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Aleksandr Manamis 2019ss new arrival.

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今週末からALEKSANDR MANAMISのSS19新作を販売開始致します。

デザイナー自身がアトリエでミシンを用いて、一着ずつ作り上げていくハンドメイド。

大量生産であろうが、オートクチュールであろうが、

布を切って縫うことには変わりはないのですが、

ヒトの手の感覚でこうも雰囲気が変わるモノなのか、

と強く納得させられるような服ではないでしょうか。

 

 

マナミスの服はデザインやシルエットなど一部分だけが前に出ることはありません。

言い方を変えればもの凄くシンプル。それゆえに素材の表情や各ディティールの"動き"が際立ちます。

袖を通して感じる自分の感想は "無造作に袖を通して格好良く着れる服" でした。

 

 

 

SS19では気候的な問題も踏まえ、より自然に身に纏えるモノを取り揃えました。

若干数、公開前に完売したモノもありフルラインでお見せ出来ないのが

残念ではありますが、今季は特にシャツルックの力強さにご注視頂ければと思います。

sosnovskaをはじめとするハンドクラフト/アトリエメイドの作品を好む方には

最もミックスがしやすいモノでもあるかと思います。

 

本日は各作品を通しでご紹介しますのでじっくりとご覧くださいませ。

 

 

ブラックスタイルが全盛期の頃からマナミスでは柔らかく自然な色合いを

織り交ぜたコレクションを展開していました。

シャツにトラウザーの組み合わせは基本的であるがために

少しかっちりと堅い雰囲気も出がちですが、

染色による色みの加味や、洗いざらした生地の皺のある風合いなど

良い具合にリラックスした空気感を表現しています。

 

 

ワイドパンツの流れは少し落ち着きつつも、

春夏にマストアイテムとなることは確実です。

色々な種類がありますが、少数精鋭で別格のモノを

取り揃えておくと抜けた感じの服装にも

色気のような魅力が加わります。

 

 

"脱力感"というワードは服を着る上でとても重要です。

ゆるやかで肩の力の抜けた雰囲気が思い浮かびますが、

それが単にだらしない服となってしまうかどうかは

アイテム選びで左右されるかもしれません。

 

マナミスの作品が優れている点はシェイプされた服の造形を

崩すことなくゆるやかな感覚を取り入れる点にあります。

ただ細いだけの服、ゆるいだけの服との差が出る部分であり、

このブランド特有のドレーピングの巧さを感じて頂けるモノであると思っています。

 

 

まず紹介したいのがシャツ。

日本の春夏時期では着にくいジャケットに代わり、

この季節からの主要となるモノになります。

 

やはりどれだけ作り込まれてもTシャツはTシャツ、

価格帯的にも複数枚を気軽に所持出来る方が良いと思うのですが、

シャツに関してはそういったデイリーなモノに対して

自分の中での"特別"な気持ちで袖を通せるようなものが

あると春夏の服装がより良くなるのではと考えています。

 

 

[ Shirt ]

Aleksandr Manamis DARK SAND STRIPE LONG SHIRT 

Price / ¥91,800 - (in tax)

Size / 2 (*Fitting-Size:2)

Color / Dark Sand

Material / Woven (Linen)

 

 

ヨーロッパのビンテージを思わせる褪せたリネンの雰囲気の良さに

ユニセックスで着れるデザイン性を加えた作品です。

規則を乱したランダムなストライプは生真面目とは正反対で

サイズ感とは違う部分で抜けた雰囲気を醸し出します。

 

 

 

腿にかかるくらいの少し長めの着丈。

裾のカッティングやシェイピングを強く出したシルエットは

モードなファッション性にもリンクする為、

黒でなくとも取り入れやすく感じていただけるのではないでしょうか。

 

 

174cm / 56kg 着用サイズ 

 

 

 

裾や袖口の端を裁ち切りで仕上げて

ラフな雰囲気に仕上げていますが、

ただ粗いのではなく、端にはステッチを入れて

縫製の繊細なタッチを織り交ぜています。

 

 

生地にしろ、縫製にしろ時間をかけて人の手でつくられたものは

それ独特のふんわりと軽く心地良い質感を持っています。

これは生産工程の際に糸や生地の中に含まれる空気の量が関係するのですが、

"空気を含んだよう"というのは比喩ではなく、実際に肌で感じる感覚として

味わって頂けるモノになります。

 

 

軽やかで優しく身体に沿うシャツはシェイプが細くとも

独特のリラックス感があり、このバランスがマナミスならではの"アジ"として

作品のオリジナリティへと繋がっていくのではないでしょうか。

 

--

 

 

一つのファッションジャンルのような位置づけで確立されつつあるアトリエ系のファッション、

それぞれ作り手がいて自分自身で製作を行うハンドメイドですので

どれもがしっかりとした技術力を基にしたモノづくりを行っています。

 

ただこういったスタイルが増えていくなかで

クラシックを基にした服のデザインは必然的に似通ってきます。

同じようなボタン配列のジャケット、シャツに

同じような太めのパンツをロールアップして短靴。

 

同じようなモノをたくさん並べて毎日着るよりは

自分たちは日によって違う格好で振り幅のあるファッションを

楽しみたいと思い、アトリエ系のスタイルの枠は少数精鋭で構成をしています。

マナミスの時に攻めの姿勢を強く感じるデザインなんかは

そういったスタイルの中でも異彩を放ち、そこに魅力を感じます。

 

 

フェンシングジャケットのような斜めの切り込みがインパクトのあるフロント。

 

 

アシンメトリックなデザインは独特のドレープを作ります。

 

