり抵抗感が残る。という方でも、
比較的チャレンジし易い、デザイン・ボトムスでは無いでしょうか。
裾幅が広いワイドパンツだと、どうしても女性的に映ってしまったり、
靴との兼ね合い、足元のバランス的な問題を懸念させる事が多いですが、
それらを確実にクリアし、スッキリとした足元を演出してくれます。
尚且つ、YOHJIらしいライト・ギャバの生地感や穿き心地の良さが実感出来、
そして定番素材の綾織である事、その汎用性の高さから、
この先の秋冬のシーズンになっても、様々なトップスやアウターと組合せて頂けます。
プリーツ状のデザインが、ドレープ皺とはまた異なる魅力を持ち、
YOHJIの構築性の高い、技巧的なデザインを感じさせてくれます。
リラックス感が得られるスタイリングとして、ご紹介をさせて頂きました。
是非、ご参考にご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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