 

[ Shirt ]

Aleksandr Manamis ASYMMETRY BIAS COLLAR SHIRT

Price / ¥92,880 - (in tax)

Size / 2 (*Fitting-Size:2)

Color / Light Grey

Material / Woven (Nylon,Viscose)

 

 

変則的なデザインのシャツは360°角度が変わることで

見え方も変わっていきます。

全方位に対してデザインを主張させつつも

すっきりと纏まった完成度の高い作品です。

 

 

バックスタイルには特に付け加えられた装飾はなく、

裁断した生地パーツをそのまま縫い上げたラフな仕上げにも関わらず、

ジャケットライクな存在感があり、シンプルな線がつくるシルエットの良さに惹かれます。

 

 

168cm / 50kg 着用サイズ 2

 

マナミスの作品は男性でも女性でも着用出来ます。

性別差に関わらず身体に綺麗に沿う部分と逆に

沿わせずにゆったりとさせて線をつくる部分があり、

着る人の個をまず引き立て、服の個性がそれに追従する形で

スタイリングに反映されてくるイメージでしょうか。

 

 

素材は中世のヨーロッパなどにありそうなモノを

現代的に再現してみせたモノで綿や麻とは異なる表情となります。

 

 

マナミスの本領を発揮するタイトシェイプ、

細身のトラウザーで纏める無駄のないスタイルを考えました。

 

 

白ではなく、濁りのないライトグレーの色合いが

何とも言えない優し気な雰囲気を作り出します。

 

--

 

 

タイとシェイプのトップスに対してボリュームのあるワイドを合わせた

メリハリのあるスタイリング。

ワイドシルエット、オーバーサイズまみれになっている

今の街中の現状を見てLOOMが今やりたいワイドパンツの組み合わせです。

 

 

シャツを主体に買い付けを行った今季コレクションにて

シャツルックに対して間違いのない一本として選びました。

 

 

[ Pants ]

Aleksandr Manamis WASHED HENNA LOOSE PANT

Price / ¥102,600 - (in tax)

Size / 2 (*Fitting-Size:2)

Color / Black

Material / Woven (Linen)

 

 

こちらも糸や生地の中に空気がしっかりと含まれているのを感じる

優しい肌触りのリネン素材を使用しています。

一般的な量販で見かけるシャリシャリとした質感ではなく、

絶妙な弾力のある生地感で夏に気持ち良く穿ける風通しの良さがある一方、

パンツのシルエットを崩しすぎない張り感があります。

 

 

100% 麻

 

この表記は今の時期、良く見かけますが、

それぞれに良さがあります。

特にマナミスで使用しているリネン素材は前述したような

空気感があり、特有の柔らかく繊細な雰囲気を表現しています。

 

 

ワイドシルエットですが、細身のトップスにはめ込みやすように

ウエストで絞るような感覚で製作しています。

体格的にはSからL程度までフリーサイズでカバー出来るような感覚の作品です。

 

 

ウエスト位置を上げて合わせやすいデザイン性ではあるものの、

ポケット位置などのディティールを落としてハイウエストで合わせても

違和感のないバランスに仕上げています。

 

 

裾は少しテーパード気味のカフスディティールになっています。

足首を引き締め、靴のフォルムが鮮明に見えるバランス感です。

 

 

EVARIST VERTRANとのパートナーシップによって

生まれる極めて高品質なレザーシューズ。

現状、このカーフレザーのモノを取り扱っているのはLOOMだけかもしれません。

 

 

[ Shoes ]

Aleksandr Manamis x EVARIST BERTRAN Derby Shoes

Price / ¥159,840 - (in tax)

Size / 43,44 (*サイズピッチは通常より少し小さめです。)

Color / Black

Material / Spanish Calf (Cow Leather)

 

 

スペインのアトリエで手づくりでつくられる靴。

グレーを下地に生革の色合いを透かしたような浅い陰影の革や

それにマッチングするナチュラルトーンのソールやシューレース、

マナミス特有のビンテージやアンティークの風合いを

Exclusiveで表現して製作されたモデルになります。

 

 

--

 

 

[ Pants ]

Aleksandr Manamis LINEN WOOL LEAN PANT

Price / ¥105,840 - (in tax)

Size / 1,2 (*Fitting-Size:1)

Color / Black

Material / Woven (Line,Wool,Cotton)

 

.

 

Aleksandr Manamisのスタイリングを組む上でのスタンダードとなる細身のパンツ。

リネンをベースにウール、コットンを少し混ぜた風合いの良い素材は

デニム地のように通年で使用出来る馴染みやすさがあります。

 

 

トップス同様に無駄のない洗練された造形を感じるパンツ。

股上や腿幅などのゆとりも必要最低限とし、

特にミニマルな雰囲気づくりに重きが置かれています。

 

 

普段、パンツを腰位置で合わせることが多いと思いますが、

トラウザースタイルは一度、ウエストで合わせて見る事をお勧めします。

普通に穿いても良いですが、今までとは違った格好良さを感じて頂けると思います。

自分自身、ジャージやジーンズなどは腰で合わせますが、

ワイド系のトラウザー類は最近、ウエストで合わせるようになりました。

些細な変化ですが、ブラックのストリート/モードばっかりに飽きていた時期に

自分にとっても良い変化をもたらせたと思っています。

 

 

STOCK LIST

▷ Aleksandr Manamis ( http://loom-osaka.com/shopbrand/aleksandrmanamis/ )

 

是非、ご検討下さいませ。

それでは本日はこの辺りで失礼致します。

 

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